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2013/03/08

大阪の迷菓!!「面白い恋人」とパロディ:TPPに参加しても、このユーモアは通じるか?

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先日、所用で大阪へ足を運んだ折、何気なく駅入口のショップに入ったら、即座に目に飛び込んできた「面白い恋人」。あれこれ説明するまでもなく、北海道旅行のおみやげとして有名な「白い恋人」のパロディー洋菓子のことですが、「白い恋人」の石屋製菓側と「面白い恋人」を企画した吉本側とが和解したこともマスコミで報道されていました。

そんな前置きはさておき、「おもしろい恋人が新パッケージになります」というので、好事家精神を発揮して今更ながら購入。

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http://www.ishiya.co.jp/item/shiroi/details/
↑こちらは「白い恋人」について書かれた石屋製菓のウェブサイト

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あらためて比較してみると商品名とパッケージデザインは、絶妙な「ずらし」具合を発揮していていますが、並べて売ったとしても、例えば、京都の伝統和菓子にありがちな「本家」「元祖」を商品名の冠につけつつも、見た目と商品名は同じというのとは違います。

で、肝心のお菓子のほうですが……

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「みたらし風味」のゴーフル(ゴーフレット)で、意外とクセになる味わいです。「みたらし」というよりは、メープルシロップときな粉をミックスしたような味わいといったほうがマッチするでしょうか?! ですので、肝心の中味は全くの別物であります。

閑話休題。そんな「面白い恋人」というパロディーですが、フランスでは、パロディーは立派な文化的表現と認められているようで、たとえば名作のパロディー本にしても、表紙にいたるまで「面白い恋人」のようなパロディーに溢れていたりします。それでも、法廷で争われることはないようです。

今、日本では「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉参加」について、侃々諤々の議論が展開されています。が、2月末の日米首脳会談後、安倍首相からは「TPP交渉参加を決断した」とは一言も言っていないのに、メディアによっては、あたかも「交渉参加」ではなく「参加」するような表現だったりします。

テレビや新聞などのマスコミ報道では、「農産品をどう守る?」「甘やかしていた農業を外圧で鍛え直すチャンス」などど、まるで農業問題のように矮小化していますが、このTPPは、単に物の流れが変わるだけじゃない。

今回のパロディ騒動のような「商標権」や「著作権」も対象になってきます。もちろん、TPPに参加しなくても、商標や著作権を侵害した場合は国境を超えて訴訟を行なう場合が間々あるものの、TPPが「戦略的経済連携協定」であるかぎり、これまで以上に他国からのチェックが厳しくなっていくことでしょう。

「面白い恋人」騒動では和解が成立していますが、仮にTPPに参加して同じようなパロディ商品を参加国が製造している商品をもとにして製造・販売した場合、今までとはケタ違いの損害賠償が発生する場合だってあります。というか、パロディでなくても、どこか「類似しているような部分」を見つけ、それをTPP参加国における共通のルールで裁くことだってありうるでしょう。

「戦略的経済連携協定」なので……

企業の倫理(グローバルルール?)>国の法律

という図式も大いに成り立つので、日本の法律だけでは対処しきれないことも多々発生することでしょう。

ちょっと本題の「面白い恋人」から話題がそれてしまいましたが……

なんと「面白い恋人」に懲りず……

今度はお菓子のほうが類似品と訴えられても不思議ではない……

「大阪の恋人」「京都の恋人」

なる商品を展開しています。

今後も、同じような争点が発生するのでしょうか?


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