2013/07/24

自作真空管アンプ(KT66シングル)の真空管を茶ベースに統一

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たまには趣味の話題でも。先月、自作した真空管アンプの初段2本(6SL7GT)を変更した(写真の左側)。tung-solブランドとはいえ、現行のロシア製。

音質の改善もさることながら、載せている真空管のベースを茶色で統一したかったこともあるが、何の改造もせずに真空管を差し替えるだけで音の変化を楽しめるのはおもしろい。以前の黒ベースのもの(sovtec)は低域が太かったが、今回の茶ベースのもの(tung-sol)は、ボリュームを小さくしても、音像がボケず、透明感がある。

まだ使い始めたばかりなので、これからどう音が変化するかも楽しみ。

この真空管アンプでパンクからジャズ、クラシック、エレクトロニカまで、一ヶ月で一年分ぐらいの音楽を聴いている感覚になってるけど……

今まで、あまり聴いていなかった昔のジャズギタリストの音源が、実にゴキゲンに聴こえる。たぶん、クリーントーンといっても、当時のジャズギタリストは真空管アンプを使っているゆえ、どこかソフトな歪みが加わっているからだろう。

作ったアンプは小出力なので、音量を上げると、どうしてもサチってしまうが(今回の真空管変更で改善)、なんだかライブハウスのPAから出てきたような臨場感がある。けっして、Hi-Fiだけを追求するのが音楽(オーディオ)の楽しみではないということを、改めて真空管アンプで知らされました。

2013/06/26

真空管アンプの製作道中記:その5/使用したハンダ(オヤイデSS-47)とハンダごて(goot 即熱はんだこて TQ-77)の使用感

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音楽鑑賞用の真空管アンプ(KT66シングル)を製作するにあたり、
今まで使ったことのなかったハンダとハンダごてを使ってみました。

★ハンダ(オヤイデ電機 SS-47)

久しぶりの電子工作ということで、
かつてなら鉛が40%ほど入ったハンダを当たり前のように使っていたものの、
このところ環境問題を配慮した鉛フリー(0%)のハンダがホームセンターでも主流になりつつあります。

鉛が体内に残留すると健康被害をもたらすことは以前から知っていましたが、
思い起こせば、
幼少時から釣りへ行ってはネガカリで数多くの鉛を使ったオモリを環境(水中)に残留させた経験が。そんな釣り用のオモリも鉛フリーのものがあったりするので、
ここは将来のメンテナンスを考慮して、鉛フリーを物色しました。

まずは何げなくホームセンターで買える鉛フリーハンダを買って試してみたものの、
ハンダの溶け出す融点が、自分の想像よりも高い。
そして、手早くハンダ付けを終わらせないと、
どうしても固まったハンダが白くなってしまいます。

いっぽう鉛40%のハンダ(ケスター44)だと、
手と頭が知っている「濡れ」で、いとも簡単にイメージするハンダ付けができてしまいます。

でも、鉛フリーハンダを使って完成させたいと思いは募ります。
そこでインターネットで調べてみたところ、
ケーブルといえば即思い浮かぶ「オヤイデ電機」オリジナルの無鉛ハンダがあることを知り、
Amazon経由で購入してみました。

高純度の錫(スズ)のほか、銀が4.7%、銅が1.7%。
ハンダそのものの広がり率は83%とのこと。
試しに使ってみると、鉛入りのハンダよりも融点は高いものの、
想像よりもキレイに濡れて広がるし、
何よりピカッと固まったハンダが光ります。
というわけで、完成までSS-47だけを使いました。
終始使いやすさが印象的だったSS-47ですが、

鉛入りハンダのほうが楽な部分があるとすれば、
一度ハンダ付けした部品や配線を外すときぐらいでしょうか。
融点が低いので手早く外せる感覚があるのは確かです。

ハンダによる音の違いについては、
オーディオの場合、
トランスや真空管のほうが音の要素として重要かと思いますので、
いつか手持ちのエレキギターを改造したときにでも比較してみたいと思っています。

★ハンダごて(goot TQ-77)

ごくごくオーソドックスな40Wのはんだごては持っていたのですが、
たまたま手にした本のなかで、
真空管アンプ製作のベテランライターさんが「ピストル型でトリガーを押せば電力がアップして使いやすい」
と書いておられたのを発見。
これにかんしては、現物を確認して購入しました。

ちなみに、ピストル型のハンダごては初めて。
最初は違和感があったものの、このトリガーのおかげで、
「ちょっと熱が足りない」と思ったシーンでは、
あっと言う間に欲しい熱が得られ、とても便利です。

また、真空管アンプの場合、トランスの端子などへの配線でハンダを多めに流し込む必要性があり、
多くの先達が2種類のハンダごてを用意するとよいといった記述をされてます。
その点、この即熱はんだごてなら、
2段階切り替え式なので一台で十分という点が使っていても大いに助かりました。

さて肝心の「ピストル型」そのものへの感想です。
これ、プリント基板がメインだったり、
抵抗やコンデンサーをターミナルボードにまとめた場合のハンダ付けなら、
疲れにくくて最高だと思いますが……

ラグ板を使った手配線で、しかも入り組んだ部分にもハンダ付けする場合には、
同じ2段階切り替え式でも、
ストレート型のほうがコテ先を奥のほうまで突っ込みやすいのではないかと思いました。

とまれ、ピストル型でも問題なく作業が終わり、無事に音だしできています。

いずれにしましても、細かな温度管理や調節ができる高価なハンダごてまでは必要としない人にとっては、
とても便利な2段階切り替え式ハンダごてであることは確かです。

以上はあくまで主観による使用感ということで、参考になれば幸いです。

2013/06/18

KT66シングルアンプ(3結)が完成/真空管アンプの製作道中記:その4

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:: 今宵のBGM :: Waltz for Debby / Bill Evans

あらためて製作記的なことは綴っていくことにしまして……

塗装、穴あけ加工、配線、ハンダ付け……
すべて完全自作でのぞんだ音楽鑑賞用の真空管アンプづくり。

先週末に完成し、無事に音出しすることができました。

真空管のほのかな灯りを見ながら、夜にエージングを兼ねて聴き流しています。

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消費電力の観点から、
日本では白熱灯が昨年末に生産終了となってしまいましたけど、
一つ二つと世の中から味わい深いものが去っていくなあと思った次第。

とまれ、ふと我にかえると……こういった真空管アンプづくりは、
宮澤賢治みたく羅須地人協会的な活動でもしない限り、
ややもすると単なる趣味で「内向き」。

ここから先は、もっと「外向き」にいろんなことを多くの人と共有できるフィールドへと
気持ちをシフトチェンジしよう。

そう思った今宵です。


2013/06/13

真空管アンプの製作道中記:その3……アースライン、電源まわりの配線が終了。

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もし無事に音が出た暁には、これまでの製作過程等をまとめて紹介しようと思っていますが……

空いた時間を使って少しずつ真空管アンプの製作を進めています。

真空管アンプは初めての製作なので配線のレイアウト等も考えながらではあるものの、
アースライン、電源まわりの配線まで完了。

テスターについている導通テストの機能を使ってチェックしたら、
今のところは「ピー」と導通しているサイン音が出ているので、
これから先も慌てずに完成へと向かっていきます。


2013/06/03

真空管アンプの製作道中記:その2

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完全自作で真空管アンプを作ろうと思い立ち……そこそこ時間が経ってしまったものの……あとはハンダ付けして内部配線する前までこぎつけました。

もともと塗装済シャーシーだったのですが、カラーリングは天板のシャンパンゴールドにフレームの黒とコントラストが強く、どうも私には「ベタ」過ぎました。なので、フレームのみ自分でブロンズメタリックに塗装し、日頃は好みのマット仕上げではなく、コンパウンドでツヤを出てみました。

そんなことはさておき、外観よりも、丁寧に配線して、動作チェック時には感電!しないよう気をつけてフィニッシュにこぎつけます!


2013/05/03

真空管アンプの製作に挑戦:その1

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このところ仕事以外の時間を……一度は作ってみたかった真空管アンプ(オーディオ)のパーツ集めと、パーツレイアウト等の思案に使ってしまっている!最初の写真は、そのレイアウト検討中の一枚です。

未知のことにトライするのは、今まで使えてなかった好奇心を喚起するというか、いろんなことに気づかされる。

とにかく、パーツだけでも、日本、アメリカ、中国、ロシア、台湾……とけっこうな多国籍の集合体。すべて日本製のパーツでできなくもないが、それだと作れるものが、かなり限定されてしまう。特に真空管そのもの。

とまれ、こういうインドア的というか、世間的には「道楽の趣味」的なものにトライするって、考え方によっては、人と交わる時間が減ってるなあと、これは大いに自戒。でも、ここ最近、ヘッドフォンから音響機器にハマる女性も増えていて、なかには真空管のアンプまで買う人もいうという記事も読んだことがある。

その意味では、だんだん趣味にかんするジェンダーの垣根もボーダレス化に向かいつつあるというか、もしかすると、音やイメージに対する感覚から、女性のほうが真空管的なものに親和性があるのかもしれません。

いずれにしても、少しずつシャーシーの加工からはじめて、なんとか音が出るよう、これから少しずつ有言実行的に、途中経過を紹介していきます。ちなみに……

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製作にトライしようとする真空管のパワーアンプは…

http://www.furo-visu.com/s_new-single/

↑こちら、フロービスさんの製作例を参考に作ろうかと思っています。

ちなみに、私自身は大学も文系出身で、高校でも2年生までは国立理系進学を念頭に組まれたカリキュラムだったため、文系を選択すると、悲しいかな物理は肝心の電気回路のところだけは全く勉強できない有様でした。なので、回路等、これから勉強しなければといったところです。

余談がすぎました。で、作ろうと思ってますのは、上記サイトにあります「6L6トライオード接続シングルアンプ」の回路で、KT66という出力管を使うというものです。

以前、イギリスや東京でも見たり聴いた古いイギリスのアンプ(クオード)にKT66が使われていて、ただ、それはシングルアンプではないので音の世界は違います。それは考慮に入れつつも、真空管の形状もいい感じだし、いろんな先達から「派手さはないけど良い音のする真空管」との話をいただいたりしたので、ジャズ好きな人からは薦められる6L6も差し替えることもあって、製作を決めました。

こんな感じなので、真空管アンプの回路的なことは門外漢です。これをお読みいただいた方は、あくまで「門前の小僧」的な感覚で、これから先、時々、掲載するであろう途中経過をご覧くだされば幸いです。

2012/12/06

伊東屋オリジナルのボールペン:使い勝手とデザインの両立。

67773_4317301564002_1953272206_n銀座にある伊東屋オリジナルのボールペンを買いました。

真鍮(しんちゅう)のボディに白く焼き付け塗装してあり,プラスチックとは大違いでグリップ感もシットリと好感触! 

ペン先の滑りもよくて,やっぱり日本の文具は凄いって思います。デザインも欧米のデザインものと遜色ないのに735円で迷わずこちらを選びました!

私はインテリア雑貨屋で買いましたが,首都圏の伊東屋か,大阪だと阪急三番街にもあるようです。

http://www.ito-ya.co.jp/store/store13.html

2007/09/17

金のうんこ(golden shit)を発見!

Dscf0354☆京都の新京極といえば・・・
 修学旅行生だけでなく「お上(のぼ)りさん」だらけですが,
 こと変態グッズにかんしては,
 日本でこれほど充実した地域はありません。
 「安室ナミ平」といったキャラのバカT(シャツ)はもちろんのこと・・・

 とうとう,ここまで来たか?!

 「金のうんこ」!!!!!!!!!!!!!!!(●写真1)

 早速,店に入ると・・・ありました!(●写真2)

 「金(きん・かね)」に「運(うん)」かけて
 「金のうんこ(SHIT)」ですか?!

 それにしても「特大」って,そこまでウンコの大きさを強調しなくても。^^;

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2007/07/31

招き猫のは左利き?右利き?・・・

招き猫の利き足(手)について,拙サイト「クラブレフティ」にて紹介しています。

http://homepage3.nifty.com/club-lefty/

↑是非,ジャンプしてご一読ください。


2006/11/25

日本の大衆美:旧車バイク。

269013505_149少し以前の話ですが・・・仕事の打ち合わせの後,最終電車で駅を降りると,世間でいうところの「暴走族」の面々が駅の入口で屯(たむろ)ってました。

家路に向かう人たちは,皆,避けるようにそそくさと歩いていましたが・・・いやはや,彼らが乗っている旧車(いわゆる古いタイプのバイクですね)の改造バイクは,久々に見ると,それはそれで「日本の大衆美」ですね。ハーレーに負けないぐらい魅力があります。

特に繊細なフォルムの集合管(マフラー)がいいですね。

とまれ,夜間の爆音は睡眠を妨害することがあるのは困りものですが。

さてさて・・・黙って撮るのは失礼も甚だしいので,所有者のヤンキー君たちに訊ねてみると・・・最初は・・・

269013505_148「何だコラっ!」

と言ったような顔つきでしたが・・・

「あなたたちのバイクの写真をイギリスの友人に送りたい」

と言うと,快く承諾。というのも,そのイギリス人の友人,はじめて日本に来た時,暴走族の改造バイクとサウンドにえらく感動していたので,久々にメールを送る良い口実ができました。

写真をクリックすると拡大して見られます。いやはや,とても「日本臭い」フォルムです。

より以前の記事一覧