2008/08/17

関西人気大衆演劇役者の演歌:東京暮色

P1010161_2(●写真)ミニ写真集付き。


私は,めったにカラオケをしない。
でも,ここ最近,大衆演劇に通うようになって以来・・・
今まで「ダサい」と思っていたことが,じつは楽しくて「癒し系」ということがわかってきた。笑。

というわけで,どうせなら「大衆演劇」系の歌ばかりマスターしようと,
7月に買ったのが(●写真)の「天狼五人衆(シリウスファイブ)」の「東京暮色/白浪五人男」。

しかも,新世界・朝日劇場の近くにある演歌ばかりのCDショップで購入。
1曲目は「東京暮色」じゃなくて「大阪暮色」でいいのに。

メンバーは・・・「天狼五人衆(シリウスファイブ)」ということで、

・近江飛龍
・大川良太郎
・都若丸
・小泉たつみ
・桜春之丞

と関西の大衆演劇界の人気五人衆ですが・・・あれっ・・・


http://www.tenrougumi.com/index.html

↑シリウスファイブ(天狼五人衆)は
 平成20年7月20日をもちまして
 新たに「チームシリウス(天狼組)」として活動していくこととなりました。

って。

いつの間にか3人に減ってました。苦笑。

というわけで,

・都若丸
・桜春之丞

がいない!


ちなみに,3月に近江飛龍の劇団を見たとき・・・

「私服姿の写真,ボク一人だけスッピンで,後の連中は,メイク入っとんのよ」

って暴露してました。笑。


ひとまず「東京暮色」は,近江飛龍のパートはKeyが合うので,なんとか歌えそうです。(^^)/


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2007/11/12

超傑作:PAT METHENY & BRAD MEHLDAU / QUARTET

621456304_180 これは文句なく傑作です。
 クールに爽やかに・・・一見するとゆったり聴けるタッチなのですが・・・
 これが・・・かなりの次元で狂気じみた展開あり。
 とても心地よい緊張感なので・・・
 どんどんハマりこんでしまいます。

 ジャズにもプレグレにもラウンジ(チルアウト)系にも聴こえる
 「今」を感じることができる一枚です。

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2007/09/19

ELLE GARDEN / ELEVEN FIRE CRACKERS:日本式カッコいいロック?!

566773865_129☆今週のCD:ELLE GARDENの「ELEVEN FIRE CRACKERS」
 最近は,あまり日本のロックを聴きませんが・・・
 実弟が「良い」と言っていたので・・・
 アルバムを購入。
 歌詞の大部分が英語だったりして,
 しかも「R」が巻き舌を強調しすぎて「?マーク」が点灯したりしますが・・・
 バックのサウンドは,いわゆる日本の「美味しいどころ」か?!
 このアルバムを聴くポイントは?と聴かれたら,
 21世紀の10〜20代がカッコいいと思えるロックサウンドを体験できること。
 これに尽きるかもしれません。
 歌詞に関しては・・・日本語なら日本語,英語なら英語と,
 どちらかに集中してほしいというところか。
 もともとは英語主体のバンドですが・・・
 それでも別にいいのでは。
 どうせ,ライブ会場では,
 大半のオーディエンスが暴れるのですから。笑。


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2007/09/08

coolでaggressiveなminimal sound/Ryoji Ikeda:dataplex

Dscf0342☆(●写真)Ryoji Ikeda:dataplex

 Ryoji Ikeda(池田亮司)という実験的な音響系アーティスト。
 じつは,何年か前に,イギリス人の友人から教えてもらいました。^^;

 話は少しそれますが・・・
 坂本龍一氏の本を読んでいて・・・
 音楽を聴くとき・・・歌詞より音のほうに耳が強く働く・・・
 みたいなことを書いておられましたが・・・
 僭越ながら私自身も本当に同じで・・・
 意味が多すぎると・・・むしろ疲れることすらあります。

 もっと,自分の中にある想像力をかき立ててくれる刺激が欲しい!

 もし,あなたがそう思うなら・・・
 この作品には,間違いなく共感できるはずです。

 すべて電子音が重なり合って構成されたminimalな・・・
 electronicaといっていいのか,noise(音響系)といっていいのか・・・
 パルス波やサイン波やドローン,グリッチが・・・
 心に心地よく響いてきます。

 しかしながら・・・
 サウンドそのものが持つ歯切れの良さは・・・
 クールで綺麗ながらも,かなりアグレッシヴなので・・・
 ある意味,パンクやヘヴィメタルよりも,危うさに満ちています。

 ちなみに・・・
 「最後のトラックにCDの光学レンズを識別する信号が入っていて、
 プレーヤーによっては再生出来なかったり、先頭に戻るおそれがありますが障害を与えるものではありません」
 らしい。気づいてなかった。^^;

 http://www.boomkat.com/item.cfm?id=19845

 ↑ここで視聴できます。


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2007/09/05

eating / takagi masakatsu(高木正勝)

Eating☆『eating / takagi masakatsu』

 なぜか足を運ぶ場所でよく耳にする高木正勝のサウンド。
 でも、一度も作品を購入したことがなかったのですが,
 中古盤でたまたま見かけほぼジャケット買い。

 2002年の作品ですが,"recorded since 1997 to 2002"とあり,
 高木氏が10代で,すでにセンスに溢れたクリエイティヴィティを開花させてたことを実感。
 生音とエレクトロニックなサウンドが見事に紡いであるという印象。
 アルバムジャケットにも刺繍で描かれた鳥たちが見えます。

 音のほうは実際に聴いていただくとして,
 ミニマルエレクトロニカと言えるジャンル分けをする人がいるようですが,
 映像とのコラボレーションもいろいろ展開されていて,
 以前にも大阪のギャラリーでビデオインスタレーションの作品を見た記憶があります。

 http://www.takagimasakatsu.com/

 ↑音も映像も楽しめます。


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2007/08/22

ビジュアル系の前夜。

☆ http://www.clubwalpurgis.com/main.cgi/history/index.html
  ↑日本のビジュアル系のはじまりは,
  この「Madame Edwarda(マダム・エドワルダ)」のZin氏かもしれない。
  1985年の写真だから,もう20年以上も前のことです。

☆ http://digitalvampire.net/menu/frame.html?http://digitalvampire.net/music/phaidia.html
  ↑パイディア(Phaidia)・・・こちらの音や歌詞のほうが,
  今のビジュアル系の世界に近かったかもしれない。

先日,夏着物の集まりで,突如,話題になった「ビジュアル系」。

さすがに,最近のバンドは,あまり知らないので,深く話の中に入れませんでした。が・・・

「pre-ビジュアル系」なら,いっぱい話せる!といいたいところ。

しかし,そこで話しても,言葉だけではイメージもわかないのが「ビジュアル系」ということで(笑)・・・

当時の写真が掲載されているURLを参考に,私もノスタルジー(nostalgia)にひたる。^^;


最初に・・・「pre-ビジュアル系」ともいうべき,1980年代のダークな音とメイクをしたバンドは,

「ポジパン」

と言った。これは,イギリスでささやかなムーヴメントとなった「positive punk」の日本語的略称です。

でも,日本の「ポジパン」は,イギリスの「positive punk」とは違って・・・

詞(lyrics)は,当時,日本で流行だったフランスの耽美系文学の影響を受けていたので,

イギリスのように「punk」といえば「政治的/社会的」だったのとは違い,

とても「文学的」(?!)でありました。

そこで,You Tubeで当時の動画があるかと思ったのですが・・・すぐに見つかりませんでした。

また今度ということで。(続くかも?!)


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2007/08/08

布袋寅泰と町田康:価値観の違い?!:パンクの終焉

ロックギタリストの布袋寅泰が
作家(兼パンク歌手)である町田康を

口論の末,殴り,二週間のケガを負わせたとして,
傷害容疑で千葉地検木更津支部に書類送検されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000311-yom-soci
↑ニュースの詳細

2人が参加していたバンドの活動方針について相談していたときの出来事だったようです。

じつは,両者とも,もともとはミュージシャンであることは共通しています。
また・・・
同年齢であり,Punk/New Wave(Post Punk)世代という共通項もありますが・・・

以下のYou Tubeを見れば,元来の「価値観の違い」は否めないでしょう。

http://jp.youtube.com/watch?v=n8d1__wPu00

↑町田町蔵(康)&Taco:天国注射の昼
 坊主頭で絶叫するのが町田町蔵名義の町田康

http://jp.youtube.com/watch?v=TOyaHhje_dQ

↑BOOWY時代の布袋寅泰。画像から一番近い所で弾いているのが布袋。
 客の腕を振る姿が悩ましい。笑。

両者とも,はじまりからして,訣別が目に見えてるようなものではないでしょうか?!

それにしても・・・ロックのミュージシャンどうしがケンカして,
警察沙汰になるなんて・・・

反権力の象徴みたいに言われていたロック・・・
特にPunkなんていう音楽も・・・
権力の庇護のもと,演奏される音楽の一分野と成り下がったようです。

昔,よく「Punks Not Dead」なんてペイントされた革ジャンを着た人がいましたが・・・
日本においては,もはやPunkも終焉を迎えたようです。

http://jp.youtube.com/watch?v=X2dMRt5bh24&mode=related&search=

↑「イメージダウン,イメージダウン,イメージ,ダウン,ダウン,ダウン」
 って,今の布袋寅泰の心境だろうなあ。BOOWY時代のライブ映像より。

 それにしても・・・
「英語,数学まるでダメだけど・・・あっちのほうは,インテリジェンスかい?」
 って,恥ずかしい歌詞だなあ。苦笑。

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2007/08/06

iPod shuffle使用体験記

Dscf0241☆先日,めでたく当選したiPod shuffle。
 PCをはじめて以来,Macしか買ったことがないので,
 いつものごとく,Appleの新製品を使う時には,
 まったくマニュアル書を見ないで設定。
 さすがにMacBook ProもiPod shuffleもApple製品なので,
 iPod shuffleをDock(携帯電話の充電台みたいなもの)に差し込み(●写真左)
 USBポートと繋ぐだけで・・・ほぼ全自動状態で設定可能です。
 楽曲をiPod shuffleにシンク(ためる)するには,iTunes内に楽曲がストックしてあれば,
 あっという間に完了というわけです。

 とにかく,
 操作関係のスイッチは・・・シンプルそのもので・・・
 電源スイッチ/再生・一時停止/音量/早送り・後戻し・・・
 そのぐらい。

 日本のポータブルオーディオにありがちな
 低音を増幅させる機能(「bass boost」「mega bass」)は,もちろんなし。
 モニター表示もないし,
 入っている楽曲を,ある意味,手探りで探していったり・・・
 取りあえず聞き流すといった感じでしょうか。

 ただし,あるアーティストの作品を
 たとえば一枚のアルバムをとおしてじっくり作品を聴きたいといった使い方は・・・
 あまりiPod shuffleには向いてないと思われます。

 むしろ流行の音楽を消費する感覚で聴いたり・・・
 自分の世界に入り込みたいときの外部遮断的な装置として使うのがいいですね。
 あとは,楽曲を持ち運ぶための小さな箱として。
 
 重さが15.5gなので,音楽を携帯している感じがしないです。
 その意味で・・・

 どうして,Appleのスティーブ・ジョブス氏が・・・かつて

 「ライバルはSONY」

 と言い放ったか,よくわかりました。
 そして,ついにコンパクトオーディオではSONYを抜いてしまいました。


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2007/08/02

The Koln Concert :: Keith Jarrett:CD盤とAD盤

Dscf0203以前にも,このブログでキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」について書きましたが・・・

http://lefty.air-nifty.com/kaleidoscope/2005/03/_etc.html

↑どういう経緯でアナログ盤(レコード)を入手したのかは,
 こちらで確認していただくとして・・・

 たまたま立ち寄った中古CDショップで同じライブ盤を見つけ購入。

 ちなみに,キース・ジャレットの作品は,
 この「ケルン・コンサート」しか持っていません。
 とりたててファンというわけでもなく,
 ひたすら「この作品は凄い」と思って,全く飽きずに聴いているだけです。

 一昔前だったら,多くのジャズマニアが

 「キース・ジャレットなんてジャズじゃない!」

 と口角泡を飛ばして議論していたみたいですが・・・

 ある雑誌で,キース・ジャレットの大ファンである,ジャズ喫茶の女性経営者のインタビューを読んだとき.
 キース・ジャレットをジャズと認めない客には帰ってもらうと書いてあって・・・
 そういう潔い女性店主のジャズ喫茶に,是非とも一度行ってみたいと思ったものです。

 ちなみに,キース・ジャレットについては・・・

http://jp.youtube.com/watch?v=HPqK1JJOFxw

 ↑YouTubeで「1984年,日本でのソロライブ」を発見。
 一人でノリノリで演奏して,一人で「ア〜ア〜っ」と恍惚の世界へ逝ってらっしゃいます。笑。
 演奏そのものもさることながら,こういうエクスタシー表出が,キース・ジャレットの凄さと思っております。

http://jp.youtube.com/watch?v=ZW8xSJ5xrbU

 ↑イタリア人の金持ちのボンボン?!の演奏による「Koln Concert - part I」
 こういう動画は,演奏はコピーだけど一番興味があります。
 このイタリア人,いろんな所でピアノ弾いたらモテるだろうなあ。^^;

http://jp.youtube.com/watch?v=Jb9DKzmBTtY&mode=related&search=

 ↑こちらは中華系?の女性による,D面(4曲目)の解釈。
 この曲が一番「女性がハマる曲」と言われてますが。^^;


 さて,AD盤(アナログ)とCD盤の違いですが・・・

 CD盤は,こちらで操作しなくても,最後まで流れて行きます。
 これまでAD盤では気づかなかった音にも出逢えました。
 もし仕事中のBGMだったら,CD盤のほうが気を使わなくていいから楽でしょう。

 でも,こと,この熱演に聴く側がハマるのだったら,
 まずはレコード盤に針を落としたほうが,
 各面1曲の演奏に集中できます。

 多くのクラブDJが,どうしてCD盤ではなくAD盤にこだわるのか,それが理由だと思います。
 ただ単に,スクラッチ...etcテクニックを披露するための道具ではないはずです。

 また,音質うんぬんはさておき,
 AD盤のほうが耳あたりが優しいので,
 音量を上げても聴き疲れしません。

 というわけで,AD盤とCD盤で同じ曲を流し,
 カチャカチャ切り替えてみての感想でした。
 

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2007/07/20

世界のSmells Like Teen Spirit (nirvana)

☆1990年代前半といえば・・・
やや退屈な音楽シーンというか・・・
今ひとつ,クラプトンあたりにハマれない私としては・・・
Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」が,
ちょうど自分自身の気分にフィットしていました。

とまれ,Kurt Cobainの自殺後も,
今や伝説のバンドとなっているNirvana。
これほどバンド名と結末が一致したバンドは無いでしょう。

というわけで・・・世界中の「Smells Like Teen Spirit」を
You Tubeの動画で集めてみました。

http://www.youtube.com/watch?v=kPQR-OsH0RQ&mode=related&search=
↑こちらは本家Nirvanaの「Smells Like Teen Spirit」。
 醒めたcheer girlsの存在が効いてるな。笑。
 
http://www.youtube.com/watch?v=ixyTNd-Ln38&mode=related&search=
↑ある意味,本家よりもイカしている?!
 parody版・Al Yankovich(アル・ヤンコビック)氏の「Smells Like Nirvana」  

http://www.youtube.com/watch?v=Kn7voloX6JI&mode=related&search=
↑NY Punkの女王・Patti Smithが歌ってた!

http://www.youtube.com/watch?v=TsS811o21-k&mode=related&search=
↑フランク・シナトラで有名な「マイ・ウェイ」の作詞もした・・・
 かのPaul Ankaもカバーしてる!

http://www.youtube.com/watch?v=_FLHV-FbX5Q
↑クラブDJの最新remix

http://www.youtube.com/watch?v=3AI4Ht6FtoA
↑すでにone of classics?! オーケストラ・バージョン!

http://www.youtube.com/watch?v=z9bHJZFghGs
↑日本で何かないかと思いましたが・・・
 単に曲に合わせてラルク・アン・シエルのHydeの顔写真の羅列。^^;

http://www.youtube.com/watch?v=Ws2NEwtIp1w&mode=related&search=
↑意外に,このフランスでのアマチュアバンドのアレンジがおもしろかったりして。

http://www.youtube.com/watch?v=07X1gofge7U
↑年齢的に,まさしく「Smells Like Teen Spirit」in America
 AC/DCの「Back in Black」まで動画があるので・・・
 たぶん,親の影響だろうな。笑。

こうして見てみると・・・シンプルな曲ほど,
後世に語り継がれていくことがわかります。

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日本のエレクトロニカ:moph record v.a./sneaker

Dscf0098(●写真)
CDジャケットはセンスよし
写真はジャケットの裏側。
ステッカーが斜めに貼付けてあるようで
じつはこれ,印刷。
オビ付きというのが,いかにもジャパン!!

☆英国等のレーベルでリリース歴がある
 Sabi氏の楽曲が入っているということで
 「sneaker」というCDを購入。

 思うがままの感想をば。

 まず,CDのオビに印刷されている
 ある音楽評論家の言葉は・・・

 <「えっ、こんないいアーティストいたの?」っていう発見の連続でした>

 とのこと。

 というわけで・・・あれこれ能書きを書くより・・・
 興味のある方は・・・

 http://www.myspace.com/mophrec

 ↑でダイジェストでも聴いてみてください。

 いろんなアーティストが集められたアルバムなので
 どの楽曲も・・・
 前後のアーティストの作品の雰囲気で印象がゴロっと変わることが多いです。

 だからこそ,
 もし興味を持って買われた方は・・・
 是非,CDプレーヤーの「シャッフル/アトランダム」機能を使って,
 このアルバムの曲順をバラバラにして聴くことをオススメします。

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2007/07/11

Gackt ってベスト着物大賞受賞してたの?

☆You Tubeで音楽の動画ばかり見ないで・・・
 たまには他のものを・・・と思ってましたら,
 出てきました!

 2003年にGackt が第1回ベスト着物大賞授賞を受賞していたのですね。

 そのときの様子が収録された映像・・・

 http://www.youtube.com/watch?v=22BZPQuZ01E&mode=related&search=

 着物を着る時,腹の部分なんかにいろんな補正をするようになったのは,
 太平洋戦争後かららしいですが・・・
 別に身体が細くてもいいじゃないの?!と
 このGacktの姿を見ていて思いました。

 正月にはよく着てたとGackt 自身はいってましたが・・・
 「昔は・・・シック(chic)なのが好きだった」
 って,それは,じつはGackt 自身のの理想だったりして。

 今はビジュアル系として,ど派手なのを求められますか?!
 あとは・・・業者の染色技術を魅せるにはGacktとか。

 この動画で・・・
 「傾(かぶ)く:ふざける、変な格好をする、歌舞伎をする」
 と字幕が出ていましたが・・・良い勉強になりました。


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JUDY AND MARYの「肉」:ビジュアル系・・・その前に。

You Tubeは動画の「玉手箱」といった感じで・・・

 ほじくってみると,おもしろい。

 これは日本のPunk / Post Punk〜ビジュアル系の歴史。 まずは・・・

 JUDY AND MARYなんてテレビやラジオ以外では聴きませんでしたが・・・

 http://www.youtube.com/watch?v=adI7l6hMMNQ&mode=related&search=

 ↑なんとKinki Kids司会の番組で・・・

 Stalinの「肉」を演奏している! 

 しかも・・・シノラーのコーラス付き!

 http://www.youtube.com/watch?v=FcWJMgJCqS8&mode=related&search=

 ↑こちらはStalinのオリジナル。

 
 ちなみに,Stalinは1980年から1985年まで日本で活動していたパンクバンド。

 しかし!ボーカルの遠藤ミチロウ氏は2001年に,こんなライブをしていたなんて・・・

 この当時で51歳だ。尊敬する!!!↓

 http://www.youtube.com/watch?v=cH1XJ3RaR4c&mode=related&search=

 ↑「ロマンチスト(Romanticist) 」と言う曲。

 これは,自分もよく演奏したです。懐かしい。

 「吐き気がするほどロマンチックだぜ」

 なんて素敵な言葉でしょう。って,これ,かなりマジで書いてます。

 そして・・・↓

 http://www.youtube.com/watch?v=8zWM8OjGxk8&mode=related&search=

 ↑ Congenital Worker「先天性労働者」

 この曲の中で,カール・マルクス(Karl Marx)の『共産党宣言』を引用しつつ・・・

 共産主義のパロディを歌ってる。

 この曲がなかったら『共産党宣言』を読む事はなかっただろう。

 自分自身は共産主義者ではないが。^^;

 それにしても・・・遠藤ミチロウ氏は・・・

 現在,日本で活躍する作家や詩人,ミュージシャンに多大な影響を与えているのに・・・

 もっと讃えていいぐらいですね。

 http://www.youtube.com/watch?v=xFfwLvNJV8k&mode=related&search=

 ↑最高の「仰げば尊し」!

 イギリスやアメリカのパンクに負けてないぜ!

☆最近・・・「ルー語」にハマってますが・・・

 これを駆使するのは「度胸」が必要ってことを証明するYou Tubeの動画を発見!

 http://www.youtube.com/watch?v=ZFdByvBULaw&mode=related&search=

 ↑なぜかビジュアル系が影響を受けたBOOWYのロンドンmarqueeでのライブ。

 「Let's go!!」なんて「L」が「rr」になってる!!

 しかも日本語で・・・

 「英語 数学 まるで ダメだけど・・・」

 と歌ってる。笑。

 というわけで・・・このBOOWY(暴威)に・・・

 http://www.youtube.com/watch?v=7pR7_9mLOM4&mode=related&search=

 ↑イギリスのBauhausをミックスすると,見事に日本のビジュアル系ができあがるのではないでしょうか。

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2007/06/26

Lily Allen(リリー・アレン) :: Alright, Still/今が聴き時の季節?!

Lily☆すでに昨年にリリースされたアルバムで,
 時折,ラジオ等で耳にしていたLily Allen(リリー・アレン)ですが・・・
 何気なく1stアルバム『Alright, Still / オーライ・スティル』(●写真左)を聴いてみると,
 最初の想像より,出来の良い作品に驚いてます。


Slits リリー・アレン自身,SkaやPunkやReggaeを聴きながら育ったと発言してますが・・・
 な,なんと・・・母上は,かの女性三人組のPunk / New Waveバンド
 スリッツ(The Slits)のメンバーだったなんて!
 最近みたいに女性のバンドが多くなかった中学生の頃,
 スリッツの「Cut」というアルバムのジャケットを見て,
 衝撃を受けたことを,今でも覚えています。
 裸体に泥まみれ。(●写真中)

 「カリブ系の移民が多いウエストロンドンで長年暮らした」とあり・・・
 その中にShepherd's Bushなんて地名も。
 自分自身,そこにあるジャマイカ系の黒人のところで,
 一ヶ月間借りしたことがあったので,懐かしい。

 というわけで,スカ/レゲエ/パンク/ドラムンベースといった
 リリー・アレン自身が聴いてきたという音楽のフレーバーはもちろんのこと,
 どことなくCalypso(カリプソ)やLovers Rockあたりを想起させる,
 カリビアンっぽい軽快なサウンド。そして辛辣な歌詞。

 親子ともミュージシャンという点でいえば,
 英国版「宇多田ヒカル」っぽくもありますが(笑),
 今の季節,車のBGMや,部屋で清涼感をアップさせるサウンドとしても
 十分,いいのではないかと思いました。

 ジャケットのイメージとやや異なる印象。
 アヴリル・ラヴィーンよりは,音楽に幅を感じます。

 http://www.toshiba-emi.co.jp/intl/special/0610lily/
 ↑さらに詳しい紹介。視聴もできます。

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2007/06/05

アブリル・ラヴィーン:Girl Friendの訳詞

たぶん・・・Japanese Versionの訳詞は/

「hey heyあの娘(コ)はイマイチ・・(ねっねっ)
 新しい娘が必要(hey hey)
 私なんていいじゃない・・・<(guitar)D- F#-G-G>(hey hey)
 私にはわかってる(no way no way)
 秘密じゃない (hey hey)
 私がなってあげる・・・<(guitar)D- F#-G-G>」


 という展開ではいでしょうか?!

 メッチャ積極的な女性が主人公の歌です。
 覚えておけば・・・世界中で歌えますね?

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2007/06/03

Tuck & Patti / Fried Pride(歌伴ギタリスト礼賛)

Joy☆Tuck & Patti:Tears of Joy

 白人のタック・アンドレス(guitar)と
 黒人のパトリシア・キャスカート(vocal)の夫婦Duoの。
 1stアルバム。
 大学生の頃,六本木ヒルズとなる敷地のアマンド交差点側に,かつて,
 「六本木WAVE」なる,ビル全部が音楽の空間だったスペースがありました。
 
 そこで,ジャケットを見て「一目惚れ」で買った一枚。
 しかも,CDではなく,敢えてAnalog Discで買いました。
 部屋に持ち帰り・・・レコード盤に針を落として驚愕。
 今まで聴いたこともないような,ギター演奏。
 パンパンと打楽器を打つように弾くかと思えば,
 とてもタッチの優しいアルペジオが聴けたりと・・・
 「静かな衝撃」を覚えました。
 そのレコード盤も,聴き過ぎて,今では雑音が酷いです。
 自分の中で「癒される音」を選べと言われたら,
 このアルバムは五本の指に入るでしょう。

 以上はさておき・・・

http://www.youtube.com/watch?v=nW09gNfLyPc

↑Cyndi Lauperの名曲「Time After Time」のカバー。
 「Tears of Joy」に収録されています。

Pride☆Fried Pride:Heat Wave

 しかしながら・・・
 日本にだって,Tuck & Pattiに全くひけを取らないDuoはいます。

http://www.youtube.com/watch?v=uiTx75OwXmE

↑You Tubeでも動画がありました?!

 個人的には・・・パトリシア・キャスカートのホノボノ感も良いけど,
 Fried PrideのShihoの力感のある歌いっぷりのほうが良かったりする。
 目を閉じて聴いたら・・・「えっ,これで日本のDuoっ?!」って,
 きっと目を疑う事でしょう。

 もはや,Tuck & Pattiとは別の世界を築いている,
 とってもセンスの良い日本のJazz Duo。

 もっと世界で羽ばたいて欲しいと思っています。


 Tuck & Pattiにしても・・・Fried Prideにしても・・・
 歌の後ろでの伴奏にキラキラと煌めくようなテクニックを披露するギター。
 ロックでもジャズでも・・・こういうタイプのギタリストが一番いいですね。

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2007/05/24

世界中のgirl friend:アヴリル・ラーヴィーン(Avril Lavigne)

先日,ボーッとラジオを聴いていたら・・・ アヴリル・ラーヴィーン(Avril Lavigne)が, 世界各国の言語で新曲「girl friend」を歌っていることを,とある番組のインタビューで知りました。

で,彼女にとって,簡単だった言語は・・・何と日本語だったそうです。 一番難しかったのは中国語と言ってました。

ちなみに,一曲をとおして全編,世界の言語で歌われているわけではないです。
「掴み(ツカミ)」の部分だけですね。

 それにしても・・・

http://www.youtube.com/watch?v=A-guWFqJqqM&mode=related&search=

↑7カ国語のダイジェスト版を発見!

歌詞の内容は,凄く積極的な女性が主人公の歌です。
覚えておけば・・・世界中で歌えますね?!

それにしても・・・オリジナルの歌詞・・・

「I don't like your girl friend」

のところを・・・
「あの娘(コ)はイマイチ」

って,訳詞が上手いから,日本語が簡単だったんじゃないの?! しかも,典型的な,日本語らしい間接的な表現!

http://lefty.air-nifty.com/kaleidoscope/2007/06/girl_friend_c501.html
↑日本語の部分の訳詞。

このAvril LavigneのgirlfriendはYou Tubeで視聴できるようです。


http://www.youtube.com/watch?v=GStyY8VMWf0

↑簡単と言った日本語バージョン


http://www.youtube.com/watch?v=LK7LQ1XuFec

↑一番難しいと言った中国語バージョン
 隣の国の言葉とは思えないぐらい
 日本語とは雰囲気が違う


http://www.youtube.com/watch?v=CempsMUYTuY&mode=related&search=

↑英語の歌詞字幕付きのオリジナルバージョン

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2007/01/19

Bob Dylan:浦沢直樹 ::.. Going, Going, Gone ::..

ここ最近,どうも気分が routine workっぽくて,良くないなあと思ってたのですが,たまたまNHKで脳科学者の茂木健一郎氏が司会をつとめる番組で,漫画家の浦沢直樹氏が出ていた。

彼の描くマンガは有名なので,タイトルやちょっとした内容は知っていたものの・・・Bob Dylanの大ファンであったことは初耳でした。

手塚治虫とBob Dylanが創作の原点ということで・・・Dylanの「Going, Going, Gone」には,とくに熱い想いを持っておられるようで・・・自分も好きな曲なので,つい画面に向かって嬉しくなった。(単純・笑)

Dylanいかに多くの助手や編集者が支えてくれているとはいえ,週刊誌へのハードな連載を長年続ける漫画家の孤独感は半端じゃないと想像します。Dylanの詞も,後ろへ戻らないがゆえの「孤独さ」が魅力ですが・・・まあ,これといって才能もない自分自身ですが・・・大学生の頃,本当によく聴いた,「Going, Going, Gone」が入ったアルバム「Planet Waves」を,番組終了後,久々にターンテーブルの上に置きました。本当にいいですね。ディランの歌もさることながら,枯れた雰囲気のピッキングのギターに,日本の演歌とは違った渋みのある哀愁を感じます。

I'm going,
I'm going,
I'm gone.

http://blog.livedoor.jp/christmashorse/archives/11678826.html

↑ここに歌詞の詳細がありました。

Hellそして,ついでに「Going, Going, Gone」をカバーバージョンも聴きました。Richard Hell & the Voidoidsの2ndアルバム。Punkyでdullな雰囲気で,これもカッコイイですが・・・やっぱり,ディランに一日の長がありました。


まっ,自分自身,今年は・・・もっともっと頭を柔軟にして,「もっと人に楽しんでもらう」ことを頭に置いて,久々に,海外にも足を運んでみたいなと思う今日この頃です。

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2006/12/25

ウォームなサウンドが魅力:シャルロット・ゲンズブール「5:55」

Gainsbourg「シャルロット・フォー・エヴァー」というロリータヴォイスもいいところの作品から20年間のブランクを経て発表されたシャルロット・ゲンズブールの新作「5:55」。

「シャルロット・フォー・エヴァー」は,かつてアナログ盤で持っていましたが・・・なぜか中古盤店で10年程前に売却。嫌いではなかったものの,コンスタントに聴くかといえば「?」でした。そんなシャルロット・ゲンズブールですが,今回の「5:55」はタイトルチューンの「5:55」から,大人の歌声の世界に引き込まれていきます。

最初の予想は,母親のジェーン・バーキンみたく「ウィスパー」もいいところのボーカルかなと思っていたのですが・・・母親よりも娘のほうが,しっとり落ち着いた歌の展開。デジタル臭が抑えめなサウンドも,むしろ新鮮だったりしますね。

この季節によく似合うウォームな雰囲気。何かと慌ただしいこの時期に,気分をゆったりするのはぴったりな「ポップス」です。

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2006/12/11

electronica :: noise/西洋的和物?!

(本日の話題とは直接関係ないかもしれませんが・・・)
「ポピュリズム(大衆迎合主義)」などと言う言葉を知らない,
中・高校生の頃から・・・たぶん,単なる「背伸び」でもあったわけですが・・・
どこか「時代の空気」に安息したくない気持ちが強くありました。

それが端緒に現れているのが「音楽」の趣味/嗜好かもしれません。
とはいっても,ポピュラーな音楽を全部否定しているわけではありません。
ただ,これは好悪といった観点ではなく,
どこか深く入り込めないサウンドの例としては・・・
「S.A.S」「S.H」「Y.O」「Mr.C」あたりか。
いずれも,日本では,とても支持者が多い。
日本のポピュラーな音楽を知りたいのなら,
素直に,彼らのファンの方の思いを聞くのが,
日本の社会を知る上でも有益であるはず。

とまれ,国内では上記のようなミュージシャンと比較すれば無名同然ですが,
海外では,知る人ゾ知るミュージシャンやサウンドの紹介です。

ちなみに,以下の2枚は中古CD店で購入。
このところ,大手CDショップは,どこも一緒にしか見えません。
むしろ,一癖ある(といっても自分と波長が合いそうな)店主がいる中古盤店のほうが,「推薦盤」という殺し文句にも信用が持てます。

Micro★V.A / micro blue★

東京・渋谷にある「plop」というレーベルから出ていて,「カラフルな粒子が舞い踊り、それはやがてガラス細工のような 美しさへと昇華する。まさに超感覚エレクトロニカ集の登場!」と説明があります。

参加アーティストは日本だけではありませんが・・・
このテのエレクトロニカを聴く時は,
小説を読むというよりは,言葉を極力排除した俳句を嗜む感覚で耳にすれば,
きっと「電子記号」的な音のイメージから脱することが可能かと思います。
また,夜,自動車を運転するときのBGMには極めて良いです。

http://www.inpartmaint.com/plop/PLOP-TITLE/PLIP-3004.html

↑「百聞は一見にしかず」ではないですが「百見は一聞にしかず」。
 各曲のサンプルが試聴可能。
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AB

↑エレクトロニカの説明


Ontoko★KK.NULL & 山本精一 / ontoko

個人的な話ではありますが・・・ギタリストの放つ「ノイズ(noise)」が好きで・・・
かくいう自分自身も少しだけエレキギターが弾けたりしますが,
よくギターとアンプでノイズを制作しては自己満足に浸っています。
そういう世界の・・・完成品的世界。
ノイズだけど,聞き苦しさはありません。

こちらは大阪・都島を拠点にするummo recordsからリリースされている一枚。
ちなみに,曲のコード進行的な展開は一切ありません。
ただし「感じられる」人には,確実に受信できる「ノイズ」のメッセージがあります。

ちなみに,KK.NULL氏も山本精一氏も,ある狭い世界でならば,
海外でも知られたミュージシャン。
恥ずかしながら,私はロンドンにいるイギリス人の友人から
こういった日本のノイズサウンドの名手の情報をいただいています。苦笑。

雅楽や民謡,演歌が「日本臭い」音楽ならば・・・
その対極にある・・・今回紹介したようなサウンドも,
じつは極めて「日本臭い」・・・
俳句や古典芸能に通じる「ミニマル(minimal)」を感じる世界と思えてなりません。


http://www.kknull.com/

↑KK.NULL氏のサイト

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF

↑ノイズミュージックの説明

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2006/12/09

ジョン・レノン(John Lennon)の命日 :: 12.08。

051208_21270001何時から始めたのか・・・自分自身が定かでもなく,
さりとてジョン・レノンのコアなファンというわけではないのですが・・・
昨日も,朝起きて,一番目に聴いたのは
「(Just Like)Starting over」(アルバム「Double Fantasy」の一曲目)

曲の最初に鳴らされる鈴(りん)が・・・さくじ
だんだんと「●●忌法要」みたく感じられたりもしますが・・・
「利休 死すとも 茶は 死せず」でもないですが,
「ジョン死すとも ジョンの魂 死せず」というべきか?!


Our life together is so precious together
We have grown, we have grown
....

という詞で始まる,どこか「再生」というか「再誕」を感じさせる一曲。
大人のロックンロールですね。

次に・・・アルバム「ジョンの魂」(邦題)をターンテーブルにのせて「Love」を聴きました。

A is B
B is A
AB → C

「色即是空 空即是色」でもないですが・・・シンプルで美しい曲。
この曲の詞を聴いて,
「ジョンは詞を書く能力を失った」
といったようなコメントをした人が多数いたそうですが,
そんなに言葉が100%力を持つのでしょうか?
松尾芭蕉...etc俳句に触れた影響が,
この曲に如実にあらわれているそうですが・・・
晩年のジョン・レノンの顔は,私のイギリス人の友人いわく,
「日本人みたいな顔だった」と。

ビートルズ云々より,
「ジョン・レノンを通して日本を知る」的なところが,自分にとって興味があります。

Love is real, real is love
Love is feeling, feeling is love
Love is wanting to be loved

「feeling」というのが,どこか日本っぽくもありますが,
もしジョン・レノンが生きていたら,
「Love」を「want」(欲すること)のではなく,「give」(与えること)と
何か別の曲で歌っていたかもしれません。


その他,大好きな「Working Class Hero」や,
今年は「God」にも針を落としてみました。


ちなみに,12月8日は,
「ニイタカヤマノボレ・・・」が合い言葉の太平洋戦争の開戦日。
我思うのですが・・・太平洋戦争の開戦日もジョン・レノンの命日も
少しずつ人々の記憶から薄れている。
そんな気がしてなりません。

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2006/11/28

落葉 :: you've got a friend

ここ最近,天候がよろしくなく,また晴れの日に一人でのんびりできる時間がなかったのですが・・・今朝は久々にちょっと足を伸ばして「落葉」を何気なく見ていました。

Dscf0009幼少時から毎年,散りゆく桜の花びらや紅葉の葉を掃除したりしたわけですが・・・とりわけ,秋の落葉は,しっとり秋雨を吸い込んでいることが多く重い。紅葉狩りのあとの掃除は,そのじつ,けっこうな重労働です。^^; 観光客にはわからない話ですが。

しかしながら,自分自身は,綺麗に色づく花びらや葉もいいけど,桜にしても紅葉にしても,枯れていく瞬間が一番好きです。季節の変わり目というか時の区切り目・・・何かしら寂しさを感じることもありますが・・・を感じることも大事ですね。

Dscf0014ちなみに,どこかの政治家が「美しい日本」なんていってナショナリズムを振りかざしてますが,そんなことはあまり興味がありません。なんでも日本が一番とも思いませんが,こと季節感や彩りについては,やはり落ち着くものがあります。適度な「陰影」があるのって,やっぱりいいですね。

Kingというわけで,何故か晩秋になると聴きたくなるのは,キャロル・キングの「つづれおり」。確か,アテネ五輪の時,富士フイルムのCMで福原愛をキャラクターにバックで流れてましたね。全曲外れなしのポップス界の超名盤ですが,中でもアナログ盤だとB面の1曲目「you've got a friend」が,この季節に一番ぴったりかと思います。

以下に一部,英語の詞と日本語の訳詞をひいておきますが・・・「Winter, spring, summer, or fall」と最後に「秋」が来て,ぐっと詞の世界に引きづり込まれます。


You just call out my name, and you know wherever I am,
I'll come running to see you again.
Winter, spring, summer, or fall, all you have to do is call
and I'll be there, yes, I will.

あなたが私の名を呼ぶだけで/私はどこに居ようとも/飛んで行く,あなたに遭いに飛んで行く/冬でも,春でも,夏でも,秋でもかまわない/あなたが呼んでさえくれたなら/私はすぐに飛んで行く,そう,飛んで行く

words by Carol King, (c)1971 Screen Gems-Columbia Music, Inc. / New York, N.Y.

※写真はクリックすると拡大されます。

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2006/11/07

 small melodies :: physical fiction

ここ最近は,歌物よりはインスト物を耳にしながら,仕事や作業にかかることが多いです。というわけで,試聴できるサイトを紹介しつつ,てもとにある2枚を紹介です。

Melodies★ VA :: small melodies(左)

http://www.spekk.net/catalog/smallmelodies_jp.html

↑日本語(試聴/mp3)

エレクトロニカ/音響/フリージャズ等・・・かなり偏ったジャンルのみを扱ったCDショップで2年ほど前に購入。白を基調とした小綺麗なジャケットは,一目で日本のレーベルとわかるもの。作品の内容については,レーベルの解説をそのまま引用します。


Text by Nao Sugimoto

本作は、「小さなメロディー」をテーマに、世界中の人気アーティストに楽曲依頼した作品で、 さらに統一感をはかるために、「穏やか」「暖かい」「優しい」などのキーワードを伝えています。 偶然にも米のサウンドアーティスト、テイラーデュプリーと独ステファン・シューは自分の子供に捧げるトラックで参加していることからも、このコンピレーションの雰囲気を察することが できると思います。

またレーベルの基本概念である「様々なミニマリズムの解釈」を表現すべく、なるべくバリエーション豊かになるよう、ラップトップを中心としたデジタル色が強いものから、フィールドレコーディング(例えばnaphのトラックは、空気中に潜む特定の周波数のみを使用して制作)よりのもの、バンドサウンドよりのものまでを集めました。そして大まかな構成としては前半がデジタル編、後半がアナログ編となっております。パッケージは、いつもの文庫本型ケースに銀箔プリントを使用。全14組による全てエクスクルーシヴトラック、計64分の大ボリューム!

http://www.spekk.net/

↑レーベルのサイト


Oe★ Tatsuya OE :: physical fiction(右)

Captain Funkといえば知ってる人も多いかと思いますが,そのオオエタツヤ氏がTatsuya OE名義で展開するアルバムの一つ。これは,他のアルバムと比べれば,かなり挑戦的かつ実験的です。
ときどきじっくり聴きたくなる一枚。

http://www.recommenddj.com/lp/00/00/22/00002204_1.html

↑このサイトで試聴できます。

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2006/10/28

Monk(モンク)のピアノとタイポグラフィー

秋の夜長は「枯葉」(autumn leaves)・・・なんて思いつつビル・エヴァンスをずっと聴いていると,時折,センチメンタルというかメランコリックな気分になったりもします。

その反動と言っていいのかわかりませんが,このところセロニアス・モンク(Thelonious Monk)のCDをトレイに乗せる機会が多くなっています。またジャケットのデザイン(タイポグラフィーを含め)がいい。

ユーモアとウィットに富んだ旋律。一度ハマれば快感になる打鍵の「間」と不協和音。あれこれゴタクを並べるよりは・・・各アルバムの簡単な紹介の下にあるamazonのアイコンをクリックしていただくと,曲によっては試聴ができます。

Dream★Monk's Dream

このアルバムに入っている「Body & Soul」は何回聴いても新しい発見があるので飽きません。


Genius★genius of modern music


 軽くデカダンな香りも漂うラウンド・ミッドナイト(Round Midnight)にノックアウトされます。


Monk★Monk

 このアルバムジャケットのタイポグラフィー・・・もう言うことありません。素晴らしいの一言です。「M」「O」「N」「K」という四文字が繰り広げるトポロジーと言うべきか。動画でもないのに,文字がサウンドとなって躍動感を演出している。いやはや・・・だからMP3の音源のみをダウンロードして購入するなんていう味気ない行為はしたくないのです。

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2006/10/20

我的 AIR GUITAR 炸裂 !!

Dscf0207●写真:この彼に「初めて会った人と,こんなにフロアで絡めたのは嬉しいッスよ」と言われました。

昨日は・・・仕事の打ち合わせの後,メンマ食べ放題という誘惑に負けて入ったラーメン屋で塩ラーメンを食し・・・久々に古着屋やブティックを徘徊していると・・・古着屋の壁腰から重低音のヘビーなギターサウンドが。

一体,何をやっているのかと思い,隣のスペースを見ると,いわゆる(ダンス系)クラブでした。あっ,そういえば,ここはTechnoやHouse系といったクラブらしい系統の音がメインのところだったなと思い出す。ところが,なんと,この日は「METAL NIGHT」。メタルなんて,エレキギターを始めた頃は,社交辞令?としてボチボチ聴くこともありましたが,夢中になったことはありません。

とまれ,一昔前の,今どきのロン毛??とは程遠い長髪と,ダブルの革ジャン,そしてピチピチのジーンズといったファッションは皆無で,「METALICA」なんて書いているTシャツ等でなければ,パンクの連中と似たような雰囲気です。意外に短髪です。

何て言っても,回りに誰一人として知り合いもいなければ,フロアもおとなしい。かといって,その場では「METAL」とは一番程遠い自分。がしかし,ここは「変態を極める」ため,久々にやってみました。「ヘッドバンキング」と「AIR GUITAR」。

ちなみに,ほとんど弾くことはないとはいえ,時折,どこかで耳にしたギターのフレーズの一部分だけを耳コピーすることはあるので,身近なところには,いつもギターがあります。よって,一人コソコソと AIR GUITARを興じることも。^^;

どうせ金払って,適当な好奇心で入場したからには「同じアホなら踊らにゃ損」とばかりに,曲に合わせてギタリストの真似事をしました。すると周囲のMETALIST達もつられて急にテンションを上げて絡んできた〜。さらには自分がエアーギターソロを演じたら,みんなが盛り上がってしまいました。

というわけで,約30分程・・・首が痛くなったので,その場を退散しました。帰る途中,フロアにいた男性に,

「初めて会った人と,こんなにフロアで絡めたのは嬉しいッスよ」

と一言頂く。しかしながら,小生,ヘビーメタルはほとんど聴かない。^^; 出口で,

「次回から,このメンバーカードを見せていただいたら,500円引きになります」

との話だったが・・・たぶん,最初で最後でしょう。

たまには・・・自分にとって全くの畑違いも,新鮮でいいものです。


※写真はクリック拡大します。

★エアーギターについては・・・

http://airguitar.jp/news/

↑・・・ちなみにエアーギター世界大会の優勝者が日本からでています。

Dscf0211●写真:イズミアツノではないが「こんなん出ましたけど」と得意げそうなDJ。しかしCDとは味気ない。苦笑。

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2006/10/12

Fender Rhodes Piano :: 最近,聴いている二枚。

Fender Rhodes Piano(フェンダー・ローズ・ピアノ)って何? と思われる方が多いかと思いますが・・・今日は,その電気ピアノを使ったアルバム2枚を紹介。ピアノそのものの紹介については,

http://www1.odn.ne.jp/nasica/rhodes.html

↑をクリックして一読してください。個人的には,トロンとしたアタックが魅力と思っている,1970年代にはよく使われた楽器で,日本のローランドも,一時期,商標権を持っていたのは驚きでした。

では・・・作品の紹介をば。

Piano★The Singles Collection(2005) :: Piano Overlord(Scott Herren)

Prefuse73こと Scott Herren(スコット・ヘレン)の別プロジェクトとのこと。
これまで発表されたシングル2枚と未発表曲が詰め込まれた「幕の内弁当」的な作品です。ジャンルの分類では「CLUB/TECHNO」となっていますが,生音中心に録音されていて,アルバムのクレジットによれば,ローズピアノ/ドラム/ベースも自分で演奏しています。jazzyかつelectronica,でもhip hopっぽい曲もあり,スコット・ヘレンという人の世界観でローズピアノのサウンドを聴くという感じ。

音とは全く関係のない話ですが・・・アルバムジャケットの内側をのぞくと・・・何と金正日の写真が。しかも,メンバー紹介の欄の写真は,すべてヘビーメタルのミュージシャン(日本人もいる)という洒落も利いてるということで,これだけでも,あまりスコット・ヘレンという人のことは知りませんが,ポイントが上がりました。

http://www.turntablelab.com/vinyl/243/342/

↑で試聴ができるようです。

Evans★From Left To Right(1970) :: Bill Evans

メランコリック(melancholic)でもスイート(sweet)なビル・エヴァンスのイージーリスニング。ジャズファンからは不評だったり,CDでもややヒスノイズっぽい音が気になるかもしれませんが,これは隠れた名盤です。
ビル・エヴァンスってエレクトリック・ピアノが凄く似合う人だと,この頃,痛感しています。アルバムの写真やタイトルのように,左に右にピアノを引き分けている様子は,多重録音のアルバムとはいえ,十分感じることができます。

CDだといろんなテイクが収録されていますが,演奏の背景に子どもの声が散りばめてあったり・・・ジャンルのスリットを外して,秋の夜長にのんびり心をとろけさせて聴いてみたいアルバムです。この作品は・・・素直にいいです。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000DLUO/qid=1138208185/503-2210756-5209510

↑で試聴ができるようです。


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2006/09/20

moss side story :: communication

あまり長文を書くフィーリングではないので,ここ2,3日で聴いた作品のなかから。

Mossside●Barry Adamson :: Moss Side Story

70年代後期〜80年代前半のパンク・ニューウェーブサウンドでも,個人的によく聴いていた,マガジンやヴィサージ,あとはもうちょっと時代が後になりますが,ニック・ケイヴ&バッド・シーズ等でベーシストだったバリー・アダムソン。彼が育ったマンチェスターのmoss side地区の悲哀をサウンドトラック仕立てで表現した。個人的に名盤と思っている一枚。これはアナログディスクでの所有です。

ちなみに,マンチェスターのmoss side地区は,有色人種の移民やアイリッシュ等が多く住む,日本で言えば公団住宅や共同住宅が多い居住地区とのこと。

よくありがちなサントラ以上に,何かと語りかけてくるサウンド。しかしながら,ボーカル物ではないです。音そのものが語りかけてきます。海外の・・・どちらかといえばダークなサウンドを嗜好するミュージシャンらが,このアルバムを印象深い一枚とあげるようです。


Karlbartos●Karl Bartos :: communication

元クラフトワークのカール氏初のソロ名義アルバム。今はベルリンで大学の教授もされているようですが・・・アルバムのカバーからして,シンプルに4つ並んだピクトがいいですね。

それにしても・・・クラフトワークのポップな部分は,カール氏によるところが大ということを如実に表しているアルバム。このポップさが・・・やや古くさいと感じるか,大御所と思うかは,聴く人の感性次第というところでしょうか。

ちなみに・・・クラフトワークの面々は・・・昔から日本製の機材を使うことで知られていますが・・・このアルバムもソニーから出ていて・・・たぶん,カール氏もソニーのVAIOを使っているのでしょうね。

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2006/09/01

o respitar da paisagem :: 無意識を覚醒させる音風景。

Tsunodaあれはちょうど2年前,久々にスペイン人の知人と再会するために,南新宿にあるホテル前のテラスでボーっとしたり,新宿駅南口から明治通り方面へと続く下り坂からアルタ方面を眺めていたときでした。

時間帯は9時台ということもあり,各ショップから垂れ流されるBGMがないせいか,一日中,東京で生活していたときには感じなかったであろう,集合的な街の持つ喧噪を,あたかも独自の低周波のごとく知覚したことを記憶しています。

いつか,そのときの知覚を,音の風景として形にできないものだろうか? 誰か,それに共感してくれる人はいないだろうか? そんなことを思ったりもしていましたが・・・街に溢れる音を採取しサンプリングして音を構築する人は少なからず存在するわけでして,しばし,勝手な思いは心の片隅に置いたままでした。

ところで・・・ときどき足を運ぶ,セレクトされている作品は,音響系/フリージャズ/エレクトロニカ/ノイズ・・・といった,巷ではあまり耳に触れることのない音楽ばかり集めた店で,ジャケットを見るなり購入したのが,

o respitar da paisagem :: toshiya tsunoda

2003年,ポルトガルのレーベルから発表された作品です。東京藝術大学で油絵を専攻していたという角田俊也氏による,いわば,物質と空間(空気)が醸し出す音の表情を,携帯用DATレコーダーと医療用のコンタククト・マイク等を駆使して(いくぶんかイコライジングを施しながらも)表現しています。

単純にいえば,音は空気が振動するから鼓膜に届くわけですが,人間の耳は,良くも悪くも人間の意識というフィルターを介して音を知覚しますが,かといって,意識されない音を聞いていないわけではありません。そんな無意識下で何気なく知覚される音の表情や風景を,この作品から感じ取ることができます。単なるノイズと思われがちな音も,こうして集中してみると,自然界に散らばる美しい音だと再認識。

道路や倉庫や埠頭や家の中など,音の採取場所は,誰もが日常で体験できる空間ばかり。ただし,人間の意志で構築されたメロディーは一切ありません。だから,言ってみれば「無意識下の音風景の意識化」ともいえます。聴き方によっては,ただのノイズかもしれない。でも,こうした音の風景はけっして耳障りなものではなく,いかに現代人が,限られた知覚認識を強制させられているのかを実感できる作品であります。

そういえば,ポルトガルといえば,リスボンのゲトーで二年間も小型デジタルカメラを駆使して撮影された「ヴァンダの部屋」という映画を思い浮かべます。「ドキュメンタリー」と「フィクション」の垣根とは何たるかを痛感させる,美しいノイズを感じずにはいられない映画でしたが・・・ご興味のある方は,下にあるURLで詳細をチェックしてみてください。このペドロ・コスタ監督の「ヴァンダの部屋」の手法,どことなく,今回の角田俊也氏と同じ匂いを感じています。

http://www.cinematrix.jp/vanda/


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2006/08/26

::..:: 温故知新を耳で実感する :: Pieces in a Modern Style ::..::

Orbit大学で履修する一般教養といえば,どことなく概論的というか,教科書的な講義で退屈な講義が多いかと思いますが・・・同じ退屈でも,自分にとって有意義な時間だったのが「芸術論」の時間でした。

「芸術論」といっても・・・いわゆる美術史的な話やビジュアルアートではありませんでした。受けた講義は,ひたすらジョン・ケージやエリック・サティを代表する<現代音楽>と,ガムラン音楽を交互に,時折,現代的なミニマルミュージックの連続性が,いかにガムラン音楽の影響を受けながらクリエイトされたきたのか?といった解説を交えながら聴くというスタイルでした。

皮肉なことに・・・4時頃から始まる講義ということもあり,心地よい音楽ほど睡魔に襲われるという状態でしたが,関心のある学生が多かったからか,いつ行っても聴講者の多い講義でした。ちなみに,担当の教授は・・・その道では実績のある女性だったということだけ述べておきます。

そんな余談はさておき・・・というか,そんな大学生の頃をふと思い出して聴いた1枚です。

● Pieces in a Modern Style :: William Orbit(2000)

クラシック〜現代音楽を,デジタルサウンドで再現した珠玉の一枚。得てして電子音楽は,完成度が高い程,退屈だとか人間味がないなどと言って評価を下げる人が多いかと思いますが,自分にとっては,上記のような講義のおかげかもしれませんが,物理的な音づくりよりも,過去と現代をつなぐ「コード」としての楽曲そのものと,それを紡ぎ出すウィリアム・オービットの感受性に止めどない感銘を受けた次第です。

「ヒーリング」といったテーマも作品にこめられているようですが,確かに,以前は寝られない夜に,よく小音量で流していました。個人的には,ラヴェルの(5)「亡き王女のためのパヴァーヌ」の幻想的で立体感ある世界と,ヴィヴァルディの(6)「ヴァイオリン協奏曲「四季」より「冬」〜ラルゴ」の小気味よいビート感。その2曲の展開がお気入りです。ついつい邦訳詞を唱ってしまいそうなヴィヴァルディでもあります。笑。

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1. Adagio for strings (or string quartet; arr. from 2nd mvt. of String Quartet), Op. 11
Composed by Samuel Barber

2.In a Landscape, for piano or harp
Composed by John Cage

3. Ogives (4), for piano Number 1 (remix)
Composed by Erik Satie

4.Cavalleria rusticana, opera (melodramma) in 1 act Intermezzo (remix)
Composed by Pietro Mascagni
with Damian leGassick

5.Pavane pour une infante d伺unte, for piano (or orchestra)
Composed by Maurice Ravel
with Damian leGassick

6.Descriptive Sonnet to the concerto entitled "The Winter" ("L'inverno"), Op. 8/4, RV 297 Excerpt (remix)
Composed by Antonio Vivaldi

7.Concerto for piano, violin, cello & orchestra in C major ("Triple Concerto"), Op. 56 Excerpt (remix)
Composed by Ludwig van Beethoven

8.Serse (Xerxes), opera, HWV 40 Ombra mai fu (remix)
Composed by George Frideric Handel
with Damian leGassick

9.Pieces (3) in the Olden Style, for string orchestra 1 (remix)
Composed by Henryk Gorecki

10.Pieces (3) in the Olden Style, for string orchestra 3 (remix)
Composed by Henryk Gorecki
with Damian leGassick

11.String Quartet No. 15 in A minor ("Heiliger Dankgesang"), Op. 132 Excerpt (remix)
Composed by Ludwig van Beethoven

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2006/08/13

青い炎を感じるサウンド:クールな情熱。

060813_16190001温度計も落ち着かないような暑さがピークに達していますが・・・ふと通りかかった美容室の前で見つけた・・・かなりミニチュアなジオラマから流れ出るささやかな水流で涼を感じました。写真がそれなのですが・・・携帯フォトで写りがよろしくないです。残念。

さて・・・夏と言えば・・・チューブでも聴いて●●!なんて冗談はさておき,夜になれば,どことなく落ち着くサウンドが欲しいところ。かといって,コンテンポラリーR&Bの清涼感溢れる女性のコーラス・・・なんて路線はてもとにありませんので(悪くはないし,いいものは集めてみたいとも思っていますが),何気なく聴いているものを少し・・・。


Gotan●Gotan Project :: La Revancha del Tango -Japan Special Edition(2003)

ある日,FM放送を聴いていたら,司会のピーター・バラカン氏が、

「打ち込みのデジタル系は何を聴いても好きになれなかったが・・・これを聴いてしっかりハマってしまった」

的な発言をされていて・・・その後,続々と流れる曲に耳覚えが。じつは,自分自身も,気まぐれに買ったフランスの某クラブのコンピレーション盤に収録されていた曲の中で一番印象深かったユニット,それが Gotan Projectだったわけです。くだんのコンピレーション盤には一曲しか入っていなかったため,その後,程なくしてアルバムを購入しました。

その店には日本盤(スペシャルエディション)しか置いてなかったのですが・・・これが大正解。というのも,楽曲が多めに入っているとか,そういうセコい話ではなく,ジャケットがオリジナルよりも美しい。個人的に,MP3プレーヤーなんかにいっぱい楽曲をぶち込む行為が好きになれないのは・・・ミュージシャンの作品って,音とジャケットとの融合と考えているからです。そして楽曲のジャケットは例外なく素晴らしい。そう思うからこそ,音楽を持ち歩くときは,ジャケットも同伴です。笑。

さて・・・Gotan Project,じつはこのアルバム一枚しか持っていません。デビューアルバムにして,ヨーロッパで50万枚のセールス,さまざまな音楽の賞を獲得したようですが・・・そんなことはさておき,パリジャンが,アルゼンチンのタンゴと,デジタルライクなエレクトロニカを融合させた世界。

あまりここでゴタクを並べるよりも・・・いまだ知らずに興味がわいた人なら,一度,入手して聴いたほうが早いです。全体的に,どこかダルで憂いのあるサウンドですが,アルバム全体がとてもドラマチックな展開で,手法のデジタル/アナログが一切気になりません。

決してLEDメーターに喩えればレッドゾーンを振り切らない世界ではありますが,クールな人間同士の吐息が,音と音の間から聞こえてくるような,ある種,官能的な「青い炎」を感じさせる,大人のサウンドですね。

中には鈴虫(たぶん)のような虫の音が使われている部分もあり・・・どこかしら初秋にはマッチしているかな?とも思ったり。

http://www.gotanproject.com/releases.php?id=3&lang=en

↑にて試聴も可能であるようです。が,入手するなら是非,日本盤を。
 ジャケットの作りが美しい。見てのお楽しみです。


Sake●サケロック :: 慰安旅行(2004)

メンバー全員,まだ若いようですが・・・元YMOの細野晴臣氏ファンだったり,かつてYMOがカバーした「エキゾチック・ミュージック」の巨匠・マーティン・デニーの楽曲の中からバンド名をいただいたというサケロック。

まるでアロハシャツのような・・・洋の東西が入り交じりつつも,イイ意味で力が抜けていそうで,そのじつ,グルーブ感はたっぷり。

ちょっといい加減そうに聞こえるのが年齢の割には余裕がありそうで憎らしい,ジャンル云々を抜きにして,こういう日本のサウンドがあってもいいなと思わせる佳作です。

このアルバムの中でも,個人的にお気に入りの一曲「慰安旅行」について,CDを聴きながら読んで下さいと記されているライナーノーツからひいておきます。

<ビル街を抜けて夜景が窓の向こうに一気に広がった。ガチャンと車輪がきしむ音を立て,鼻の大きな美少年がブレイクビーツを叩き始めた。窓を開けてもいないのに,眼鏡をかけた坊主頭の弾くマンドリンと共に夜風が車内に吹き込んだ。
「ま,一杯どうぞ。せっかくの慰安旅行ですもの」(後略)>


http://www.bounce.com/interview/article.php/1269

↑こちらで一部試聴が可能であるようです。

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2006/08/07

sounds cool :: Sabi / SND

かつて,レコードのLP盤に付いていたオビの上方に,小さくミュージシャンのジャンル分けが書かれていました。といっても,「ロック」「フュージョン」「ジャズ」「クラシック」・・・といった調子で,現在のCDショップ程には細かく分類されていませんでしたが。

中でも興味深かったのは,日本語でいうところの,いわゆる「電子音楽」です。今につながるテクノミュージックの系譜をたどれば・・・クラフトワークやYMOを避けて通ることはできませんが・・・。なんと1980年代の分類でいけば,クラフトワークは「ロック」,YMOは「フュージョン」だったのです。いずれも,そういた分類が正しいかどうかはさておき,そもそもカテゴリー分けほど曖昧なものはないと思わざるを得ません。

余談はさておき,自分自身,ジャズ喫茶に行って酒を飲むこともあれば,クラブでDJやVJのプレイを観戦?することもあるし,パンクのギグだって行くこともあります。あと・・・渋谷へ行けば名曲喫茶で喧噪から逃れることも。

今日は,ここ最近,部屋で聴くことの多い音源二枚です。
噴水に喩えてみれば・・・シュワシュワと勢いよく飛び散る水そのもの放物線よりも・・・水しぶきからささやかに広がるミストが発する虹色を音で楽しむといった趣でしょうか。ジャンル分けでは・・・あまり詳しくはわかりません。CDショップへ行けば・・・chill outとかtechnoとかdeep houseとかloungeとかcafe musicとかambientとか・・・そんなコーナーで見つかるものと思われます。

Sabi_nebuloussights● Sabi / nebulous sights (cactus islands recordings, 2006)

日英の混血というサウンドクリエイターによるミニCD。「nebulous sights」というタイトルから想像するに,日常や人生におけるマッシヴな思いでや記憶ではなく,ふと目を閉じたときや何気ない空想に耽ったときに浮かんできた情景やイメージを,音としておぼろげに(しかし精緻に)スケッチした。そんな印象を持つ一枚。

ジャケットには線香が写っていますが・・・どこかしらメランコリックなメロディーもチラホラ垣間見られるサウンドは,勝手ながら日本の電子音楽だと認識(使用されている書体のかわいさもどこかしら)。想像していたよりも素直な音づくりで,全体的に「液体」を思わせる雰囲気が漂います。ただ,massive attackの100th windowのように,深海を思わせるというか,ずっしりと心の奥底をたどっていくようなサウンドとは違い・・・昆虫や魚の目線を想像するような浜辺の波音や水面の波紋,水中の鼓動・・・台所や食卓のエトセトラ・・・幼少時の記憶みたいなものを,聴いていて勝手に感じました。まったりとした目線の高低を感じられます。

大ざっぱにいえば,テンポはゆるいし,ゆったりとソファにでも座って聴きたいサウンドです。チルアウト(chill out:冷静になる、落ち着く)な路線と言っておけばいいのでしょうか。

全体的には好印象。個人的は意見を言うとすれば・・・ところどころ散りばめてある,グリッヂ音(ジリジリ/チリチリした感じの本来はエラー音と言えばいいのか?)にもっと不規則なリズムがあったら,さらに面白味が出るのではないかと思ったりもしました。さらに今後が楽しみでもあります。

http://www.cactusisland.net/

↑試聴できるようです。


Tenderlove● SND / tender love (EFA, 2002)

時々足を運ぶ古本屋で,一時期店員さんの趣味?だとは思いますが,中古盤でかなり趣味色の強いコーナーがあり,2年前に思わずジャケット買いした一枚。じつは・・・このアルバムに入っている曲,テレビのニュース番組等で時々,耳にしたなあと。

こちらは・・・音数もかなり削り取ったミニマルなサウンドで,カチカチとクリッキーですが,リズムはけっこう捻りが利いていたりします。ただし,かなりソリッドでクールな音づくりなので,夏や音に相応しい場所以外ではちょっと冷たい印象を持つアルバムです。変な表現かもしれませんが,夏の夜にエアコンが発するノイズが,このアルバムみたいなサウンドだったならば,体感温度はかなり下降するでしょう。

ポストテクノミュージックについて書かれた本のなかに,このSNDが絡んでいるレーベル?「Mille Plateaux(ミル・プラトー)」について書かれたいたことを思い出したぐらいの知識しかなので・・・詳しいことをお知りになりたい方は,検索エンジン等で,その道のマニアが書いたエトセトラを参照してください。

ちなみに・・・「tender love」とは,日本語で「慈愛」を意味しますが,このアルバムを聴くと・・・こんなにクールな慈愛の表現の方法もあるんだ,と,新しい発見です。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005YE6W/250-9410408-5501804?v=glance&n=561956

↑こちらも試聴可能であるようです。

Words are not enough...そんな思いを持った,歌詞はなくても詩的なサウンドを持った作品との出逢いを嬉しく思います。


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2006/07/07

The Feelies: Crazy Rhythms(附/オリジナル・ラヴの源)

Feeliesこのところジメジメと蒸し暑くなっていますが・・・さりとて,就寝中にエアコンを付けるほどでもなく,でも,窓を開けたままでは寝冷えする。という状況。よって,ちょっとした暑さでも苦手な性分なので朝早く起きてしまいます。おまけに日の出も早いので,朝一から,CDではなくアナログ盤に針を落としました。

久々に・・・と思って聴いた一枚が・・・ The Feeliesの1st「Crazy Rhythms」(CDではStonesのPaint It Blackをカバーしたテイクが収録されているらしい)。アルバムのカバージャケットを見ればわかるとおり・・・どこかの大学のサークルバンドのような容姿ですが・・・ジャンル分けでは「パンク」として紹介されることが多い。サウンドは・・・重く歪んでノイジーというわけではなく,むしろタイトでソリッドでシンプルな展開です。

特に・・・シンプルなカッティングで絡み合う二本のギターのアンサンブルが魅力。クラブミュージックの4つ打ちに通じるシンプルなビートの心地よさを感じます。

自分自身・・・ロックをはじめとするモダンミュージックを聴くときは・・・何かと外見から入ることが多かったですが・・・何から何まで「こういうジャンルに属してます」というイコンを気取る熱さとは違い,The Feeliesのそれは,言ってみれば「青い炎」。クールにおとなしく見えても,世界観の狂気度は上回っている雰囲気すら感じます。

ただし・・・どの曲も・・・そうですね,David Bowieの「Heroes」やR.Stonesの「Sympathy for the Devil」的な反復の中で,か細くながらも繊細にかつアグレッシブに世界を広げていくタイプでしょうか。「噛めば噛むほど」の味わいを出すサウンドですね。

ちなみに・・・今,話題のYouTubeにThe Feeliesの映像がありました。

http://www.youtube.com/watch?v=ammeQSyUF00&search=feelies

↑個人的には,画像左側に映っている,短髪でガリ勉風の眼鏡をかけ腕を組んだ仏頂面の女性の動きに注目です。笑。

閑話休題。

これを書くにあたり検索エンジンにThe Feeliesと入力したら・・・一時期大ヒットした日本のバンド(田島貴男のユニット)/オリジナル・ラヴのバンド名の由来は・・・何と・・・写真にある「Crazy Rhythms」に収録された「Original Love」なのだそうです。アナログ盤だとB面の1曲目ですが・・・自分の中では印象の薄い曲。むしろ,A面の「Loveless Love」にこのアルバムの一つの聴かせ所があると思っていたぐらいです。まあ,「Original Love」のほうがバンド名として響きがいいですね。笑。

そのオリジナル・ラヴ・・・じつは全く無名のアマチュア時代に都内のライブハウスで見たことがあります。後にメジャーデビューしてからのサウンドとは違って,ソリッドかつちょっぴりサイケデリックで・・・でも時折ジャージーなコードワークを聴かせる,とてもセンスのいいバンドだった記憶が今も鮮明にあります。



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2006/06/08

王様最高! 

今年は・・・5月からずっと梅雨のような・・・そんな日々が続いています。

さて・・・少し以前に,ふと立ち寄った某大手古本屋にて,日本語直訳ロック・王様の「王様の恩返し」を格安で購入。もちろん,王様については頭角を現す直前から知っていましたし,ラジオ番組等ではかなり耳にしましたが,今さらながら作品購入はこれがはじめてです。

自分で自分のことが恐ろし〜と思うのは,このアルバムでカバーされている曲って,すべてオリジナル曲の展開が頭の中に入っているということ。しょせんはロック野郎なのでしょうか,いやはや。というか,中学生時代のエレキギターの教則本といえば,ほとんどがディープパープルやレッドツェッペリンあたりのオンパレード。だから,久しぶりにギターを引っぱり出してところどころフレーズを思い出してました。

おまけに,王様はギター少年の盲点というか,ハードロックのボーカリストの盲点を見事についてきます。ハイ。そもそも,ボク自身,パープルやツェッペリンなんて,頭のなかにあるのってギターのフレーズばかりです。だから直訳ロックの出番だったんですね。

まあ,王様はギター少年が夢中になって聴いた曲を,ある意味ではとても正統的に選
択しているのですが・・・,あらためて直訳で聴いたら・・・やっぱり歌詞にはお熱
をあげる必要がなかったんだと,自分の中では妙に納得。王様の直訳によって,よう
やく笑いのネタとなって楽しめるというところです。

はっきりいって,高校生のバンドで,急きょオリジナル曲をやることになり・・・な
らばと日頃おもっている欲望まるだしの歌詞みたいな(笑)まあ,そもそもバンドを
はじめる野郎のきっかけは「もてたい」という気持ちの持ち主がほとんどですから
(それを実現するかは別として)。

とにかく,直訳によって,よりオリジナルに近づいたという感じ。そういえば大学の
語学の講義で,英文学者が「直訳が正しいんだよ」と一年中つぶやいてましたが,そ
れは言い得て妙です。結局は一番伝わってきます,多少ダサくとも。

しかしながら,王様ってやっぱり永遠のギター少年ですね。ギターにかんしては,と
ころどころ自分のクセ?で微妙にオリジナルと違う部分があるとはいえ,音色からピッ
キングニュアンスまで忠実にコピーしてます。ものすごい思い入れを感じます。こう
いう人って本当のバカ(すばらしいという意味で)になれてるんでしょうね。だから
素直に笑えるというか。

で,王様を本当に楽しもうと思ったら・・・やっぱりオリジナル曲がきっちり頭に入っ
ているほうが,何十倍も笑えます。ちなみに「深紫伝説」という曲については,ディー
プパープルのベスト盤「ディーペストパープル」ですべてフォローできます。

それと,オリジナルのサウンドは滅茶苦茶かっこいいジミ・ヘンドリクスの「FOXY
LADY」なんて,「フォクシー」とつぶやくところが「キツネっぽい」って,思わず吹
き出しまくりました。あまりにもベタでしょ,それって。

自分としては,勝手に「魅惑的な」ぐらいかなと思って辞書をひいてみたら・・・やっ
ぱり FOXYには「キツネのような」「魅力的な」「セクシー」「ずるい」なんて意味
がのってました。けど,「キツネっぽい」に完敗いや乾杯です(笑)

あらためて聴くと今になってはオリジナルよりおもしろいです。何度もいいますが,
王様はオリジナル曲を頭のなかで鳴らしながら聴く方が数十倍笑えます。

只今のBGM ...... 王様:ユラユラとグルグル(Led ZeppelinのRock'n Rollのカバー
ですね)


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2006/05/30

町屋でふと「あがた森魚"乙女の儚夢" 1972年」を想う。

Agatha日曜日に・・・日本酒を飲む集まりに参加し・・・築八十余年という町屋でマッタリしてふと思い出したアルバムです。建物が大正時代のものだったので。

リアルタイムではまったわけではないですが,「赤色エレジー」だけは知っていたことと,ジャケットの美しさを知っていたので,大学生の頃,CDではなく中古盤(アナログ)で買いました。

「曲馬団小屋(サーカス場でのちんドン屋と呼び込み)〜電気ブラン〜秋の調べ(女子学生の朗読)〜赤色エレジー」と続く部分が,特に聴きどころでしょう。「大正ロマン」をコンセプトにしたアルバムで,ジャケットまでその雰囲気を存分に味わえる作品です。所有しているアルバム(CD,AD)で一番キレイなジャケットは?と聴かれたら,迷いなくこれを挙げます。

当時「社会派歌謡」と呼ばれた美輪明宏の「ヨイトマケの唄」で「父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もうひとつおまけに エンヤコラ」という涙でウルウルくる有名な一節がありますが・・・それとは少し違いますけど,あがた森魚の「赤色エレジー」でも・・・「愛は愛とて 何になる 男(おとこ)一郎 まこととて 幸子の幸(さち)は どこにある 男一郎 ままよとて」と,むせび泣くような歌いっぷりに,ついウルっと来てしまいそうになります。ところが,最後に「お泪(なみだ)頂戴 ありがとう」と締めくくってくださっていて,不思議とホッコリした気分にさせられるのは自分だけでしょうか?

今や,古き良き日本の情景を知るきっかけとなる資料的アルバムかもしれません。どなたかこのアルバムの断片をモダンなデジタルサウンドにからめるなんて人を期待しつつ・・・。


Agathaj

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2006/05/26

どてらい奴ら。

Nao811100802796ひょんなところで某ミュージシャン/DJが選んだ25枚のなかに,今や町田康名義のほうが有名になっている町田町蔵&至福団の「どてらい奴ら」(クレジットは「女へん」ではなく「男へん」)がありました。ちなみに,これは当時はやっていたカセッ
トブックです。

そういえば持ってたなあと思い,写真にありますように見つけたつもりが・・・肝心のカセットと本がな〜い。ということで,勝手に音だけ想像していました。作家としての町田氏は文体の裏側から几帳面さがほとばしっていて,はちゃめちゃなようで展開が読めてしまいあまり作品を読まないのですが,音楽のほうは,壊れ具合がよくてたまに聴くと快感であったりします。

お目当てのカセットが見つからないので,久々に中学生以降に録音したカセットを掘り出してみました。今や,カセットテープというフォーマットそのものが化石みたいなものなんですが,先の25枚選のなかにも入っているアルバムの作品も自分でミックスして編集してたりで・・・いやはや,たとえ直接つながりがなくとも,同世代の人って趣味や嗜好が近ければ,誰でも似たようなを通っているわけで・・・。そのときは自分で自分のことを「個性的に」と思っていても・・・そのじつある程度は決まったレールの上をたどっているということが,後になってわかってきます。

只今のBGM ...... 今カセットから流れているのはイギー・ポップのストゥージーズですね。

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2006/05/19

サウンド・テスト。 

アシッド・ジャズ,アシッド・ハウス,ガラージ,トライバル・ハウス,ディープ・
ハウス,プログレッシヴ・ハウス,アシッド・テクノ,ミニマル・テクノ,ネオ・エレクトロ,デトロイト・テクノ,アンビエント・ダブ,アンビエント・テクノ,ダー
ク・アンビエント,アンビエント・ハウス,ブリップ/ブリープ,トランス,サイケ
デリック,アートコア/ジャズンベース,ドラムンベース,ジャンプ・アップ,テックステップ,ハードステップ,ビーツ&ブレイク,ゴア,ガバ,トリップ・ホップ,インダストリアル・ダンス,オルタナティヴ・ダンス,ユーロ・ダンス,ダンス・ポップ,デジタル・ハードコア,ハッピー・ハードコア,スピードベース,2ステップ,アブストラクト,チルアウト,ラウンジ……。

音楽に興味のない人はおろか,音楽好きでも,「何これ?」状態かもしれませんね。
そういえば,こんな調子でいろんな語句が並んでると,テスト問題を眺めてるようなものです。

これ,ダンスミュージックのなかでも,エレクトリック系のなかでのカテゴリー分けの一部。こうして冷静?に並べてみると,よくぞここまでジャンルを作ったなという感じですね。

ロックなんかでも同じようなものですし,音楽以外でも,こうした棲み分けっていっぱいあると思います。そんな現代のカテゴリー作りたがりの一例を,最もコアと思われるダンスミュージックで紹介してみたまでです。

あまりジャンルにとらわれないで,自分のアンテナに引っかかったものを楽しめばいいじゃないって感じですが(笑),こういう傾向って,もしかすると大きな波の前兆の手探り状態なのでしょうか。音楽に限らず。
上記のジャンルを拾うだけでも大変で(笑),今日はこのへんでお暇します。

只今のBGM ...... Nova Nova : Elisa Plaid

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2006/05/04

空耳:CDジャケット編。

126258607_215もしかすると・・・自分自身の勝手な思いこみかもしれませんが、もしかすると「パクリ」というよりは、一目見た瞬間、元ネタがあってのデザインではないかと思ったCDのジャケットから。

<写真上>は・・・誰もが知ってる?日本のEvery Little Thingのアルバム。発売当初、CDショップでよく見かけ・・・そのときふと「シンプルでいい感じのジャケットだけど・・・何だか見たことがあるような構図だなあ」と思っていたわけです。


126258607_137/で、思い出すわけでもなく即座に<写真下>のSandy Dennyのアルバムが頭に浮かびました。ちなみに後者しか自分では所有していませんが。

あれこれ講釈を垂れることはさておき・・・どうでしょうか? どこか似てませんか? 個人的には・・・元ネタがいいと、これまた勝手に妄想族しております。

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2006/03/29

ジェーン・バーキンという永遠性。

Birkin「クロワッサン」なんていう雑誌・・・滅多に手に取らないのですが・・・表紙を見ると・・・久々に見るジェーン・バーキンのお姿! 

中の記事を見ると・・・自らのお洒落について語っていますが・・・それ以上にインパクトがあったこと。それは・・・ジェーン・バーキンって還暦を迎えるのですね。写真を見ていて・・・それなりに年齢を重ねていることが見て取れますが・・・それでもあいかわらずスマートなスタイルだし,ジェーン・バーキンの基本形?!はかわっていません。

17年履き続けているコンバースのスニーカー・・・リーバイス501・・・そして何より,アムネスティのステッカーが貼ってあるエルメスのヤレたバーキン。シンプル・イズ・ベストを絵に描いたような話ですが・・・,一朝一夕には真似できない・・・「小粋」と申しましょうか。

よく「もうトシだし」なんて言葉を平気で吐く人がいますけど・・・そのときそのときを充実させて「自分自身」でいられたら・・・年齢は夏木マリが言うように「単なる記号」なのかもしれません。

とにもかくにも・・・ジェーン・バーキンは70歳になってもジェーン・バーキンなのでしょう。というわけで・・・久々にターンテーブルに置いてみました。ジェーン・バーキンのアルバム。写真は1983年発表の「バビロンの妖精」という作品です。このアルバムの最後にタイトルチューンの「バビロンの妖精」という曲が入っていますが・・・これ,ブラームスの「交響曲第3番第3楽章」のメロディを元夫(1983年の時点で)のセルジュ・ゲンスブールが巧みに使った名曲です。歌詞の内容はロスのハイウェイの夜景をうたったものですが・・・就寝前に聴くと・・・知らぬ間に眠りについてしまう。そんな落ち着きのある一曲です。


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2006/03/22

「ビジュアル系」という日本文化。

このところテレビでよく話題になるホストクラブのホストが・・・かなりビジュアル系バンドのルックスに近くなってきていると思うのは・・・自分だけでしょうか?

そんな他愛のない話はさておき,「ビジュアル系」と称するメイクと黒っぽいステージ衣装で・・・ややグルーブ感に欠ける(笑)バンドって,想像以上に根強く日本のサブカルチャーの一部を担っていると断言できます。

海外でも,一部の熱狂的な「ヲタク」から支持を集めているようで・・・。ちなみに,「ヲタク」も,立派な国際用語?!です。わかる人に話せば,たいていは通じます。

ちなみに・・・日本のビジュアル系バンドの系譜をたどれば・・・勝手に系統図を作れば・・・代表的なところだけをピックアップすればこんな感じか。

-------------------------------------------------------
第一段階:海外でのサウンド的・ビジュアル的見本の代表格(一例)

●デビッド・ボウイ/バウハウス(特に後者。)
-------------------------------------------------------
第二段階:ビジュアル系黎明期(もちろん国内)

●BOOWY(サウンドはここの域をいまだ脱せず。意外にわかりやすいロック)
-------------------------------------------------------
第三段階:ビジュアル系布教期
●以下は・・・これをご覧になられたビジュアル系ファンの方にお任せします。


なんて・・・結局のところ何も分析していませんが・・・,けっこう耽美な世界に酔いしれつつ・・・ファンのみなさんは・・・いろんな意味でネガティブな心模様に揺れる人たちが多いと思います。

ちなみに・・・一時期(高校生の頃),ビジュアル系のはしりとおぼしきバンドのライブを時折,ライブハウスに通って見ておりました,自分自身。^^;

そのときには・・・たいして意味もわからず・・・ボードレールとかを読むフリだけはしていたか。究極にいえば・・・ボードレールの「悪の華」の世界が・・・ビジュアル系の目指す世界でもあり,詩の世界でもあります。

いずれもかなり極論というか簡単に書き散らかしたまでですが・・・つい最近,オーストラリア人のビジュアル系マニアの人から・・・「どうしてビジュアル系にハマったのか」を伺いました。


「オーストラリアにゴス系音楽は沢山あるけど、誰もがビジュアル系を知らない。
私はペンパールで日本の音楽を知るになりました・・・(中略)・・・ビジュアル系ははゴス系より面白いと思います。実は、衣装とメイクのバンドのイメージにほれた…オーストラリアにそんなバンドはないからね。そして、日本語を勉強した後で、歌詞を分かるになった。ビジュアル系歌の歌詞は素敵と思います。本当に英語の歌と違います…」

ビジュアル系の歌詞は素敵・・・どう「素敵」なのか,いつか伺いたいと思っています。洋ものかぶれみたいに見えているビジュアル系ですが・・・じつは立派な日本のサブカルを形成してることだけは確かなようです。

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2006/02/27

★ロックバトン★

なるものが・・・某友人から送られてきました。
ネタに困ることがないから,たまにはいいかも,ですね。笑。


■好きな歌手&バンドを5つずつ答えてください! ■

こういうのが一番困る質問だなあ。数にはこだわらずフィーリングで。
「ロック」という枠が野暮ったいし,<歌手&バンド>を<ソロ&グループ&ユニット>にします。

●Bjork(ビョーク):「ホモジェニック」は90年代の大傑作?!
 
●マッシブ・アタック:最新作は「ゴス・ソウル」ということで今から期待。

●BLOC PARTY:80年代ニューウェーブの「いいとこどり」かつモダーンなバンド。

●YMOなら細野晴臣

●奥村チヨより平山三紀

●ドイツものなら...DAF,クラフトワーク,アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン,パレシャンブルグ... 最近ならDJ HELLの「NY MUSCLE」がグッド。

●レインコーツ... ニルヴァーナのカートも絶賛した女性3人組のニューウェーブバンド。Smells like teen's spirit ???

●ギターウルフ:まずはライブへ行くべし。ノイズで冒すロックンロール。もしかすると・・・世界のパンクバンドに最も影響を与えた日本のバンドかもしれません。

●サンディー・デニー:Who knows where the time goesを聴いて涙しましょう。

●クラフトワーク:まぎれもないロックバンドで最強・最古のテクノゴッド。

●DJ KENTARO:ロックもクラブミュージックも同一線上と思って聴きたい。

●吉幾三:オレは田舎のプレスリー! その流れでジョナサン・リッチマン。

●ワイルド・マーマレード:ディジュリドゥとドラムだけのオーガニックなダンスサウンド。半端なパンクよりドライブ感良し!!

●ニール・ヤングやライ・クーダーあたりも意外と好きだったりする。

●美輪明宏と浅川マキどっちがいいかと問われると答えに窮する。

●SEX PISTOLSやCLASHもいいけど・・・BUZZCOCKSみたいな・・・後々のメロコアに影響を与えた・・・パワーポップもいいな。

・・・まだまだ挙げればキリがないと思いますが・・・好きになれない言説は・・・
「今のロックにはおもしろいものがない」。そうかな?と思うことも多々あります。
それより・・・ロックという枠そのものを取っ払いたいものです。

・・・ギタリストがテレキャスターを使ってると・・・惹かれるものがあります。


■Rockにはまったきっかけは? ■

理屈をこねてもしょうがないと思います。
「カッコイイ」がすべてですね。 

■Rockなファッションは好きですか?誰を参考にしていますか? ■

いまだにロックファッションのブティック「BLACK」ってあるのでしょうか?
じつは高校卒業前・・・ちょっとバイトしてたことがあります。苦笑。
といっても・・・Rockなファッションって何なのですか?
そこでバイトをしていたときも・・・いかにもバンドマンみたいなファッションしたことなし。

■好きなorあこがれのRock系ブランドを教えてください。■

勝手に日本のコムデギャルソンとさせていただきます。
あとは・・・日本の小さなデニム工房とか。
メイド・イン・ジャパンが一番のお気に入り。
それと・・・今のトレンドは・・・けっこうロックっぽい。カッコだけなら。笑。
街にいる女の子のファッションなんか,特にそう思いますよ。


■ライブに行ったことはありますか?ある人はバンド名か歌手名を挙げてください■

いっぱいありすぎて困る。笑。
初めて行ったのは中学2年のとき,京都の磔磔。バンド名は忘れた。
初めての外タレ(死語)は・・・U2の初来日。あまりファンではなかったが。
ロンドンでのジョニーサンダースの死直前ライブは・・・わりと印象的か?
ここ数年なら,ワイルド・マーマレードのオーガニックなダンスサウンドと,クラフトワークのクールさが気持ちよかった。
とまれ・・・これまでのライブはパンク系が一番多いですね。

■誰のライブに行きたいですか?■

バンドでライブハウスに出たことがあったりしますが・・・やっぱり,機会があれば自分が出てみたいです。


■Rockなお宝やグッズ(直筆サインやTシャツなど)を持ってたら教えてください! ■

モノやサインにはこだわらないほうです。かつてはバッチとかTシャツぐらいは持ってましたが。

■今欲しいRockグッズは?■

モノより自分自身の行動。

■最後に叫びを!!!(メッセージ、自己アピールなどなど何でも叫んじゃってください■

Play it cool...

■質問お疲れ様です。バトンを回す5人は?■

これを見て気が向いた方なら誰でも。

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2006/02/06

三十路を超えてもこんなのを聴いてみたらどう?:DJ KENTARO / ON THE WHEELS OF SOLID STEEL

djkentaroDJ KENTAROといえば・・・名前だけでも耳にしたことがある人は少なくないであろう・・・DJのワールドチャンピオンになった,ホントにターンテーブル(レコードプレーヤー)を楽器にしてしまうようなテクニックの持ち主。といっても,自分自身は・・・楽器屋のDJ関連物コーナーにて・・・というか,そこへ行けば,オーディオ製品コーナーへ行くより,よほどレコードプレーヤー関連の部品が充実しているので,よく彼の映像を見たりするわけです。

 ちなみに・・・還暦を過ぎた実母が・・・教育テレビに出演していたDJ KENTAROを見て・・・

「DJケンタロウはすごい!」

と叫んでいたこともあります。笑。

 というわけで・・・このCD・・・印税という点ではアーティストに申し訳ないですが・・・以前に中古盤店で購入。映像ですごいのはわかっていますが・・・音楽のみで聴いてみる。ロンドンのNinja Tuneというレーベルから出ていて・・・展開される曲もこのレーベルのDJやアーティストのものがほとんど(最後に日本のコーネリアスで〆)。

 もちろん・・・キュッキュッとスクラッチも炸裂しますが・・・ドラムン・ベースとか(簡単に言えばダウンタウンの浜田と小室哲哉が大ヒットさせた曲の「あのビート」です),ブレイクビーツ(4つ打ち系),ヒップホップや・・・ジャージーな路線の曲もあって・・・意外に多面体でスリリング。そういった多ジャンルの音楽をうまく融合して・・・まさに他者の作品をオリジナル的な次元にもっていくために,いろんなDJライクなテクニックが駆使されていて・・・なかなか聴かせどころは多いです。

 どうでしょう? ちょっと年輩の方は「クラブミュージック」という枠を外して・・・ちょっとした前衛音楽を聴くような気分で接してみては・・・。もちろん・・・U30世代こそ共感の渦に巻き込まれてください。

それと・・・ターンテーブルが音源なので・・・静かな曲では・・・針と盤が奏でるサーフェイスノイズ(プチプチって音があるあれですね)が意識的にはっきりと聞こえるように収録してあるので・・・臨場感と・・・なんだか妙に安心感を感じました。

 ホームオーディオで聴いてもちろんいいと思いますが・・・個人的にクラブミュージックは良質なカーオーディオ用のBGMかなとも思っています。是非おためしください。笑。


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2006/02/01

黄色が大好きな青い炎:平山三紀。

なんだかんだで・・・女性のシンガーといえば海外ならビョーク,国内なら平山三紀(みき)が,ここでは定番となっております。というか,ここ最近で最新のトラックバックが「平山三紀」がらみだったもので,しつこく(笑)取り上げます。

 フィギュアスケートの安藤美姫効果か・・・「みき」という名前の女性は,何かと「ミキティ」と呼ばれて嬉しいやら??やらな気分になってらっしゃるかもしれませんが・・・さすがに平山三紀さんを「ミキティ」と呼ぶのはおこがましいので,先にすすめさせていただきます。

 じつは・・・平山三紀さんの楽曲を興味深く聴くようになったのは・・・12年程前だったでしょうか。ちょっと年上の友人が平山さんの「超」がつくほどの大ファンで,代表曲を編集したカセットテープをくれたことが,そもそものはじまりでした。

mikiそれまでは・・・多くの人が知っている「真夏の出来事」(「彼のくるっまにのって〜♪」っていう「あれ」です)ぐらいは知ってる程度でしたが・・・,その友人は・・・「真夏の出来事」を外して,彼は所有するアナログ盤から・・・現在発売されているCDのベスト盤以上の選曲で「虜」にさせてくれました。まあ,そこらへんは,時折,クラブでDJをしていた彼の巧さでもありました。

 ちなみに・・・平山三紀さんの初期は・・・「作詞:橋本淳」「作曲:筒美京平」という,当時の黄金コンビ。「雨の御堂筋」はベンチャーズの作曲だったものの・・・その後のヒット曲は平山さんと同じ「筒美・橋本コンビ」だった欧陽菲菲(フィフィ)とは対照的というか・・・。

 欧陽菲菲がボヨヨ〜ン(?)という感じのパワフルな「赤い炎」だとすれば・・・平山さんはクールだけど中身はとっても熱い「青い炎」とでもいえましょうか。それほど饒舌な印象はないのですが・・・むしろそれが,歌(歌詞)の世界へと,そして,筒美さんの楽曲の入れ込みの凄さを物語っているような気がしてなりません。そして「唯一無二」のヴォイス。

 そして・・・何よりも男性が聴いても,女性の情念を重く感じさせない世界なので,妙に歌謡曲を意識させません。それと・・・「モジモジしてる男でもいいのよ。さっ背中を押すわよ。前へすすみなさい」的な歌詞が・・・何とも男性リスナーを安心させるのではないでしょうか。笑。そんなことはさておき・・・とにかく,聴いていて「歌われている世界に嫌みを感じない」のです。どんな光景を描いていても。


hirayamaマニアさん方は・・・「初期コロンビア時代」と,その後の「ソニー以降」みたいな区切りをされていますが・・・「初期コロンビア時代」のベスト盤が左の「平山三紀 筒美京平ウルトラ・ベスト・トラックス」。ひとまず,これ一枚でも十分かなと思います。「真夏の出来事」はそれほど聴こうとは思いませんが・・・自分のなかでは絶対にはずせない「ビューティフル・ヨコハマ」はもちろんのこと・・・,アルバム一枚で・・・いろんな人間模様を堪能できるような小説的な世界。ジャケットがキュートでいいですね。


mhirayama もう一枚のベスト盤は・・・「ソニー以降」ともいうべき,2枚組のベスト盤。「真夏の出来事」や「ビューティフル・ヨコハマ」,「フレンズ」あたりの初期の曲は新しいアレンジで収録されていますが・・・個人的には「初期コロンビア時代」のゆったり感が好き。でも,個人的に好きな「真夜中のエンジェルベイビー」は入ってますし,石田あゆみのヒット曲「ブルーライト・ヨコハマ」なんか・・・サビの部分で平山さんならではのざらついたヴォイスが炸裂しています!
 そういえば・・・80年代に入ってからの楽曲は・・・わりと作詞が秋元康になっていますが・・・小泉今日子の「なんてったってアイドル」も「筒美・秋元コンビ」。当時・・・あまり歌謡曲を聴きたい気分ではありませんでしたが・・・「あ〜いどるは〜♪ や〜めら〜れな〜い イェィ!」と歌うキョンキョン! あの音程のアンバランス感覚を「才能」として大いに評価するきっかけを与えてくれた筒美京平氏に乾杯(完敗)です。でも,本当に入れ込んでるのは平山三紀ってすばらしい。

 とにかく・・・世代や年齢とか性別・・・そういう枠を超えて・・・永遠のカッコイイ「黄色の大・大・大好きなおねえさん」です。トラックバックをいただいた方のブログに・・・わりと最近の写真が掲載されていますが・・・。

http://crazypoker2.seesaa.net/article/11953834.html

 今どきのギャルでも十分にカッコイイと思える・・・でも子どもがちゃんといらっしゃるシンガー。ことの真相はさておき・・・離婚された元夫のばんばひろふみ氏は・・・あえて無言にします。苦笑。ちなみに・・・関西地区では・・・「馬場」という名字,「ばば」と読むと「ウンコ」の意味になるので・・・それを避けるために「ばんば」と「ん」を入れたとの説があると聞いたことがあります。

あと・・・平山三紀さんにかんする・・・コアなサイトも発見しました。

http://www.interq.or.jp/rabbit/aloysius/voice/Miki/index.html



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2006/01/26

DJ HELL : NY MUSCLE

nymuscleドイツのDJヘルが発表した2004年の作品。先日,行きつけの中古CDショップで目立つ場所に置いてあったので,即購入。

 テクノ系のクラブイベントに足繁く通う人であれば・・・誰でも知ってる優男さんですが・・・1962年生まれだけに・・・音を聴けば・・・4つ打ちのむこうから,80年代のニューウェーブサウンドが顔を出してきます。ちょっぴり変態チックな展開も魅力。

 特にニューヨークのダークなパンク・ニューウェーブがお好きな・・・元パンク・ニューウェーブ少年・少女の方。きっとダンスサウンドを意識せずに,当時の輸入盤店でレコードあさりした瞬間を思い出すはずです。意外に・・・そのへんのマニアの方が見過ごしているようで・・・思わず,自分にいろいろと音楽を指南してくれた先輩的友人に推薦してみたりした一枚。


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2006/01/23

Milk and Honey:ジョン&ヨーコ

milkhoneyジョン&ヨーコの遺作となった「ダブル・ファンタジー」の姉妹盤的な形で1984年に発売された・・・言ってみれば未発表の推敲前の原稿的内容ともいうべき作品。ですが・・・詩を読むたびに・・・ジョン・レノンの・・・どこかしら「覚った僧侶?!」のような世界観もあって・・・色あせるどころか・・・自分にとってはますます興味深い作品となっています。

 10曲目の「Let Me Count The Ways」(ヨーコさんの作品)〜 11曲目の「Grow Old With Me」(ジョンの作品)の流れが一番の聴きどころというのは一度聴けば誰もが思うところだと思いますが・・・ピアノの弾き語りとカセットテープによる自宅録音とはいえ,この2曲から感じ取れる「美しさ」は・・・素朴な録音だからこそ・・・心にしみるというか・・・聴いているだけで目頭があつくなる・・・とても素敵な世界です。

 じつは自分自身・・・時折ヨーコさんの独特な世界がやや苦手に思うときがありますけど・・・「Let Me Count The Ways」は・・・とても自然に感謝の気持ちを歌っている様子が見て取れるような一曲。サビの後半で・・・

「Thank you, thank you, thank you」

と語りかけるように流れていきますが・・・う〜ん,いろんな意味で,昨今,

「ありがとう」

という何気ない一言が少なくなっているようなあ,この世の中。

そして・・・「Grow Old With Me」。邦題をつけるとすれば「一緒に歳をとろう」といったところでしょうか? ジョンとヨーコは「結婚式で歌ってくれるような作品になってほしい」という思いを込めて作ったそうですが・・・歌詞を一切聴かなくとも・・・書かれている内容はメロディーにすべて詰まっている。そんな・・・隠れた超名曲。クリスチャンでもないのに・・・訳もわからず教会で聖書に手をあて・・・まるで仏教の法事のごとくリズムをつかめず過ぎゆく賛美歌を歌うぐらいなら・・・こういう隠れた名曲をどんどん表に出していくべき!と思うのは・・・独身男の戯言。苦笑。

いずれにせよ・・・就寝前に聴くと落ち着けるような・・・そんな気もします。

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2006/01/22

Rock'n Roll is not dead:ギターウルフのライブに参戦!最高!

060122_23290003ちょっとおとなしめな日曜日。某クラブで行われたライブイベントに一人で直行。その直前,なぜか「グループ魂」の「環七ラーメンウォーズ」を何回も聴いてしまう(その理由は後で)。

 お目当ては,このブログで少し前に「行く」と宣言していた,ギターウルフ。幸い・・・前日の電話で前売り扱いとなったので,受付で名前を告げて入場。の前に・・・このテのライブに一人で行くときは必ずバンドをやっていそうな最低10歳以上は年下のロック野郎に声をかけて音楽談義をするのが楽しみ。

 今回は・・・一人はいかにもパンキーなギターをやっていそうな革パン君と,もう一人は一見おとなしそうな感じの坊主頭君と,入口でトーク。おそらく彼らは22,3歳ぐらい。けっこうな年齢差ってあるのはわかっていたのですが・・・お気に入りのミュージシャンが双方で一致し・・・なぜか奇妙な連帯感を得る。そして・・・結局はその連中と最後まで最前列で見ることに。笑。

 ちなみに・・・ギターウルフ,ライブの途中で客をステージに上げ,ギターを持たせて弾かせるのですが・・・一応,前述の坊主頭君に・・・

「セイジさん(ボーカル&ギター)は今でもお客さんにギター弾かせるの?」

と訊ねたら・・・

「ベースの人が死んでメンバーかわってからの最初のツアーなんでわかりません」

と。しか〜し,先に結果を出しますけど・・・実際にステージに上がったのは・・・なんと坊主頭君でした。爆。

 話が前後してしまいますが・・・ライブは最初に女の子バンド・・・次に・・・そういえば自分が中学生のときにニューウェーブ系のバンドで一回は見に行きたいと思っていた「ウルトラビデ」・・・その後2つのバンドの後・・・いよいよギターウルフの登場。時間は午後10時過ぎでした。途中,上半身すっぽんぽんになった女性がステージにあがるハプニングもありましたが。苦笑。

 とにかく・・・この日は勝手に童心モードになっていて・・・ライブも最初から最前列。せっかくならギターウルフも最前列で見てヤレと思ったのですが・・・本当に最前列。しかもボーカル&ギターのセイジさんの真正面ということで・・・途中からセイジさんの汗だの唾だのがいっぱい飛んできて・・・部屋に戻って風呂に入って・・・塩っぽい汗の味・・・「これ自分のかセイジさんのかどっち?」なんて。笑。

 とまれ・・・何をガキ臭いことを・・・と読んでおられる方が思っているようでは甘い。40歳を過ぎてもなお・・・あのステージアクションと全力投球のロックンロール(といってもサウンドはパンク)を見せつけられると・・・なんだかいい「気」をもらった気分です。といっても・・・さすがに最前列だと後ろから押してくるわ・・・横の連中は暴れだすわ・・・で・・・ステージとの仕切り棒がたわんで腹に食い込む始末。でも・・・しかも自分よりも年上の40代の人が,まるで10代のようにノイジーなギターで客を煽るのを見るのは・・・ホント,新鮮きわまりないひとときでした。

 幸い・・・知ってる曲も多く・・・まわりの連中と・・・

「オレの胸には赤い稲妻っ! アクセル全開,環七フィーバー」

と音程も巧拙も関係なく大合唱。そして隣りにいた白人男性とふざけて暴れる。笑。なんてことはさておき,先に挙げた「グループ魂」の「環七ラーメンウォーズ」は・・・じつはギターウルフの完全なパロディであるわけですが・・・まあ,自分のなかではラーメンは滅茶苦茶好きだけど・・・ギターウルフの「環七フィーバー」も出たときから好きだったわけで・・・アンコールでようやくといった感じでした。シンプル・イズ・ベスト。最高。隣りにいた白人男性も,こちらに向かって「最高!」と唸ってましたから。

 MC一切ナシ。大音量で途中からノイズの荒らし。凄くカッコイイのに・・・どこかお茶目。いろんな音楽を手当たり次第に聴いてますが・・・なんだかんだで元に戻るというのが・・・自分にとってはパンキーなサウンドなのかなと,あらためて思いました。

 帰り際・・・入場する前に談笑したギタリスト君とメルアド等の交換をし・・・無事生還しました。久しぶりに・・・ものすごい耳鳴りに冒されています。苦笑。

 そんな・・・童心に帰った一日でした。そして・・・もしかっこよく弾けるのなら・・・テクはいらない。というか,かっこよく聴かせるのが一番のテクなのかなと,セイジさんのギターであらためて思わされた次第です。そして・・・下手くそでいいから趣味で久々にスタジオに入りたいな・・・なんて気持ちが芽生えてきました。

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2006/01/15

Mother Fucker!!!!

generationなんだかんだでラウドでシンプルなロックンロールを聴くと爽快だったりしますが・・・ギターウルフまでくると「はち切れ度ブースト状態」なので,じつはかなり好きだったりします。単純でうるさいギターが何歳になっても好きなんです。

 じつは・・・まだ一度もライブに行ってません(ライブアクトを聴いたことはあり)。が・・・公式サイトを見たら・・・今はツアー中。去年いこうと思いつつ果たせてなかったので・・・,今年は実現させようかなと。ボーカル&ギターのセイジさんが40代でなお,あのぶち切れ感を保っていると思うだけでも感激ものです。

 それと・・・ライブの途中で客にギターを渡して弾かせたりするようで・・・行った事のある同世代の人が「みんなギターを渡されてもいつも唖然として何もできない」と言ってました。もし自分が渡されたら・・・ボーカルスタンドに弦をひたすら擦りあわせてノイズとハウリングとフィードバックを炸裂させたいと思いますが・・・それは勝手な妄想族です。笑。

 写真のアルバムは・・・「Jet Generation」という1999年のアルバム。ひたすらブルースリーのマネをして「アチョーっ」と絶叫したり・・・なんて曲だけでなく・・・

「オレの胸には赤いイナズマ」ってカッコイイフレーズではじまる「環七フィーバー」なんて名曲もあります。が,が,最近知ったのですが・・・,紅白にも出場した「グループ魂」が歌ってる「環七ラーメンウォーズ2002」ってギターウルフのパロディーだったのですね。聴き直してみます。

閑話休題。拙サイトのほうで,2006年度版のプロフィールを更新しました。ちょっと話題の違った音楽の話題をのせてます。お時間のある方はご覧下さい。

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2005/12/22

MASSIVEATTACK : ストレスを感じたり眠れない夜にはgood...「心の中だけでもトリップできる聴くためのダンスミュージック?!」

 何かと気忙しい師走の真っ最中ですが・・・忘れかけた頃に聴きたくなるアルバムの紹介です。

 といっても,「MASSIVEATTACK」・・・本国イギリスではアルバムチャート1位になるなど影響力の大きい存在なので,ここであえて紹介する必要なんてないかもしれませんが・・・。ダブ,hip hop,テクノ,NW...etcいろんな要素が融合し,アンダーワールドやレディオヘッドなどと同様にジャンルの枠を超えた存在かなと思っています。

これが意外と気持ちを落ち着かせてくれるサウンドなんです。ちょっぴり陰鬱でダウンテンポ,はいつくばるような重低音。でもサウンドはどこまでも透明感ある処理で「深層水」を思わせる,「アンビエントテクノ」とでもいいたくなる曲もままあります。

2nd特にEverything But The Girlのトレーシー・ソーンがゲスト参加している「Protection」(2ndアルバム)という曲は・・・エンディングに近づくにつれて流れる雨音が,乾いた気持ちにしっとりとした潤いを与えてくれますし,あの中性的な声と重低音が心の中で心地よいダンスを奏でてくれます。


4thまた,一昨年リリースされた4thアルバム「100th window」は,かなり陰鬱で重いサウンドへと突き進んでます。けれども,落ち込んでいるときや疲れているときは,無理にテンションをあげるよりダウナー系でまったりいきましょうよ,と語りかけているようなサウンドです。そのいっぽうで,このアルバム,ネット社会の危機感みたいなものがコンセプトになっていたりします。2曲目でシニード・オコナーが唱ってますが,これを聴いていると思わず深海へと引きづりこまれていくような感じ。

いづれのアルバムもひょっとしたら聴く人を選ぶかもしれませんが,クオリティーはどれも最上級です。ここでジャケットを紹介していませんが,3rdアルバム「Mezzanine」が特に傑作アルバムと言われています(個人的にも一番トータルで出来がいいと思っています)

http://www.massiveattack.co.uk/

おそらく地球上にあるサイトのなかで一番クエイティヴなつくりではないでしょうか?
こちら側の知恵のひねり方次第でいろんな世界を体験させてくれます。

只今のBGM ... なぜかBrandy(あまりコンテンポラリーR&Bは聴きませんが。笑)

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2005/12/08

ジョン・レノンの命日:12月8日

051208_21270001「ニイタカヤマノボレ・・・」といえば12月8日は太平洋戦争の開戦日ですが,毎年この日の朝に欠かさず聴いているのが,さほどコアなファンでもないのにジョン・レノンのレコード。もう亡くなってから25年も経つのですね。

 なんだか,年々,この日を迎えるインターバルが短くなっているような気が・・・^^;。

 というわけで・・・今年,針を落とした4曲はこれです。ちなみに,写真は・・・じつはデジカメが故障しまして,携帯電話のカメラで撮った,「ダブルファンタジー」と「ジョンの魂」です。なぜか,この日にかけるアルバムは,この2枚と決まっています。

●「(Just Like)Starting over」(「ダブルファンタジー」)

 1950年代のロックン・ロールスター(ロイ・オービスン)みたいな歌いっぷりがカッコイイだけでなく・・・

Our life together is so precious together
We have grown, we have grown
....

という出だしのフレーズ・・・なんてステキなんだろうと思う気持ちは,年々深まるばかりであります。
12月8日には,どういうわけか,この歌を必ず最初に聴いています。自分にとっては,どこか「再生」というか「再誕」を感じさせる一曲。

●「Woman」(「ダブルファンタジー」)

 なぜか,今年は迷わず2曲目に選びました。個人的に,「カッコイイ」と思える男性は,この曲で唱われているような気持ちを持っている人です。女性の影を踏まずに歩く男性・・・いいなあって(これって変な表現?!)。

 私淑する作家・宮崎学氏の『突破者の母』という本のまえがきにこんな一節がありました。

「極道の世界は『男の花道』がどうの『男ぶり』がどうのと,ことあるごとに『男』を云々する男臭い世界であるが,実は母性原理に貫かれた母系社会的な要素が極めて強い。・・・(中略)・・・この社会には必ずグレートマザー的な女性がいる。その大いなる母が死んでいった男たちの死を癒し,男たちの勲を語って伝説化・神話化していく。男の馬鹿さ加減に半ばうんざりしながらの営為であるのだが,その母性に支えられて男たちはひたすら跳ねていくわけである。典型的な男尊女卑の世界のように見えながら,女の存在は物心両面にわたって実に大なるものがあるのである」

●「Working Class Hero」(「ダブルファンタジー」)

 ボブ・ディラン色の強いギターですが(AmとGの2つのコードでほぼ弾けます)・・・好きです,この曲。「労働者階級の英雄」・・・「成金」よりよっぽど趣味がいいなあってミーハーな気分で書いてみました。笑。

おまけにスリーSをあざ笑うかのような歌詞の世界も辛辣。

A working class hero is something to be.
(労働者階級の英雄はなってみる価値がある)

●「Love」

もう何もいうことはなし。っていったほうがわかりやすいですよね。

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2005/12/07

久々に熱中・・・Bjork : homogenic

1207ジャケットのデザインのインパクトもさることながら,サウンドには文句のつけようがない程,大名作。このサウンドが単なる前衛音楽で終わっていないことって,とても嬉しいことだと思う。

 1997年発表だけど,音が色あせるどこか,聴けば聴くほどいろんな世界が見えてくるのが,ビョークの世界でしょうか。どのアルバムにも共通するのが,どこまでも斬新なアプローチで音を編集しているのに,頭のなかで浮かび上がってくるのは,小高い大草原の丘とか,ちょっと寒さの厳しそうな海岸とか・・・。どこまでも自然だっていうことです。

 よく「生演奏の熱さが・・・」なんて言って,デジタル系のサウンドを否定する人がいますけど,ここまで音の「奥行き感」や「編集のセンス」を耳に焼き付けられると,世界のどこにいてもビョークの世界に包まれ感動できるのですから・・・。スタジオ録音には,ライブにはない魅力がいっぱいあることを,改めて発見させてくれる,時代を超えた名盤ですね。特にリズム音が単調な4つ打ちやバスドラムのキック音に終わらず,見事に曲調に合わせてコラージュされているところが,言うことなし。

それにしても「violently happy」っていうビョークの言葉・・・イカした表現です。

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2005/11/20

なぜか甲斐バンド&平山三紀。

1120毎日,浴びるように音楽を聴かないと気がすまないタチなのですが・・・わりとサウンドが気持ちいい方を優先しがち。おまけにちょっとコアな路線にも走りがちだったりしますが,たまには日本語の詞をじっくり楽しみたい気分にもなります。

 そんな気分にさせてくれたのは・・・イギリス人の友人と再会し別れた次の日に,親友と新宿のとある飲み屋でのことでした。その店のオヤジさんが、

「おまえら,ここにあるCDのなかから好きな曲みつけろ。かけてやるから」

というのです。親友にとっても自分にとっても,その飲み屋のオヤジさんは大学の古い?先輩にあたることはさておき,CDといっても,いわゆる昭和40年〜50年代のヒット曲を集めた,地方のCDショップ(レコード店)の特売コーナーにでもありそうなもの。でも,飲み屋のオヤジさんは,若い衆?!に気をつかってくれたんだと思います。

 とまれ,なんだかんだでオヤジさんがあれこれ選曲し,何曲か聴いたその後、

「俺,甲斐バンドの『裏切りの街角』が好きなんだよ。詞がいいよ」

とCDのカバーを見てマジマジと発言。じつは自分自身も,小学生の頃,なんとなくこの歌が好きで,チョボチョボ甲斐バンドを聴いていた時期もありました。と,ところが,肝心のCDがない! 飲み屋のスタッフが懸命に探すものの,結局見つからず。その間,オヤジさんが「神田川が喜多條が云々・・・同棲・・・云々」と,どうやら学生時代を懐古。そうこうするうちに,自分が平山三紀の「ビューティフル・ヨコハマ」を発見し,CDプレーヤーへ。どうやら他のお客さんはしらなかった様子で,オヤジさんと・・・

「びゅーてぃふる・な・お・は・な・し・ねぇ〜」

と,珍しく人前で熱唱する自分。そんな調子で,ここ最近は久しぶりに甲斐バンドと平山三紀を聴いているという日々です。

 どちらも,唱われている世界が好きで,たとえ悲しげな内容の歌詞であっても曲調や歌いっぷりが,決して落ちていかないところがいいですね。しかも,どちらも,ここ最近は騒がれていないところが「マイブーム」にはもってこいなのです。

 というわけで,比較的入手しやすいCDのベスト盤を軽くご紹介します。ちなみに,いずれも洋モノ系に強いCDショップよりも,街のCDショップのほうが見つけられる確率が高いと思われます。意外にCDでの中古は少ないです。

●写真左「GOLDEN☆BEST/平山三紀 筒美京平を歌う アンド・モア」
 
 以前にも平山三紀さんのベスト盤をご紹介したことがありますけど,こちらはいろんなレーベルから出た代表曲を,ソニーが一括して編集しているもの。1曲目の「ビューティフル・ヨコハマ」から7曲目の「真夜中のエンジェルベイビー」までの並びは,自分のなかではとてもいい感じです。CD2枚組。
 平山三紀さんといえば「彼の・くるっまにっ・のって〜」で有名な「真夏の出来事」が一番有名かもしれませんが・・・個人的には「ビューティフル・ヨコハマ」と「真夜中のエンジェルベイビー」で聴かれる,媚びを売らないサバサバした歌いっぷりにすっかりハマってしまいます。
 独特な,ちょっとざらつき感のある低音の声もさることながら,単調に唱っているようで,めちゃくちゃコケティッシュなグルーブ感。国内のアーティストでもセンスのいい女性R&Bシンガーが出てきてるみたいですが・・・独特なセンスでは時代を超越してます。はじめて聴いた人は・・・まずその歌声が耳から離れません。

 そういえば・・・筒美京平といえば・・・先日亡くなった故・本田美奈子さんの「Temptation」とか・・・挙げ句の果て(といっては失礼か?)には 小泉今日子の「なんてたってアイドル」まで・・・幅が広いですね。でも,作り手としての筒美京平さんの趣味性は,平山三紀さんというフィルターを通して発揮されてるのではないでしょうか? とても良い世界観が展開されててイイです,とっても。

●写真右「Singles/甲斐バンド」

 こちらはこれまで発売されたシングル盤を2枚のCDに編集されたもの。甲斐バンドって,ホント,歌謡曲を聴きたくないっ!と思っていた小学生の頃によく聴きました。まあ,「Hero」とか「安奈」とかヒット曲のおかげでもあるのですが。
 それなりの年月を経て聴き直してみると・・・いいですね,詞が。すごく詞の世界が頭のなかで浮かび上がってくるし,平山三紀さんの世界同様,たとえ寂しげな歌でも,どこまでも墜ちていく感じしなくて。
 個人的には,先に紹介しました「裏切りの街角」が一番好きな歌です。エンディングの部分で、

「しとしと五月雨・プラットホームを・今思い出が走り出す・発車のベル・叫び声の中・あの人が見えなくなった」

と〆ていくわけですが・・・これがもし「五月雨」じゃなくて「秋雨」だったら・・・春の雨を描写してるところが,どことなく救われた気にさせてくれてるなあと思うのは自分だけでしょうか? それと・・・この歌の世界。ストーンズがロバート・ジョンソンをカバーしてる「むなしき愛」と,かなり類似してることを発見。というか,甲斐バンド,甲斐氏が「ロックな詩人になりたい」と仰っておられたが,かなりボブ・ディランとストーンズの色が見え見え?!

 あと,「テレフォン・ノイローゼ」という歌の詞が・・・ちょっとお茶目なところがあってお気に入りです。とくに,曲の最初の、

「出会って・ひと月め・どれほど・思ってるのって聞くと・君は4週間分よって・そっけなく・おきまりの恋の文句ってやつを・君にささやく・熱があっても・三十九度・首ったけ」

という一節。今あらためて聴くと・・・サラッと唱ってるから余計に興味深く聴けます。

というわけで・・・昭和時代の音楽・・・なかなか詞に聞き所があって,むしろ新鮮ですよ。

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2005/11/18

ロマンチスト。

nao8-1081008942-1「吐き気がするほどロマンチックだぜ」

なんて素敵な言葉でしょう。って,これ,かなりマジで書いてます。「スターリン」とか「遠藤ミチロウ」という言葉でピンとくる人がいれば,どの曲に出てくるフレーズかおわかりでしょう。ちなみに・・・オリジナルはアナログでしかもっていないため,大槻ケンヂさんのカバー集(CDのアルバム)で聴いています。

「ロマンチスト」という曲を。

 なんといっても,自分自身が中学時代の学園祭で演奏した・・・というか,いきなりボーカルのヤツが「唄えない」と言い出したので,しかたなくぶっつけ本番で自分が唱ったのです。だから,この曲,自分自身が悶絶するぐらいの入れ込みがあります。一日100回聴いても決して飽きません(笑)。自分にとってこのアルバムのなかでのベストテイクです。

 といっても,詩はとってもシニカル。「良心的にと手をさしのべて 助けてあげると モラリスト しゃしゃり出るほど顔がない においで犯すヒューマニスト」とか「吐き気がするほどロマンチックだぜ」とか・・・。これを聴いて,当時は善人面して裏ではろくなことない教師を想像してました(笑)。そして今,ときおり無意識に「いい人ぶってる」自分を冷静に振り返ったとき・・・嗚呼「ist(主義者)だこりゃ」と,この曲の歌詞を頭に思い浮かべると自戒するようなしないような。

 で,中学生のときからの疑問があって・・・ブレイクの直前に遠藤ミチロウ氏が叫んでいた言葉が疑問だったのですが・・・大槻ケンヂさんのライナーノーツを見て・・・「主義者」と叫んでいたことを確認しました。ちなみに大槻さんの勘違いは「主義者」を「シーザー」,ボク自身の勘違いは「主義者」を「suicide」でした。嗚呼,なんたる空耳。笑。

 写真は,くだんのCD(左下)とスターリンの遠藤ミチロウのファーストエッセイ
『嫌ダッと言っても愛してやるさ!』。そして,大槻さんもカバーしている,今や大作家町田康さん(「町蔵」名義)の初詩集『供花』。もちろんどちらも初版。ちょっと自慢してしまった気がしてスミマセン。

 とにかくお二人とも煌めく詩的才能があります。でもこういった本を読んでみるのもいいですが・・・町田さんのINU「メシ喰うな」とスターリン「STOP JAP」といったCDアルバムあたりでも十分その世界を楽しめてしまいます。

只今のBGM ...... 大槻ケンヂ&遠藤ミチロウ:ロマンチスト

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2005/11/14

出前ちんどんや&未遂事件?!

1114昨日(日曜日)の話になりますが・・・仕事のネタを探しにたまたま通った通りで,若きチンドン屋を発見。どうやら地域でのイベントに参戦?!した模様で,いろんな意味でかつてのチンドン屋的ドサ回り感が漂う侘びしさは皆無で,これも21世紀仕様かと思った次第です。「出前チンドン屋」と書かれていました。

 そういえば,かつては渋谷のセンター街界隈のパチンコ屋が新台に入れ替えるたびにベテランのチンドン屋ご一行を見かけましたが・・・最近はどうなのでしょうか?

 その後,あれこれ徘徊した後,1,2年に一度は足を運ぶ名門のジャズ喫茶へ。といっても,小生,それほどジャズには強くありません^^;。でも,真っ昼間に500円のコーヒー一杯で,音の洪水にしばし浸れる空間はそうありません。それと,やっぱりジャズのレコードジャケットはシンプルでいいデザインのものが多いので目の養分も補給できます。

 といっても,ジャズはビッグネームを少しかじってるぐらいなので,深い話にはもっていけません。というわけで,カウンターの中にいるスタッフに一言。

「ジャズ以外にお好きな音楽は?」

すると・・・

「ロックとかブルースとか・・・」

とのこと。

「では,どんなロックを?」

と訊ねると・・・

「いやあ,なんだなんだでローリングストーンズが好きで・・・」

嗚呼,これから先はどこのジャズ喫茶での話かは口が裂けても書けません。

個人的にストーンズは大ファンというわけではありませんけど,ミック・ジャガーのソロ,徹夜でチケットピアに座り込みチケットをゲットしたストーンズの初来日。あとは,元ギタリストのミック・テイラーのソロと・・・それなりに入れ込んだ時期もありました。というわけで,なんだかんだでお互いロックが好きなんだと了解があり・・・なんと、

「じゃあ,ストーンズでもかけましょうか?」

と,名門のジャズ喫茶では考えられない展開に・・・。というわけで,ライブ盤の「ゲット・ヤ・ヤ・ヤズ・アウト」のなかから,店員さんがわざわざ「ストレイ・キャット・ブルース」をセレクトして流したものの・・・ものの30秒ほどで他のお客さんがご来店。仕方なく,サウンドはジャズに戻り,お店をお暇することにしました。

 帰り際,そのスタッフがお店にいる曜日や時間を確認したので,次回こそは名門のジャズ喫茶でストーンズのサウンドシャワーを浴びようと思う今日この頃です。

今日のBGM ...... Bloc Party : this modern love
(毎日,中毒になりそうなほど聴いています)

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2005/11/11

revival but modern :: Bloc Party / Silent Alarm

1111イギリス人の友人が、以前からメールで「Bloc Partyはすごい」と唸っていたのですが・・・先日,車の中で一緒に聴き,懐かしさのなかにモダーンな響きを感じ,思わずマイ・ヘビィ・ローテーションになっている一枚です。

 このアルバムを20代前半あたりの人が聴いてどう思うかはさておき,30代となれば,いわゆるニューウェーブといわれるパンク以降の流れ(ちなみに「ポスト・パンク」なんて呼び方は当時されてませんでした)をリアルに経験している人は少なくないはず。といっても,海外のニューウェーブ系バンドのサウンドを好んで聴く中・高校生は,学年でもホンの一握りでした。

 だからといっては変ですが「Bloc Party」のサウンドは,ある意味,血肉化してる音というか,理屈ぬきに気分はレッドゾーンを振り切ってしまったというのが第一印象。しかも,いろんなフレーズが,10代のときにチョビチョビ弾いてたニューウェーブ系のギターそのものだし,このところギブソンのギターでヘビーなリフを弾くタイプが多い中,フェンダー系のエッジの利いたソリッドなサウンドがたまりません。

 ちなみに,イギリス人の友人が「Bloc Party」のサウンドを,gang of four,cure,new order,wireなんてバンドを例に挙げていました。どれも当てはまっていると思います。けっこう当時の「おいしいとこどり」してます。というわけで,このバンド,当時のニューウェーブ少年・少女(古い表現で失礼)こそ聴くに値するバンドかもしれません。車のなかでフルボリュームにすれば,ラウドかつ綺麗な音のせいか,パンクではどこか物足りないと思った80年代が蘇ってきました。

 でも,サウンドそのものは,モダーンな仕上がりです。アメリカ西海岸のメロコアバンドとはひと味違う,陰影の濃い世界がそこにあります。クラブ系サウンド,特にテクノが好きな人あたりは,その源流がニューウェーブというサウンドも絡んでいるだけに,けっこうハマれるのではないかと思います。

 それにしても・・・40歳をすぎてもこういうバンドに興奮し,「娘に聴かせてる」というイギリス人の友人,やはり本場でリアルタイムにパンク〜ニューウェーブを体験した生き証人といった感じでした。

 2.Helicopter〜3.Positive Tension〜4.Banquetあたりは,スリリング。7.This Modern Loveと10.So Here we areは,じつのところ,Bloc Partyのいいところが凝縮されたナンバーかなと思います。

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2005/10/28

今週のジャケ買い。

1028ここ数年・・・だけでなく,六本木ヒルズ建立につき瓦解?した新建築?!六本木WAVEに通いつめていた頃から,時々,楽しんでいる行為・・・それは「ジャケ買い」です。音楽のアルバムを,自分のカンを頼りにして「これはいい(に違いない)」と思いこんで買うのです。ジャンルは・・・そのときのフィーリングで。

 これまでの戦績?は,だいたい8割ぐらいでしょうか? 下手にレコード評に頼るよりはいいみたいです。

 さて・・・今日の一枚は・・・何軒か感覚のよさそうと自分が勝手にピックアップしている中古盤店のうちの一軒で手にし購入した一枚。ちなみに,これ,以前にどこかで見た予感のするアルバムだったので,迷わず購入。

 黄色を基調にシンプルで綺麗なデザイン。ジャケットの後ろを見たら・・・「EFA」とあるので,これはドイツのテクノ〜ハウス系のレーベルだなと,レジへ持っていく。このブログを書くのにちょっとサイトをチェックしましたが・・・「EFA」というレーベルは倒産してしまったようで・・・。で,これはその傘下?プロジェクト?(知ってる方はご一報を)「Mille Plateux(ミル・プラトー)」 の「SND」というユニット?DJ?(これまた知ってる方はご一報を)のアルバムですね。

 何だかどこかで耳にしたことがあるようなクリックテクノだとか・・・そういった系統の・・・う〜ん,エレクトロニカだとか音響系だとかいろいろカテゴライズされてるみたいですが・・・そんなことは二の次です。
 
 とにかくカチッカチッとしたミニマルなサウンドの連続音に清涼感のあるサウンドがプラスされてるといったところでしょうか。テンポも緩めで,クラブで大音量もいいだろうけど,夜の部屋や車の中で聴くのがベストかなという趣です。

 とにかく,このアルバムに対する情報が少ないので,クラブ系サウンドに精通している方からのご一報をお待ちしております。

 今後も「ジャケ買い」続けます。

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2005/10/10

楽器屋がおもしろい!

nao8-1098891424-2いつまでたっても童心が抜けないというか・・・トホホ状態なのですが,中学校入学以来・・・いつも見ているだけでずっと飽きないのが・・・そうなんです,楽器屋なんです。

 で,ここ最近の商品構成を見ていますと・・・サイト管理人が中・高校生の頃はギターといえばフォークブームが去った後でエレキギターがかなりスペースを割いてました。が,ここ最近は・・・アコギも健闘?!・・・それと・・・DJさまが人気なのでレコードプレーヤーのコーナーが充実しています。

 ちなみに,今,家電品店のオーディオコーナーではほとんどお目にかかれないアナログプレーヤーの周辺機器は・・・ほとんど楽器屋で手に入ります。クラブ文化を侮ってはいけません。オーディオマニアのおじさま方! カートリッジはMM型のドンシャ
リサウンドタイプばかりでMC型はありませんが・・・手入れするための道具はそれなりに揃っています。今のうちにDJ諸氏/諸嬢を手厚く保護しておけば・・・レコー
ド文化は退廃しませんから。

 それと・・・まだまだオーディオマニアのおじさま方には嬉しい話が楽器屋にはありますね。真空管を使ったギターアンプは・・・まだまだ主流です。写真のマーシャルなんて・・・このキャビネットを見るだけでもシビレます。使用真空管はEL34。マランツをはじめとする古き良き真空管アンプと同じタマですね。

 なんてコアな話題に始終しましたが・・・クラブ世代の人におすすめなのが・・・シンセサイザーのコーナーにあるコルグの小型アナログシンセのMK-1というタイプ。これ最高です。Tecno/Houseにセレクトして,あれこれ触ってみると・・・あれよあれよとにわかミニマルテクノの完成。思わずモジュレーションやピッチのレバーを触ると・・・その気にさせられます。

只今のBGM ...... the D4 : Get Loose

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2005/09/30

どてらい奴ら。

nao8-1110080279-6ひょんなところで某ミュージシャン/DJが選んだ25枚のなかに,今や町田康名義のほうが有名になっている町田町蔵&至福団の「どてらい奴ら」(クレジットは「女へん」ではなく「男へん」)がありました。ちなみに,これは当時はやっていたカセッ
トブックです。

 そういえば持ってたなあと思い,写真にありますように見つけたつもりが・・・肝心のカセットと本がな〜い。ということで,勝手に音だけ想像していました。作家としての町田氏は文体の裏側から几帳面さがほとばしっていて,はちゃめちゃなようで展開が読めてしまいあまり作品を読まないのですが,音楽のほうは,壊れ具合がよくてたまに聴くと快感であったりします。

 お目当てのカセットが見つからないので,久々に中学生以降に録音したカセットを掘り出してみました。今や,カセットテープというフォーマットそのものが化石みたいなものなんですが,先の25枚選のなかにも入っているアルバムの作品も自分でミックスして編集してたりで・・・いやはや,たとえ直接つながりがなくとも,同世代の人って趣味や嗜好が近ければ,誰でも似たようなを通っているわけで・・・。そのときは自分で自分のことを「個性的に」と思っていても・・・そのじつある程度は決まったレールの上をたどっているということが,後になってわかってきます。

只今のBGM ...... 今カセットから流れているのはイギー・ポップのストゥージーズですね。

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2005/09/28

ネオテニー化する昨今を音楽で実感 :: フェアポートコンベンション :: Fairport Conventionn "Uhalfbricking" 1969年

fairpport大学生の頃,都内某所にあるロックカフェで初めて耳にふれた,ブリティッシュ・フォークロックの名盤。ロンドン・ソーホー地区にある中古屋でアナログ盤を1.60ポンドで購入(約300円!)ちなみに国内でもCDで入手可能です。老夫婦の微笑みで和めるジャケットはほのぼのしていて,すぐ目に飛び込んできます。

静かな秋の夜長にジャズボーカルやシャンソンもいいですが,トラッド色の強いフォークロックも,なかなか気分が落ち着いていいものです。なんとFAIRPORT CONVENTION名義での活動はいまだ続いているようで,2002年に来日しているというから驚きです。

 ボブ・ディランのカバー3曲もさることながら,voの故サンディ・デニーによる"WHO KNOWS WHERE THE TIME GOES" ・・・どうか英語が少しでも読める方は読んでみてください(一部紹介)。これから冬を迎える秋だからこそじっくり味わえる詞ですし・・・こんな世界が二十歳そこそこで描ける才能を知ると・・・自分自身の成長のなさに愕然とすることも。

 けっして明るいサウンドではないといってしまえばそこまでですが,ロック,ポップス,テクノ,エレクトロニカ...etc,古今のブリティッシュ系サウンドに触れている人なら,きっと人それぞれに「何か」をつかみとることができるはずです。自分自身,まだまだ発見できる「何か」をこのアルバムから受け取ってみたい。そう思っています。

Who Knows Where the Time Goes (時の流れを誰が知る) by Sandy Denny
(※一部紹介)

And I am not alone while my love is near me
I know it will be so until it's time to go
So come the storms of winter and then the birds in spring again
I have no fear of time
For who knows how my love grows?
And who knows where the time goes?

(Copyright © 1967 Sonet Music)

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2005/09/24

音楽も衣替え :: 秋の気配

このところは残暑も長く・・・なかなか秋冬物の服にスイッチしにくいものですが・・・こと音楽に関しては,気分的に「秋らしさ」を欲しているのでしょう。朝晩の涼しさに呼応するかのように,自分にとって秋向けのサウンドにスイッチしてしまします。CDアルバムだってジャケットがついています。というわけで,音楽も衣替えする秋の夜長であります。

 なんとなくよく聴いてしまうアルバムから。

novanova

■「NOVA NOVA "la chanson de Roland" 1999年」
 再びここに掲載しました。どうもこの季節になると聴きたくなる,フランスのF communications(ハウス〜テクノ系)というレーベルの作品です。全体的にテンポがゆるいので,落ち着いて聴ける一枚。なかでも"Bewildered"という曲は、ピアノの旋律がとっても美しく,サティあたりを聴く感覚でいいのではと思っています。ちなみにこの曲,別テイクあって、個人的には「Megasoft Office 97」(F communications)というV.A盤に収録されているものが一番好みだったりします。

gotan

■「gotan project"La Revancha del Tango" 2003年」
 タンゴとエレクトロニカを融合させたフランスのユニット。2003年フランスグラミー賞エレクトロニック音楽部門最優秀アルバム賞受賞,2003年イギリスBBCラジオ ラジオ3アワード最優秀新人賞受賞,2003年カンヌMIDEMゴールドディスク受賞...と,とくにヨーロッパでの評価が高いアルバムです。バンドネオンと電子的な打ち込みのサウンドが,哀愁を漂わせながらもモダンなアレンジで思わず引き込まれてしまいます。世代を超えておすすめできる新しい名盤。お仕事中でも邪魔にならないのに,その気になれば集中して聴けるのは,アレンジの秀逸さですね。そういえば・・・鈴虫みたいな虫の鳴き声がさりげなく入っているテイクもありますね。


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2005/09/23

秋の夜長はジャズピアノ :: 文学系

evans02

Bill Evans Trio " PORTRAIT IN JAZZ" 1959年

 もうお気づきの方は多いかと思いますが,ビル・エヴァンスはジャズピアニストですし,ヴォーカルは一切入っていません。何故に文学性を?といぶかる向きがあるかもしれませんが,いえいえ,この当時のBill Evans Trioの演奏,しっかりとプレーヤーが楽器を介してトークし,音色という見えざる言語を駆使して独自の文学世界を築いている。そんな気がしてなりません。

evans01

Bill Evans Trio " WALTZ FOR DEBBY" 1961年

 ビル・エヴァンスについては他にもいろいろ所有していますが,さりとてジャズファンでもありません。けれど,落ち着きたいとき,こんなに硬くなった心をとろけさせてくれるサウンドは,そうそうありません。ホントにせわしない一日がすぎて静寂な夜を感じてみたいのなら,右(左?)に出るアーティストはいないでしょう。

 ターンテーブルでアナログ盤に針を落とすのが一番ゆったりできるでしょうけど,後発のCD盤にはボーナストラックというおまけがあります。" PORTRAIT IN JAZZ" ではシャンソンの名曲「枯葉」が2テイク収録されていますし, " WALTZ FOR DEBBY" では3曲も2テイク収録されています。

 いずれも独自のアプローチがなされていて,一瞬,「あっこれって別の曲?」と思わせてしまうようなアレンジだったりします。しかも,ちゃんと詞の世界まで表現しているから不思議です。

 とにかく行間,字間ともいえる「間」を一音ごとに感じることができるので,こちらの気分次第でどんどんと見えざる言葉を解釈できるのは,聴いていてとっても嬉しいですね。インタープレイって,ミュージシャンの中だけじゃないんだって感じさせてくれる,いい見本じゃないでしょうか。

 とくに " WALTZ FOR DEBBY" はライブの名盤中の名盤といわれていますが,演奏そのものだけでなく,客席から聞こえてくるグラスの音が妙に気落ちをリラックスさせてくれます。グラスを片手に耳を傾ければ,あなたの想像力次第でバーの空間になる。これって,すごく物語性があると思いませんか?

 とにかく,ジャズとかいったジャンルを超えて,音楽マニアでもないサイト管理人が圧倒的におすすめしたい・・・そんなミュージシャンがビル・エヴァンスです。

 ちなみに,確かなことは言えませんが,ビルが左手でペンを持っている姿をアルバムジャケットで散見されますので,おそらく左利きでしょう。坂本龍一さんもそうでしたね。


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2005/09/04

心に響く60'sサウンド。

0904まだまだ残暑といった今日この頃ですが・・・比較的,日曜の朝はターンテーブルにレコードを置くことが多うございます。今朝は1960年代のアルバムばかり3枚(じつはエアロスミスの3rdも聴きましたが70年代ゆえ割愛)。

写真右より

★Aftermath/THE ROLLING STONES

もともとはサウンドトラック用に作られたといわれる,ストーンズ初のフルオリジナルアルバム。不思議とゆったりした気分で聴ける,自分にとっては名盤。王室からは勲章をもらったときのダレた?笑顔を見たとき,まだ「(I can't get no)Satisfactionを唱うのか?」と呆れ気味でしたが・・・このところは新作でも,ブッシュ批判(ミック本人は「ブッシュ大統領を狙い撃ちにしているわけではない」としているが)めいた内容の曲もあり・・・まだまだ気分は「(I can't get no)Satisfaction」モードをお持ちなのでしょう。
しかしながら・・・このアルバムジャケット。。。以前に中古盤で買ったのですが,かなり昔に日本で企画物として特別に作られたもののようです。サイケなカラーリングですが・・・オリジナルのカバーデザインがシンプルで渋く,オススメです。
ちなみに・・・このアルバムに収録されている「Under My Thumb」なんかは女性蔑視を煽る歌でかつては物議を醸したそうですが・・・ここ最近,ベロだしのストーンズのロゴがついたTシャツを着た,でもストーンズ好きでもなさそうな女の子を街で見かけることも多くなりました。チェ・ゲバラといいストーンズといい,「反逆のイコン」から「ファッションのイコン」へと変貌を遂げた昨今。


★Greatest Hits/The Ronettes

「Be My Baby」なんて有名すぎるヒット曲があるので,誰でも一度は耳にされてると思います。黒人の姉妹と従姉妹の3人の女性コーラスグループ。これは「made in Italy」とクレジットされているので,イタリアか欧州のどこかの国で編集されたベスト盤です。
個人的には「Be My Baby」よりも,このアルバムではB面1曲目の「Baby I love you」のほうが好きなので,ターンテーブルに置くときは,ほとんどB面しか聴いていないか? ちなみにロネッツを聴くならベスト盤一枚あれば十分かと思います。
それよりも・・・気になるのは,ロネッツを皮切りに,ジョン・レノンのアルバムや,ななんとラモーンズのアルバムも手がけた敏腕プロデューサー・フィル・スペクターが殺人容疑をかけられた一件の,その後です。裁判では無罪を主張していたが・・・その後は・・・??? ご存じの方いらっしゃいますか?
そんな事件はさておき・・・あのまったり分厚い「ウォール・オブ・サウンド」はいいですね。訳のわからない解釈かもしれませんが,ライブでは絶対に再現できないエンヤの何十も重ねたボーカルもまた,フィル・スペクターの影響なのでしょうか?

★SAM COOKE AT THE COPA/Sam Cooke

ブラックコンテンポラリーやソウルミュージックの元祖といえば・・・やはりサム・クックですか? それほどブラックミュージックは詳しくないので声高ではありませんが(苦笑)
それにしても,サム・クック。ゴスペル・シンガーでありながらもプロデューサーとして活躍していたかと思えば・・・「あの頃はハッ」なんて方は明らかにパクリですが,ソウルフルなR&Bの歌い手であるだけでなく,自らレコード会社を設立したり,マルコムXやモハメド・アリらとも親交がある公民権運動への支持者であったり・・・。1970年代に白人が起こしたインディペンデントな匂いが漂うパンクムーブメントは二番煎じにさえ思えてしまうほどです。
このアルバムは,黒人の庶民らと一体感溢れるライブ盤「LIVE AT THE HARLEM SQUARE CLUB 1963」に比べると,ややおとなしめ。でも,ボブ・ディランの「風に吹かれて」なんて自分のお気に入り曲のカバーがあるし,意外にゆったりとした気分で聴けるので気に入っています。

嗚呼,早く仕上げなきゃと思っていることがいっこうに進まないので,ちょっと朝に聴いたアルバムの紹介をしてみました。

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2005/09/02

寂寞の命。

nao8-1107689520-8以前にもこのブログで小川のせせらぎを音で紹介しましたが・・・今回は9月に入ってもなお暑い日が続きますので,虫の音でもデジカメで収録してみました。

 毎日,モニターで字ばかりを追うのも目に,そして肩や首に負担がかかるでしょうから,

寂寞の命

↑をクリックしてください。クイックタイムが入っているパソコンなら音だけ出てきます。デジカメで録った音なのであいかわらず音質はイマイチで,しかもわりと交通量がある道で偶然にも静寂の瞬間があり,あわててシャッターを押しました。でも・・・なんだかかすかに選挙カーの音っぽい響きが(苦笑)。

今回も目を閉じて感じていただければ幸いです。

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2005/08/28

「木魚」と「4つ打ち」の関係。

nao8-1105449295-3特に特定の教団や宗旨宗派に属しているわけではないのですが・・・ここ数年ずっと財布の中に入っている「南無阿弥陀仏」の札です。お守りではないです,念のため。
 
 鎌倉時代,「踊り念仏」とともに全国を行脚した一遍聖人が,尼さんや僧侶等の鐘の音・念仏・踊りの三つ巴で,民衆に癒しと救いとエンターテイメント?!を施したさいに手渡ししたものと同じ版木で刷られたものだそうです。以前に訪れた時宗のお寺でいただきました。とても薄くて小さいものなので,もらったときのままで財布の中に入っています。

 ちなみに,鎌倉期,京都・四条で時宗一行が踊り念仏をしたときの絵を見ると・・・やぐらを組んで踊り念仏することが,一昔前に流行ったディスコのお立ち台に登るお姉さま方をいかに連想させるかがわかります。なんて不謹慎なことを言っているんだお前!と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが,そういった話題を,とある時宗のお寺に嫁いだ女性に話したとき・・・

「それは・・・色気があったそうですよ」

とのお返事。

 阿弥陀仏は貴賤や性別等に関係なくあらゆる衆生を救ってくださると経典では書かれています。が,そうした信仰的なこともさることながら,この札を見るたびに想像するのは,一遍聖人らが当時,民衆の前で,「お立ち台」のようなやぐらをつくり,シンプルな反復の念仏と,恍惚の踊りに酔いしれる瞬間です。

 話はそれるかもしれませんが,いわゆるダンスサウンドの「4ッツ打ち」(ドン・ドン・ドン・ドンとなるあれですね)なんて,ロンドンで耳にしたとき「これはまるで木魚の連打だ!」と感じた記憶があります。どうやら人間って,少々興奮したときに感じる心臓の鼓動と同じぐらいのピッチで打ち鳴らされるビートが,とても心地よいようです。それは読経でも,ダンスでも,音楽の演奏でも,何でも同じではと思う今日この頃です。

 要するに,人間にとっての「楽」であり「快」であるビート感なのでしょう,いずれも。

※念のため:私は今のところどの宗教団体にも入信および奉仕する予定はありません。

只今のBGM ...... ほぶらきん:暴れん坊将軍K

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2005/08/26

リアルタイムの真相:televisionとiD。

0826夕方,一仕事を片づけてから息抜きでふと立ち寄った古本屋でのこと。

 そこは時より寄り道する地区のチェーン店的な所なのですが,大学に近くにあるためか,はたまたスタッフのイイ意味で偏った趣味からか・・・CDも雑誌も自分好みなラインアップ。なぜか,そのお店で一般書籍を買ったことは一度もありませんが。

 ちなみに,そこには,いわゆるモダンなデジタルミュージックの小さなコーナーがあって,店内でよく流れているサウンドは,わりとアンビエント系だったりするのです。ところが,今日はというと・・・一時期ホントによく聴いた,ニューヨークパンクのバンド・テレビジョンの1stアルバム「マーキームーン」ではないか! 

 何かおもしろそうな本や雑誌はないかという気持ちよりも,久々に聴く,か弱いトム・バーレインのボーカルとギターにすっかり心酔する始末。いつも見る棚にはさほどおもしろそうな物はなかったけど,もう少しサウンドを楽しみたいと思い,日頃は足を運ばない洋雑誌のコーナーへ行くと,これまた懐かしや。イギリスのとんがった(あえて古くさい形容詞を使いました<笑>)雑誌・iDを発見。1996年と10年近く経った古雑誌(ちり紙交換車的表現ですみません)だけど,105円ということで手ぶらで出ていくのも何だからと,手にしてレジへ。

 それにしてもiD・・・かつては「iDジャパン」なんていう,かなりレイアウトの斬新な日本語版も一時期ありましたが・・・ぽしゃるのも早かった。当時はMacでのDTPがとても最先端に見えたとはいえ,さすがに読むための文字をスパイラル状にしたり・・・etc。それよりは,本家のように,ザックリした手張り感覚のレイアウトに,いまだパンキー?な手法ともいえるコピーアートっぽい処理の方が,21世紀に入った昨今でも斬新に感じるしよかったのではないでしょうか。

 なんて余談はさておき,外では滅多にお耳にかかれないテレビジョン。くだんのiDを手に,新入りの店員か?初めて見かけるレジ係りに,

「今かかってるのはテレビジョンだけど,あなたが好きなのですか?」

と思わず訊ねてしまいました。すると間一髪、

「そうなんです。パンクが好きで・・・」

いやはや,けっして派手ではないが,ギャル系とは正反対の,ソフトなウルフカットに,黒で染め直しましたといいたげで濃厚な黒髪。メイクもゴスロリほど目元を黒々しくしてないけど,ダークなトーン。個人的にはギャルであろうとゴスロリであろうとヲタクであろうとお嬢であろうと,その人に合ったスタイルを選択すればいいと思っていますが,茶髪や金髪が当たり前の昨今,マットな黒髪は逆に目立ちます。

 そんな余談はさておいて・・・今度は向こうからこちらへ、

「パンクがお好きなのですか?」とか「リアルタイムで聴いてたのですか?」

と質問の応酬。さすがに・・・小生(笑)三十代とはいえ,年齢一ケタだった1976年に,最初のパンクムーブメントを実体験してはおりません。とまれ・・・いやはや,おそらく二十代前半と思われるその女性が生まれる前,テレビジョンは結成され,そして解散した(近年フジロックで再結成ライブをしたようですが)パンクバンド。自分自身が中学生の頃,ビートルズはおろかディープパープルですらクラシカルなロックだと思っていたのに・・・今やパンクやニューウェーブなんてムーブメントは,れっきとしたロック界のクラシックであります。いや,かつてなら,歌謡曲なんて「フン!」やっぱロックじゃないとね!と,どことなく反抗的なサウンドとして大きく括られていたロックも,今ではヒップホップやその他モロモロのカテゴリーと並列に分けられる存在であるかもしれません。

 それにしても,雑誌のお金を払った後で,

「じゃあ,リチャード・ヘルとかジョニー・サンダースなんかも好きですか?」

なんて訊ねて,「もちろん探して聴きました」と相手が答えるやいなや,

「ロンドンで偶然にも死の直前にあったジョニー・サンダースのライブを見ましたよ」

なんて言ってしまう自分に・・・人知れず自己嫌悪してしまうと共に,それがたとえパンクムーブメントがとっくに過ぎた1990年代の話であっても,彼女にとっては「リアルタイム」なのだろうなあと,月日の流れる早さをついつい実感してしまうのでありました。そのいっぽうで,パンクでもなんでも,ちょっぴりコアな話題なら,多少の年齢差は軽く超えられるとも思った次第です。
 
 写真は・・・購入したiDと,テレビジョンのライブ盤。二枚組でD面はテレビジョンの名曲「マーキームーン」に続いて,ストーンズの「サティスファクション」のカバー。とにかくカッコイイです。またボーカルのトム・ヴァーレインの詞はとてもシュールで,サウンドも「パンク」とはいえ,かなり泣きの入った曲調もあります。イギリス人の友人にいたっては「Enka!(演歌)」と叫んでいました。

 個人的な趣味の話題なのでついつい長くなってしました。乱文お許しを。


只今のBGM:初秋を告げる虫の鳴き声

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2005/08/21

いわゆる「ミニマルサウンド」。

0821ちょっと趣味っぽい話題・・・というか,音楽の話題が二日続きですが・・・。

 今,聴いているのは,日本のテクノ系DJ・田中フミヤの「FUMIYA TANAKA-DJ MIX 1/2[MIX.SOUND.SPACE」。2002年発表のLPではなくCDの二枚組です。なんでも2001〜2002年にかけて日本のクラブでプレイした音源の,表現が悪いかもしれませんが,年末に珍プレー・好プレーを編集するプロ野球ニュース的DJミックス盤ですね(しかも好プレーのみ)。

 クラブとかそういう空間で聴くと,テクノ独特な「4つ打ち」はとてもドンドンと胸を打ちつけますが,車のBGMなんかには,単調に聞こえるサウンドが意外にも運転に集中できるカンフル剤だったりします。クラブミュージックは,クラブへ足を運ばない大人にとっては,BGMとして何かの作業や仕事中に流すにはうってつけです。

 ちなみに自分自身は・・・別にクラブに夜な夜な通う1980年代生まれではありません。が,テクノとか,そういったカテゴリー分けはさておき,このDJ田中フミヤが展開するミニマルミュージックについては,高校時代,背伸びをして輸入盤・自主制作専門店へ行っては,わからないながらも試聴したりしていました。当時のミニマルミュージックはダンスミュージックとは程遠い,単調でノイジーで理屈っぽい?!サウンドでしたが・・・今ではすっかり「都市空間の民族音楽」として,一部の人たちから熱い支持を得ています。

 なんて書いていますが・・・かといって,CDやレコードの収集癖がマニア並みかというとそうでもなく,けっこう売り払ったこともあって,CDとアナログあわせて,今のところは300〜400枚程度でしょうか。そのなかでも,熱くなったこともないのに,どことなく自分から離れていくことがないテイストが「ミニマル」とつくものでしょうか。

 「最小限の素材とその反復」のなかに「無限の変化が含まれている」といえばいいのかもしれませんが,興味のない人にとってはただの連続音でしょう。ただ,頭のなかが言葉で埋め尽くされているときなどは,とても聴いていて快感です。時代が変遷するにつれてアコースティック〜デジタルへと変化があっても・・・,展開が多い音楽の方が退屈さを感じるときさえあります。

nao8-1109324040-7なんていっても,そんなに「ミニマル」という冠がつくサウンドの作品を持っているわけではありませんが・・・他にも聴いているもののなかから・・・2枚を写真に収めました。

 アナログ盤のほうはオビが付いているのでタイトルとミュージシャンについては省略します。1982年の作品で(購入したのは1988年あたりだったか?),ピアノやギターにエレクトロニクスをプラスしたかなり手づくりっぽいサウンドです。エリック・サティあたりをもっとシンプルにしたと言えばいいでしょうか。YMO時代に細野晴臣氏が最近のお気に入りとして挙げておられたのを記憶しています。

 もうひとつCD盤のほうは,先に紹介しました田中フミヤ氏による10年前のDJミックス盤です(大阪のクラブでのライブ)。不思議なもので,ここ数年,パンクバンドの演奏より,言葉を介さないハードなミニマルテクノ...etcのほうが,最初にパンクを聴いたときの衝動みたいなものを感じてしまいます。

 ちなみに,このジャケットの絵,幼少時に感激した田宮模型のプラモデルの箱やサンダーバードの絵を描いておられた小松崎茂氏のもの。何年か前に絵を描いてる姿をテレビで見たことがあったのですが・・・2001年に亡くなられていたのですね。
なんてことはさておき,耳へのタッチは両者で全く隔たりがあるかもしれませんが,どこか共通するのは・・・ダークで,前者のようなアコースティックなサウンドでもピシッと研ぎ澄まされた・・・落ち着きのあるアグレッシブさがあるというところで
しょうか。

 意外に「ミニマル」系のサウンドは聴き流せないところもありますよ。頭の中でいろいろ文字とか考えが浮かんだり消えたりするときには是非・・・。


 閑話休題。自分自身のサイトは・・・利き手にまつわる,けっこう万人向け?のコンテンツかと思いますが・・・自分自身の趣味や嗜好,指向はということ・・・分野によってはコアな方向を向いているかもしれません。

只今のBGM ...... FUMIYA TANAKA : DJ MIX 1/2[MIX.SOUND.SPACE

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2005/08/20

自分自身は・・・

nao8-1081523306-1けっこう人見知り傾向が強いのではないかと思いますが・・・それはさておき,人
にせよモノにせよ,表面的には見えない「本当の顔」ってありますよね。

 自分にとっては,アナログ盤の真ん中に貼られたラベルにそれを強く感じていました。

 なかでも,写真にありますベルギーの「Crepuscule(クレプスキュール・レーベル)」のデザインがお気に入りで,色合い,模様,書体...etc,個人的には絶妙と思っていました。とにかく淡い色彩でシンプルなデザインというのに弱いです。

 写っているアルバムは,JANE KELLY WILLIAMSの「PARTICULAR PEOPLE」。一時期,テレビの番組で耳にしたこともあります。透明感あるヴォイスとささやかな雰囲気ながらも感動的な曲の展開。

 そのいっぽうで・・・どこかしら陽気なアメリカ人が,少々アンニュイなヨーロッパの空気を吸ったら,こんな音になりました,という一面ものぞかせています。もし見つけたらぜひ買ってみてください。インターネットでいろんな人のコメントを読んでいると,隠れた超名盤と言っている人が少数派ながらいます。

 ちなみに,このレーベルは1980年代のお洒落さん達に人気でしたね。アンビエントなサウンドも多かったか・・・。今でもCDショップのカフェミュージック系のコーナーで見かけます。メジャーなところではアンテナとかアンナ・ドミノ。YMOの面々がお気に入りだったフランスのテクノポップユニットのMIKADOあたりは,当時のサブカル系雑誌でよく取り上げられていました。

只今のBGM ...... 秋吉敏子トリオ:after you've gone

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2005/08/19

直感。

nao8-1098105833-6Ah, intuition takes me there
Intuition takes me everywhere

直感が僕を目的地に導いてくれる。
どこへでも。
(ジョン・レノン「インチューイション」より)

ということですっ。

人間よ,感じたことは大切にしようということですか。
熟考は大事としても・・・ことを複雑にしたら・・・真実は見えないってことですね。
自らに銘じておきます。

とまれ,自分自身に悩みごとが多いというわけではありませんので・・・。

只今のBGM ...... John Lennon : Intuition

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2005/08/06

下手の横好き。

nao8-1091628101-2 このところ,部屋でCDを聞くときにはウッドストックでのジミ・ヘンドリクスの熱演をよくリピートしてしまいますが・・・,ストレスを感じるときについ忘れてしまいがちなのが・・・下手の横好き・エレキギターをかき鳴らすことです。

 昨年,たまたま寄った近くの中古屋で,マルチエフェクターなるものを安かったので買いました(写真にある青い箱)。BOSS製。といってもメーカーは,世界に誇る大阪の楽器メーカー・ローランドです。ロンドンの楽器屋でもアンプやエフェクターがズラッと並んでいるのを見て,思わず感激した記憶があります。大阪のメーカーらしく?,音に個性があって,筐体もそれぞれカラフルで好きです。

 ちなみに,自分自身も生まれだけは大阪生まれです。関係のない話ですが。

 さすがにデジタルの時代です。どんな音でも作れます。といっても,ギターは,これまで文章と並んでなかなか上達しない,はっきりいって「下手の横好き」の筆頭格です。最近,またまた中学生レベルに定着しました。しかももう10年はまともに練習等もしてなかったのですが,どうやら自分自身の日頃のストレス?解消にはいいみたいです。これまで,中学生の頃から手元から一度も離れたことがありません。

 不思議なもので,最初につまづく事ほど,細々と続いてます。

 とまれ,楽譜は読めず,ほとんど耳コピー状態。今日は,エフェクターがないとそれらしく聞こえない,ストーンズの「ギミーシェルター」とか,英国BBCラジオでリスナーによる「人生を救ってくれた曲」の一位になったスミスの「I know it's over」
あたりをチョロチョロ弾いては勝手に悦に入ってました。みなさんが聴いたら「下手クソ」と思われること間違いなし。苦笑。

 ギターソロにはほとんど興味がなく(たんにほとんどできない),ほとんどカッティングとかコードワークが好きです。左利きなのに,ギターは右利き用。左利きのギタリストなら立ってるだけでカッコイイといわれるので,こればかりは「しまった」と思っています。冗談抜きで,人生最大の後悔です。

 でも,趣味として楽しめているだけでも十分です。下手なぶん,いつでも初心者の気分になれるのはいいことだなあって,そう思っておくことにします。

只今のBGM ...... daft punk : one more time

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2005/07/26

「我が心を風に解き放てば」

nao8-1109429460-5日頃かかさず聴いているわけでないですけど・・・時々ふと手に取るフラメンコギターのCDがあります。ビセンテ・アミーゴという人のデビューアルバム「我が心を風に解き放てば」。

 これは発売当時,ちょっとスペイン語をかじっていたこともあって(簡単な級の検定試験に合格したもののほとんど忘れてしまいました),たまたまCDショップで購入したのですが・・・CDプレーヤーのトレイに入れた瞬間から戦慄の走った,フラメンコとかジャンル分けはどうでもいい感動を覚えた作品です。
 
 当時,隣に住んでいた,某ビジュアル系バンドのベーシストが壁ごしに聴いて・・・「今のすごくいいので貸してください」と言ってきたことも(笑)当時,まだ二十代半ばに入ろうかという人が演奏してるとは思えないぐらい,ドラマチックかつ,間をうまく聴かせる天才だと直感で思いました。また,この人,写真ではわかりにくいかもしれませんが,とてもカッコイイ人です。

 とにかく,このレベルに達してる人の作品は・・・ビセンテ・アミーゴに限らず・・・たとえば,タック&パティのファースト「Tears Of Joy」(訳すと「うれし泣き」っていいタイトルですね)に収録されているシンディ・ローパーの名曲「タイム・アフター・タイム」なんかでも,ファーストアルバムゆえの「澄み切った情熱」みたいな部分を感じます。

只今のBGM ...... ビセンテ・アミーゴ:モレンテの肖像
(女性がこの曲を聴いたら,心がとろけるでしょう)


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2005/07/12

Musical Baton

 というブログつながりの音楽アンケート?みたいなものが流行っているようですね。ここにもトラックバックやコメントで「よろしく」というメッセージが届いています。

 しばらく保留にしておいたのですが・・・待ってる人(?)もいらっしゃるかもしれませんので,ごくごく簡潔にですが,質問に答えます。

★コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
(Total volume of music files on my computer)  

 今はなし。コンピュータに入れるかわりに・・・BGMとして・・・「Samurai.FM」をときどき聞いています。クラブミュージック専門のネットFMですが,意外にパソコン相手のBGMには相性よし。

★今聞いている曲
(Song playing right now)

 部屋の前を通る車のタイヤが奏でる摩擦音とマフラー音(イグゾーストノート)。

★最後に買ったCD
(The last CD I bought)

 今,てもとにないのでアーティストや題名は忘れましたが,アンビエント系のものを中古で。このところは,もっぱら,この人の感性なら合うかも?と思える中古屋の特定の棚においてあるアルバムを,ジャケット買いしています。古着を買う感覚と同じかもしれません。

★よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
(Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me)

 こういう質問が一番むずかしい。そのときどきで変わりますから,条件づけで紹介しましょう。

○もしビートルズで「最も良いタイトルの曲は?」と聞かれたら・・・
 <Happiness is a warm gun/ホワイトアルバム>(サビの部分がタイトルのすべてを物語る)

○「最も人間性を感じる曲は?」と聞かれたら・・・
 <The Robots/クラフトワーク>(この曲でステージ上にロボットが出てきたときは失禁・卒倒しそうになりました)

○「衝撃的だったパロディソングは?」と聞かれたら・・・
 <Eat It/アル・ヤンコビック>(マイケル・ジャクソンのパロディ。ネが生真面目そうなメガネ面。邦題で「スリだー」というアルバムも発表)

○「日本で一番ロッキンな曲は?」と聞かれたら・・・
 <真夜中のエンジェル・ベイビー/平山三紀>(近田春夫も入れ込む黄色が大好きな元ばんばひろふみ夫人。ロートーンで媚びない歌いっぷりのようで,歌詞は甘い女性の世界)

 他にも設定すればいろいろと出てくると思いますが・・・またいろいろこのブログで取り上げます。

★バトンを渡す5人
(Five people to whom I'm passing the baton)

 このブログに書き込みやトラックバックをくださった方から,いろんな方面の方を5名あげてみました。すみませんが,気が向いたら公開なさってください。

山口尚樹さん
ロディさん
さぶさん
羅美さん
KAZEさん

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2005/07/04

ラヴァーズ・ロック

0704あっという間に一年の半年が過ぎ,早くも巷では夏のバーゲンなんていってますが・・・,ちょっとは夏っぽい話題でも。

 写真のCDは「RELAXIN' WITH LOVERS VOLUME 2」( 2002年)という,日本で編集されたラヴァーズ・ロックというレゲエとソウルが結びついた,ラブリーでメロウな歌ものレゲエのセレクト盤です。

 ライナーノーツには「世界は愛を求めている。アップセットされてばかりの全てのシュガー・ブルースにおくる、愛と優しさを必ず与えてくれる極上ラヴァーズ・ロック・コレクション第2弾!」とあります。

 じつはこのCD,一昨年の秋にイギリス人の友人が日本に来たとき,「日本のサーフィンを見たいので車で連れていってくれるか? 車中で聴く音楽は俺が買うから」という提案のなかにあった一枚です。前日に渋谷のCDショップで真剣にセレクトするのにも付き合わされました(苦笑)。そして男二人で湘南海岸をドライブしました(笑)。他のCDはビーチボーイズとD4というニュージーランド産パンクバンドのCD。

 以上はさておき,70年代半ばから80年代前半の録音の曲ですが,こういう夏の季節はもちろんのこと,霧の街・ロンドンでおこった,ジャマイカ系のささやかなレゲエムーヴメント。「夏っぽいレゲエ」というジャンル分けにこだわらないで,冬にもギンギンにあったかい部屋でアイスクリームをほおばりながら聴くのもオツな感じです。そういえば,だいぶ以前にイギリスで滞在したとき,ジャマイカ人のところで間借りして,その集合住宅の一室でミニFMをやってるジャマイカ人がいて,ときおりかかっていたのがこういう系統の音でした。

 かくいう自分自身,これ以外はほとんどレゲエを聴かない身ですが,たまにはマターリした気分でトレイにのせる一枚です。とくに明るい陽射しのなかのドライブにオススメでしょうか。

只今のBGM ...... SANTANA : SOUL SCRIFICE


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2005/06/27

自然の音こそヒーリングミュージック。。

nao8-1094053726-3words are not enough.....言葉をあれこれ綴るのも,日記とかブログかもしれませんが・・・たまたま持っているデジカメに音声録音機能がついていたことに気づき,小川のせせらぎだけを録音しておきました。

こうして読んでくださることに感謝感激でありますが・・・みなさんも,パソコンを相手に字ばかり見ていると,目も心も疲れていることでしょう。

「小川のせせらぎ」

↑をクリックしてください。何の絵も字もでてこないページから音だけ出てきます。もし音が出ない場合はご一報ください。デジカメで録った音なので音質はイマイチですが,目を閉じて感じていただければ幸いです。

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2005/06/26

お目覚めソング。

nao8-1089907365-4なんだか・・・梅雨の季節とは程遠い暑さが・・・。そんな話はさておき,冬のように「あと5分」みたいな感じでなかなか寝床を離れられないのとは対照的に,目覚められるけれども今ひとつパッとしないのが・・・夏の朝の目覚めじゃないでしょうか?

そんな朝に・・・オススメというわけではないですが,朝にとっても気持ちいいと自分で勝手に思っている歌を二つ。どちらもアルバムの2曲目です。

個人的に,「A面2曲目」って何故か好きな曲が多いです。ちょっと気分が落ち着く感じ?!


●「Dear Prudence」(ビートルズの「The Beatles」<俗称「White Album」>のA面2曲目)

ボーカルはジョン・レノンがとってますね。朝に聴くにふさわしい優しい歌声です。

「Dear Prudence, won't you come out to play?」
(「親愛なるプリューデンス、一緒に外で遊ばないか?」)

いいですね,いきなりお誘いの言葉からはじまります。ちなみに,辞書をひくと,
「Prudence」っていうのはイギリスで女性の名前なんですが,ほかに「用心」「慎重」
なんて意味があるみたいです。
詞の雰囲気を察すると・・・心を閉ざし気味の繊細な女性に向けて生きているこの世
界の美しさを気付かせる。そんな感じでしょうか。

The sun is up, the sky is blue
It's beautiful and so are you
Dear Prudence, won't you come out to play?

このサビの部分の詞・・・とくに「It's beautiful and so are you」ってさりげな
く表現してるところが,ホント理屈抜きでいい。「まるで君のように美しい朝(or日)
」って・・・それじゃあ外へて思わずにはいられない感じですね。
いやはや・・・ジョンの声だからこそ,そう思えるのだと思いますが。
ひとまず・・・「Look around round」ですね。
目の前にひろがる風景を感じて。


●「Hyper-ballad」(ビョークの2nd「Post」のA面2曲目)

個人的にビョークの歌のなかでは一番好きです。アルバムのなかでは1曲目そしてこ
の曲と重いテクノっぽいビートでつながっていきますが・・・どうしてどうして,詞
はとても軽快で心地よいです。

早朝の山の頂上から,シーンとした静けさが漂う朝に,一日のはじまりは,(あなた
が目覚める前に)車のパーツとかフォークとかスプーンが崖の上から投げ捨てられ
る。というストーリーからはじまるのですが・・・そうした物は「心のわだかまり」
みたいなもののたとえでしょうか?! 

とにかく,サウンドと詞がみごとに織りなす世界が美しくて・・・自分にとって朝に聴くにはホントに爽快で情景が浮かんでくるサウンドです。
わりとこの歌で描かれている世界を想像するだけでも救われた気分になることもありました。
ビョークの世界ってとてもやさしさがあるなあって聴くたびに感じます。

只今のBGM ...... Lauryn Hill : Tell Him

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2005/06/21

今頃DJをめざすわけではありませんが・・・

0621ときどき寄り道している中古品店(楽器・オーディオ・パソコン・カメラ系)で「ジャンク」扱いされていたのは,写真にありますCEC(中央電機)のDJ5000という,すでに生産が終了しているDJ向けのアナログプレーヤー。店員に訊ねると,カートリッヂ(要するに針の部分です)がついていないため,音出しチェックができないためにジャンク扱いにしたのだとか。

じつは長らく使っているドイツ製のアナログプレーヤーで十分なのですが,最近,ややメインテナンスの必要性を感じていたため,CD一枚あるいは日本酒一升瓶で買える?!アナログプレーヤーを予備用にキープ!と,購入予定していたCDからこちら変更です。

DJをしないのに今さらアナログなんですけど,個人的にはレコードのジャケットが好きだし,いい録音・いい機器だと,ピアノのタッチやボーカルの息づかいは,ホントにゾクゾクするものがあります。

購入後,あれこれ調整してビョークやコルトレーンを鳴らしてみました。このプレーヤーはDJ向けモデル。しっとりと落ち着いた音は期待できません。でも,DJ用のプレーヤーが採用する「ダイレクトドライブ」(モーターの軸がそのままレコードを受けて回す)って,とても使い勝手がいいんだなあと思った次第です。

二股ソケットが松下電器の歴史の始まりだとすれば,今後も世界のクラブをとおして発展していく技術こそ,「ダイレクトドライブ」でしょう。クラブサウンドは松下電器を嚆矢とする「ダイレクトドライブ」抜きには語れませんよ!

ちなみに・・・このたび購入したCECは,CDプレーヤーでも,アナログプレーヤーの世界では古典的なゴムのベルトでターンテーブルを回す「ベルトドライブ」を採用したりする,日本の隠れたオーディオメーカーでもあります。個人的には,アナログプレーヤーは音的に静かで滑らかな「ベルトドライブ」派です。

なんて・・・ちょっとコア・・・いやヲタクな話題となりました。明日からは,ふつうの話題に戻します。


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2005/05/09

"violently happy !!" by ビョーク

nao8-1079006357-1ゴールデンウィークが終わり・・・やや街で感じる人々のテンションがやや下降気味(単にお疲れ?)な今日この頃。かくいう自分自身は,これといって特別な活動や予定のなかったGWでしたが(少々外出はしましたが)。

「言霊(ことだま)」なんていう現象を信じる信じないは別として,エキセントリックな言葉に心の感度がピーンと上昇することがままあります。かのビョークへのインタビューをもとに綴られた『ビョークが行く』(写真左側)という本の中で「violently happy」というかの女自身の言葉を発見したとき,それを感じました。

ただのハッピーじゃなくって,なんだか力を感じてしまいますね。この言葉いただいて座左(右×)の銘にしておきます。

それと・・・写真右側にあるのはビョークの2ndアルバム"POST"ですが,リリースされたときにあえてアナログ盤で買いました。何か特別なことを期待していたのですが・・・写真でご覧のとおり,キレイなピンク色のレコードでサウンドも大のお気に入りです。
特に2曲目の「Hyper Balad」,言うまでもなく名曲です。たとえ英語がわからないとしても・・・ビョークが描くリリクスが,目を閉じれば網膜の奥から浮かんでくると思います。グリーンフィールドといったほうがいいような,木々よりも牧草に包まれた小高い山から,閉ざされた世界ではなく,自分自身を解き放つその瞬間・・・みたいなものを勝手に想像してしまいました。

只今のBGM ...... underworld : rez


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2005/05/06

オルゴール&万華鏡のお店にて

050505_16040001たまたま入ったオルゴールと万華鏡のお店にて。

パソコンが一台あれば何でも楽しめそうな?!昨今ですが,オルゴールや万華鏡って,アナログライクでとても新鮮ですね。さわっているだけで,オルゴールなら音色がLEDメーターのレッドゾーンを振り切ることがないので耳に音が溶け込みますし,万華鏡なら鮮やかな色のハーモニーが,まるで綺麗な夢や安楽の世界を見ているかのようです。

まずはペーパーラウンド型オルゴールを発見し,音符に合わせて穴が打ち込まれたペーパーをぐるぐるとハンドルを回し楽しんでみました。ビートルズの「ヘイジュード」でした。ちなみに,このペーパーラウンド型オルゴール,自分で作った曲のペーパーを作成すれば,ハンドルを回すだけで演奏できます。しかも編曲支援ソフトまであるとは驚き。そういえば,ごく稀に,ペーパーラウンド型オルゴールをひたすら回すストリートミュージシャンがいらっしゃいますね。

050505_16010001そして,もうひとつは万華鏡。万華鏡の世界というサイトのサブタイトルに「一分間の悦楽」と書いてありますが, その一分をとてもゆったりした感じにさせてくれて,スリリングに感じるコンピューターグラフィックとは違った世界を堪能できます。鏡をとおして覗いて見るのはもちろん魅惑的ですが,外側から,何気なく綺麗な色合いの「具」を見るのもこれまたいいものですね。

強い陽射しの昼下がり,落ち着いたお店の明かりが妙に和んだひとときでありました。

只今のBGM ....... 深夜の沈黙。


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2005/04/30

スクアラン for 美容&ターンテーブル

0430巷ではGWスタートということで・・・どこへ行っても人と車だらけといった感じですね。こういうときは,無理に外出せず・・・しばらく放置していたアナログディスクを聴いてみたいと思い,久々にカートリッヂ(レコード針&音を増幅する部分。今回はオルトフォンの廉価版)を交換し,あれこれ調整しました。

CDは当たり前,iPodの大ブレイク以降,大人気のMP3プレーヤーの台頭でMDがそろそろ過去のものとなりつつあるのに・・・なぜにアナログ?!なんてお思いの方もいらっしゃると思いますが・・・。でもでも,アナログディスクは,何も年輩の方のマニアックな趣味というだけでなく,楽器&音源としてDJの必需品になっているのは誰でも知ってることだと思います。それと,30センチ四方のジャケットは部屋のインテリアにもなりますし,何より針を落とす行為そのもので聴くことへの集中心を倍増させてくれます。

でもでも・・・世の中がCDやMD,MP3といったデジタルサウンドに移行していくのは・・・今回,久々にターンテーブルを調整してよくわかりました。とにかく,微妙にネジを固定したり,針圧を調整したり・・・ちょっと狂うと,あっという間に音が悪い方に変化してしまいます。繊細な装置です。

とまれ・・・今やターンテーブルは,オーディオショップよりも,楽器屋さんでよくみかける音響機器になりました。DJが再生装置としてだけでなく楽器として使っているからですね。おかげで,一時期は手に入りにくかったターンテーブル用のグッズが,楽器屋で手軽に入手できるようになりました。

ちなみに・・・写真に写っている液体のボトルは,かの美容によいとされている「スクアラン」です。サメの肝臓から抽出したオイル(その主成分)を水素結合したり純度を高めたものだそうです。お肌がキレイになるだけでなく,ターンテーブルまわりの,たとえば軸を円滑に回るようにしたり,接続部に塗って接点を良い方向に復活させたり・・・自然の力はすごいなとあらためて思いました。
持っているものは,オーディオや自動車用ですが,もしかすると,化粧品でも純度が高いものであれば,ひょっとすると,いろんな機器に効果があるかもしれませんね(試していいものかどうかわかりませんが(^^;)。

そんなこんなで,ターンテーブルをあれこれ調整後,ジョン・コルトレーンやジョン・レノン,ライ・クーダー,チャーリー・パーカー,などなど・・・ちょっと古い作品を引っぱり出して楽しんでます。このところデジタルサウンドが多かったので,ホント,アナログライクなサウンドがむしろ新鮮です。

只今のBGM ....... F-communications : megasoft2000


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2005/04/28

只今のBGM---メイドイン英国のオーディオ

nao8-1093302960-2いつも?この日記で「只今のBGM」なるものを最後に書いてますが・・・じつはこれ,パソコンのオーディオ機能で聴きつつ,こうして綴っています。よって,Sound by Mac iBook & iTunesといったところでしょうか。

ちなみに,ちゃんと音楽を聴く時には・・・アーティストに敬意を払う意味でもそれなりのオーディオを使ってます。といっても,外観が重々しいものやスイッチいっぱ
いみたいなのは苦手で・・・写真は,もう10年以上使っているイギリス製のアンプ
。ネイムオーディオというメーカーのものです。現在は輸入代理店が撤退していま
すが,日本でも一部のファンから熱狂的な支持があるアンプで,創業者は,昔は車のミニを駆ってのレースでならした人だそうです。オーディオも,車のミニを連想させる雰囲気です。今では日本製の主流?になっているミニコンの元祖ともいえる存在ですね(音は本格的ですが)。

日本やアメリカの高級オーディオのような,「音場広大・ワイドレンジ・各楽器の正確な定位」を重視する論理的な音づくりとは違って,「リズム・タイミング・ノリ」といったような感性を重視する音づくりといえばいいでしょうか。「ラウンドアース」に対して「フラットアース」なんて,じつは,知り合いのよっちさんのブログの記事から,少し借用いたしました(^^;。

こうした音響機器,長年使うと何かとトラブルが発生しますが,何もついてないのが功を奏してか,全くのノートラブルです。見てのとおり,小さくて,横幅は20センチぐらい,高さも10センチほど。もちろん??トーンコントロールなんてものもついておらず,スイッチをつけたら,あとは音楽に没頭するだけ。

でもこれが理想なんです。小型ゆえの限界はありますけど,音楽のジャンルによっては,国産の高級品と音的には遜色ないです。結局は,無駄を廃して回路も機能もシンプルにすれば,CDやレコードに入ってる音が素直に飛び出してきます。だから演奏や録音が良いか悪いかはっきりします。

それと,デザインがシンプルで独創性があると,見てて飽きがこないし,何より物理
的にも音的にも邪魔しないんですね。本当に音楽を聴くことに集中できる気持ちにさせてくれた,「山椒は小粒でもピリリと辛い」的なストイックな外観,でも音は明るくて躍動感がありながらも,耳障りがきつくない,やさしい装置です。

ちなみに,イギリス製のアンプだけに,やはりイギリスのアーティストのサウンドは
ばっちりはまります。よく聴いてみると,ハードなサウンドでも快晴というよりはや
や曇り空的な落ち着いたトーンといえばいいでしょうか。デジタルなテクノでもそん
な調子です。ただし,日本のロックやJポップだと日本製のステレオに慣れた人には
ちょっとおとなしい印象があるかもしれません。

というのも,日本の音響機器,ちょっと低音をボコボコと効かせ過ぎの感があって,
むしろ耳に負担を与えてる感じがします。ストレスを感じやすいサウンドというので
しょうか。あるいは・・・そうして疲れやすい方向に流れていってしまっているので
しょうか。それとは全く逆に・・・パチンコ屋で轟く,鉄の玉がガラスと釘に当たるあの高音の洪水も・・・ちょっと我慢できません。苦笑。

今のところはヤフオク等でもなかなかいい値段で取り引きされているようなので,同じイギリスのregaのアンプあたりが新品でデザインも洒落ていて,音も近そうです(勝手な想像)。

なんて,今日はちょっと「男」の趣味っぽい話題になりました。

只今のBGM ...... underworld : spoonman

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2005/04/20

100円ショップで見つけた駄企画賞。

nao8-1083159960-2少し以前の話になりますが・・・ふと立ち寄った某大手100円ショップで「ネタになりそうなブツを」と探索していたところ・・・ありました! 今日のはちょっとイカしてます。

「昭和の歌謡曲CD付き入浴剤」

なんです。どうして昭和歌謡と入浴剤がカップリングされているのか,お知りになりたい方は発売元のタカラに問い合わせてください。
それにしてもかなり強引な企画であります。「懐かしい青春の歌謡曲を聴きながら、
昭和風入浴剤のお風呂で癒されてください」って,CDプレイヤーそのものを浴室に持
ち込むのですか! ご愁傷様かもしれません。 

入浴剤の香りは昭和時代人気No.1のジャスミンだそうです。CDシングルも見事にアナ
ログ盤をミニチュア化。対象年齢は16歳以上だそうで・・・ちなみに偶然購入したパッ
ケージに入っていたCDは,小川ローザの「風が落とした涙」。確か菊川怜がこれと同
じポーズしてるのをガソリンスタンドで一時期見かけましたね。

なんてくだらない話はさておき・・・あっどうやら入浴後にソファーに腰掛けて聴く
というシチュエーションであることが添えられていたパンフで判明。いずれにせよ,
もしかすると全10曲集めてしまうかもしれません(笑)が,駄菓子屋の当てモノと同
じでコレクション完成までいくつか重複しちゃうでしょう。その節にはどなたかもらっ
てくださいませ。

これからも時折,100円ショップの珍品を取り上げていきます。乞うご期待!!

只今のBGM ...... 小川ローザ:風が落とした涙

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2005/04/16

Lemon Jelly " '64 - '95 "

0416「ジャケット買い」・・・このささやかな冒険を久しぶりに楽しんでみました。というわけで買ったCD一枚が写真の「'64 - '95」。Lemon Jellyというエレクトロニカのユニットは,名前だけはちょこっとうろ覚えの感アリだったのですが,自分のカンの感度がどうなっているかを占ううえでも,このちょっとおサイケなデザインに賭けてみました。

購入してからわかったことなのですが,このユニットの面々は,音楽のみならず,いろんなアートワークにも長けた人たちとのことで・・・。どうりで,最初に車の中で聴いた瞬間,つい映像が欲しくなりました。と思ったのは当然で,限定盤ではモーショングラフィックのDVDが付いているなんて・・・じゃあそちらを買い直そうか,なんて気持ちにもなっています。

アルバムそのものは,タイトルどおり「1964年から1995年」に発表されたパンクやゴスペルといった既存の曲が,Lemon Jellyの2005年時点の解釈で独自のサウンドに構成されているというもの。自分自身は,もともとパンクやビートの激しいロックが好きだったりするのですが,このアルバムにかんしては「ゆるい」テンポのものが素直に耳に入ってきます。個人的には・・・このアルバムのなかにある,やさしいビートで清涼感を感じるあたりの音がゆったり続けば・・・夜中に車の中で聴くにはもってこいのサウンドじゃないかと思います。しかも,低音量がマッチしている感じです。ちょっと話がそれてしまいますが・・・90年代前半にイギリスにしばし滞在していたことがあって,いろんなイベントに行ったりしましたが・・・,もうあの頃から十分,バンドサウンドでもイギリスの人たちは脱力感に溢れていたなあ。

先月には来日していたとのことですが・・・,ある程度,バンドサウンドとしてのロックもパターンがお決まりになってきた今日この頃。もちろん,そういったものも日頃よく聴いていますが,いつの時代でも新しい「何か」に挑戦している人たちの動向は,やはり気になるものです。「ジャケット買い」は,ときどき大ハズレの時もありますが,新しい世界を発見する,ささやかな楽しみです。これからも懲りずに続けていきます(笑)。

追伸:上記の話題とは別になりますが,メインでやってます利き手のサイト「クラブレフティ」,どんどん更新してます。左利きの方,利き手に興味のある方も,一度ご訪問くださいませ。

只今のBGM ...... Lemon Jelly : 90 aka A Man Like Me

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2005/04/13

『DJカルチャー』

nao8-1110462720-3日記のタイトルは最近よんだ本であります。著者はドイツ人のウルフ・ポーシャルト。サイト管理人と同じ年齢の人で,学生時代にはモデルやクラブのDJをしたり,卒業後は雑誌の編集長を勤め,今はベルリンの芸術大学で美学の客員教授をしているとのことです。

翻訳そのものはある程度,原文のイメージを崩さずになされていると思いますが,ずいぶんと語り口調風のタッチであるものの,学術論文からの抄訳ということもあり,ヘーゲルやマルクス,フーコー・・・といった知の遺産(巨人)の言説を後ろ盾に,権力や体制への反旗ともいうべきアンダーグラウンドカルチャーの構造や存在を論じていると言える内容です。

かつてのニューアカブームのように,いたずらにカタカナ言葉を並べ,意味もはっきり掴んでないのにクレバーそうに「見せる」時代はとっくに過ぎました。むしろサブカル現象がパズルのように組み合わされていく現代に,学術的な理論はどこまで援用可能かという点で楽しめた本でした。

そんな理屈っぽいことはさておき・・・かつて,自分自身のなかでは,弦や鍵盤を奏でるミュージシャンが上で,DJは多くが楽器ができない人がするもので下といったイメージを持っていました。けれども,ロックもある程度は方程式が出来上がった昨今,もしサウンドそのものへの「快」を求めるとすれば,ライブ演奏の臨場感はもちろんのこと,すでに存在する音源への新しい「聴かせ方」を追求するDJの音づくりでも十分楽しめると思えます。

ある意味,レコードという作品の組み合わせの妙が,かつては再生装置だった音響機器を即興性の高い楽器へとかえてしまうところなど,人間が機械に飼い慣らされずにどう付き合うかといった視点をも投げかけてくれるのではないでしょうか。いろんな物事があふれかえったこの時代そのものの楽しみ方を提案してくれているかのようにも思えます。
いっぽう,オリジナルと思っていた日本のロックバンドの名曲が・・・そのじつ華麗なるパクリ?だったりするわけで・・・たとえば「いとしのエリー」とか「レモンティー」なんていったタイトルのついた曲だったりしますが・・・。

とどのつまり,ミュージシャンや小説家の多くは,良い悪いは別にして,人の興味を引く「ツボ」みたいな元ネタを自分流にアレンジする才能があることは,認めていいでしょう。「パクリ」というのは,そう見せないクレバーさがあれば,十分に才能なんですね,きっと。

無から有を生み出す・・・なんてことは,ほんの一握りの天才だけに許される文句かもしれません。

只今のBGM ...... PIL ...... theme


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2005/04/05

Ai

nao8-1091034488-1『Ai--ジョン・レノンが見た日本--』

を,今,パラパラとめくっては眺めています。

オノヨーコさんによれば(序文)「“ai”愛(eyeと同じ発音)というこの本のタイトルは,ジョンがどういう目で日本を見ていたかをおらわしています──愛をもって」
ということです。

日本で見たり感じたりしたことをイラストとローマ字で描き,日本語を,まさにスケッチしたといっていい感覚の本です。日本語学習帳でもあり,ジョンの日本体験記でもあり,大きな意味での“人間の愛”を表現したイラスト集でもあり詩集でもあり・・・。ホント,パラパラとめくっては眺めているだけで,ジョンの人間としてのやさしさを感じてしまいます。
それと・・・こんなことを日本語で表現しようとしていたんだ,と驚かされるものも多々あります。

「mainichi umare kawarimasu」
(毎日生まれかわります)

「SHITTEREBA SHITTE IRU HODO HANASHITAGARANAI SHIRANAKEREBA SHIRANAI HODO HANASHITAGARU」
(知ってれば知ってるほど,話したがらない。
 知らなければ知らないほど話したがる。)

「KIRAKU(DESU)」
(気楽<です>)

などなど。
わかりやすくやさしい表現なんだけど・・・深いですね。
でも,なぜだかとっても楽な気分にさせてくれる一冊です。
「優(やさ)しい」・・・これに尽きます。

また,オノさんの存在って,ジョンという存在に不可欠だったということを,理屈抜きに教えてくれています。
あと・・・これは余談ですが,顔ってその人の生き様がつくっていくということを,ジョンの写真を見ているとよく感じることがあります。

只今のBGM ...... underworld : rez

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2005/04/03

sunday morning

nao8-1082257042-4清々しい日曜の朝というのはいいものですね。休息の曜日ということもあり,朝の空気感もどこかしらゆったりとしています。

というわけで,オープンニングに「sunday morning」という曲が入っている・・・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1st『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』を久しぶりに聴いてみました。
かの有名なバナナ・ジャケットのみならず,サウンドプロデュースもアンディ・ウォーホール。

まあ,知る人ゾ知るロックの名盤ですけれども。ちなみに,自分が所有しているこのアルバムは,バナナがシールになってて剥がれる古いバージョンではありません。あしからず。

それと・・・写真左上にありますのは,ニューヨークのパリジェンヌ:リジー・メルシエ・デクルーの再発1stアルバム。79年にリリースされたもの・・・じつは,以前,この人のアルバムをアナログ盤で持っていたのですが,中古盤屋に売りに出してました。今,こうしてCDで聴き直してますと・・・何か今聴くほうが新鮮ですね。キッキュなパンク・ファンク・ラテン・ディスコ...etcいろんな要素が入っていて,でいて最近のテクノあたりにもしっかりつながってくるような古さを感じさせないサウンドを,今更ながら再認識。何でも,最近,一部のコアな人々の間で80年頃の「no wave〜変態ディスコ」サウンドがリバイバルしているみたいで(当時にそんなムーヴメントがあったとは思えないが),その流れを受けての再発のようです。

このアルバム,タワーレコードでも特集コーナーに一時期おいてあったたりして,正直いってビックリ。今ならそれほど入手は難しくありません。当時の女性ミュージシャンものなら,ブロンディやプリテンダーズあたりよりも,リジー・メルシエ・デクルーの方が今の時代の空気にあってる気がします。ミッション・インポッシブルのテーマ曲のカバーなんて,簡単なギターサウンドながら,とってもカッコイイアレンジです。

ちなみに,このCDをリリースしているのはze recordsという レーベル。ここのジャケットデザインは,シンプルかつ色づかいが絶妙でとてもセンスがいいです。

ぜひ確認してみてください。

それと・・・話題はかわりますが,サイトのほうを更新したしたので,お時間がおありでしたら,ぜひクラブレフティにお寄り下さい。

只今のBGM ...... リジー・メルシエ・デクルー:Mission impossible

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2005/04/02

『両手いっぱいの言葉』

nao810802326901_2・・・ときどき手にとって拾い読みする,故・寺山修司の箴言・金言集の文庫本。最初から読んだことは一度もないけど,気まぐれに開けたページを読んでみると・・・

「美しすぎる童話を愛読したものは、大人になってから、その童話に復讐される」

とか・・・

「時計の針が 前にすすむと「時間」になります 後にすすむと「思い出」になりま
す」

なんていった言葉が。ホント,寺山修司という人は,言葉の裏の裏側までシンプルに表現できる人だなあとあらためて思います。大人の世界は綺麗事だけではすまないドロドロしたものがあるし,後ろばかり振り返っても何も見いだせないし・・・。さすがは美輪明宏と一卵性双生児のごとく意見が合って「毛皮のマリー」を書き上げた人ですね。

閑話休題。忘れかけた頃に聴きたくなるのが平山三紀さん。いつも黄色の服を着ている,そういえば,ばんばひろふみ氏と離婚された・・・。さばさばした感じのロートーンのヴォイスで,媚びた感じがしないし,ちょっと悲しげな詩でもさらっと〆るところがいいです。
不思議と暗い気分にさせないところがすごいところですね。淡々と唱ってるような感じだけどとってもノリがいいです。写真のCDは初期のベスト盤。残念ながらこれには「真夜中のエンジェルベイビー」というお気に入りの曲が入っておらず,背景になっているアナログ盤「電撃的東京」で近田春夫がカバーしている分で辛抱(笑)しています。歌謡評論〜テクノポップ〜ヒップホップときてる近田春夫の入れ込み度100万ボルトの一曲でしょう。ファンが本気で唱ってるというのが見え見えです(笑)。

平山さんの歌はリアルタイムで知ったのではなく,少し年輩の人から教えてもらったのですが,今なら,むしろ女性がカラオケネタとして唱ってみたら・・・けっこうウケるかもしれません。

只今のBGM ...... 平山三紀 : ビューティフル・ヨコハマ

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2005/04/01

ヒップホップと左利き

0401日頃はあまり聴かないヒップホップやラップ系の音楽を何気なく聴いていたら・・・,とある曲の詞に感度のLEDメーターがレッドゾーンまで達しました。

1995年に発売された・・・メローイエローの1stアルバム「Mellow Yellow Baby」。もう10年前の作品ですが,そのなかの「SURE SHOT featuring R.I.P SLYME 」という曲に・・・


「左ききでも相手持つ手は右,
 利き手で出す指,1(ワン),2(ツー),3(スリー)
 はじめに出したナンバーワン・・・」

という・・・とっても印象深いMCが。こういう何気ないような語りが,けっこう左利きの特徴を目に見えるような形で示してくれるのはうれしいかぎり。

こうしてヒップホップとかを聴いてみると・・・けっこう言葉が楽しめるのでいいですね。このアルバム,今をときめく,ライムスターやリップスライムの人たちもからんでるんですね。

というわけで,左利きについて語っている曲を発見したらどんどん紹介してみたいと思いますが,もしマイナーな曲でもご存じでしたら教えてください!

只今のBGM ...... Mellow Yellow : SURE SHOT featuring R.I.P SLYME

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2005/03/25

テイストの布石.... ジャズ・シャンソン...etc

nao8-1084813947-1時折,起きたての時間はゆったりした音楽を聴いています。といっても,日頃は音楽的精神年齢二十歳前後でありますが(笑)

写真は左が亡きゲーンズブールが若き日に録音したアルバム。これはジャズボーカルということになっていますけれど,フランス語でゲーンズブールとなると・・・雰囲気は完全にシャンソンです。どういうわけか1960年代のモッズ系ファッションの人たちがよく巣くっている中古盤屋にて新品で購入。お店の説明書きでは,「DJにおすすめ」とありました。「フロアでウケること間違いなし」とも書いてありましたが,そうですね,これをかける時間帯はフロアでソファをズラッと並べていただいたら最高かな?!といった感じのサウンドです。

で,右はキース・ジャレットがドイツのケルンで熱演した即興演奏のライブ盤(2枚組・汚れたジャケットで恐縮です)。1975年1月の演奏で,もう29年の月日が経っているのですが・・・どの時代のものでも言えることは,「時代に挑戦しているサウンド」は,いつ聴いてもちっとも色あせないってことですね。ちなみに,このアルバムが手元にあるのは,とある経緯があるのです。それは,大学2年の頃,たまたま近くの古本屋(中古盤も扱っていた)を暇つぶしに訪れたときのことでした。

店のレジの近くで突然「そんな安いお値段だったら買い取ってもらわない!」と女性の怒りの声。それから息つく暇もなくボクのほうに向かってきて・・・

「これあなたにあげますから聴いてください」

と,紙袋に入った20枚程のLP盤が手渡されたのでした。ちなみに,その女性がどんな顔や身なりの人だったか...etc何も憶えていません。40歳前後っぽい感じで,カタカナ職ぽい雰囲気の人だったような・・・。このキース・ジャレットの他にもあれこれ入っていましたが,多くは・・・弟の部屋に置いてあるか散逸してしまっています。
それにしても,二十歳の頃はジャズなんて全く興味もなく,ただ「保留」状態だったのですが,手放すこともなく,忘れかけた頃に聴くといったスタンスをとるうちに・・・いまや一回ターンテーブルに置くと同じ面を2,3回は連続して聴いてしまうレコードになってしまいました。

ちなみに,クレジットされた曲名は「1975年1月24日 パート●●」と書かれているのみ。その1曲目は数年前に車のCMで流れてましたっけ。だから音を聴けば一発でわかります。個人的には最後の4曲目が好き。たった6分台の曲が33回転のLP盤のD面に1曲だけ刻まれた,とても贅沢なひとときです。頭のなかにびっちりとスイートでかつエモーショナルなメロディが刻まれていて,モダンなテクノと交互に聴くのがとても自分にとってグッドなバランスになっています。ピアノソロが多くでてきますが,反復するリズムも多いのがそのゆえんでしょうか。

とまれ,ジャズはそれほど多く知りませんが,少なくともその入口を知るきっかけを作ってくれた一枚といえるでしょう。

おまけに,あまり囲碁のことも知りませんが,「どうしてこんなところに石を置くの?」といった場所に置かれた石が,後になって対戦にじわじわ効いてくる。闘っているわけではないですけど,ボク自身にとって耳のテイストという意味で「布石」を置いてくれた前述の人には,名前も顔も何もわかりませんが,ただただ感謝です。

只今のBGM ...... Everything But The Girl:Before Today

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