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2014年4月

2014/04/16

日本の大衆美

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一年に一回、メインの行事が数日間だけの祭りも、
桜の開花と寄り添うように咲いては散る。
その土地に生まれ育ち、その土地で死んでいく人にとっては、
祭りが節目になって一年働き、
そして祭りでいろんな過剰を一気に蕩尽して
日常に戻っていかれることでしょう。

祭りと言えば、ふつう、にぎやかさや人の波なんかを連想しがちですが、
個人的には、「シーンとした夜のテキ屋とどこか陰鬱なしだれ桜」に、
なんともいえない「日本の美」を感じてしまいます。

テキ屋って、店によっては、夜通し店に灯りをともすんですよね。
使われている書体という色合いといい猥雑といえば猥雑かもしれませんが、
こういう庶民の美的感覚こそ、ずっと残ってほしい。

なんだか、「センスがいい」なんて月並みな言葉で物事が整理されすぎてて、
ちょっと味気ないと思わずにはいられない昨今だったりします。


2014/04/05

久々に着物に袖をとおしてみたリラックス感(男着物)

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ワーカホリックでもない週末なのに、
なんだか気分がせいているような気になっていた。

というわけで、しばらくご無沙汰だった着物を部屋で着てみた。

写真のように男着物って、女性着物と違って、パッと目を引くものではない。
でも、シンプルであるがゆえに、素材感や着る人の人間性が出やすいというか。

なので人間失格の私は、着物姿なぞ見せられません。苦笑。

防湿・防虫の「お香」もまた、気分がリラックスするのでありがたいです。

写真の「聖香」は京都・宇治にある京扇堂のものですが、
香りについて、とても感慨深いことが書いてありました。

「●香りは祖先から伝えられて来た文化です。
 春は花の香り、夏は陽の香り
 秋は七草の匂、冬は舞う雪の色」

かつての日本では、帰宅した男性が着物姿ということが間々あったかと思う。

ホント、これはスエットなんかとは違うリラックス感があり、
なおかつ、仮に突然人と会うことになっても失礼さがない。

ちょっと慣れれば、想像以上に着付けは簡単なので、
興味のある方は楽しんでみてはいかがでしょうか? 


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