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2007/06/22

ドライな青空を感じる酒:「英君 吟醸 袋吊り雫」

Dscf0896☆「左利き」という言葉には・・・
 利き手が「左」という意味と,「酒飲み」という意味の二つがあります。
 今,ふと思い出したわけですが・・・
 左利きにかんする自著と物々交換でいただいたのが・・・
 
 「英君 吟醸 袋吊り雫」(●写真左の左側)

 静岡県由比町の酒です。
 あまり酒に興味の無い人でもわかり易く言えば.
 テレビのCMで東大出身の俳優・矢崎滋が
 「まる〜」なんていってた白鶴のパック酒で「静岡県由比漁港」バージョンがありましたが
 まさしく「そこ」の酒です。
 
 東名高速道路にあるパーキングエリアの中でも,
 楽しみなのが,由比の「桜えびのかき揚げ」。
 理想は桜えびのかき揚げを食べながらの「英君」と言ったところでしょうか。

 ちなみに・・・由比町の酒といえば「正雪」という酒もあり,
 今年の3月に平成4年度醸造「正雪」の純米大吟醸の「生!」を飲んでます。
 15年程の熟成期間を経た酒で,味わいは完全にチョコレートでした。

 さて,本題の「英君」へ。
 精米歩合は50%ですが・・・鑑評会出品酒と同じ「袋吊り」。
 モロミを入れた袋から滴(したた)り落ちた雫(しずく)を集めた,
 とても贅沢な造りの酒です。
 精米歩合が50%なので「大吟醸」を名乗れますが・・・
 良心的な蔵ほど「精米歩合50%」なら「吟醸」ですね。

 昨晩に開封したばかりなのですが・・・飲んでみての印象は・・・

 平成17年度醸造ですがヘタりは全くなく,背筋の通った味わい。
 「立ち香」は,思ったよりもおとなしい。
 「含み香」は,鼻から抜けていく瞬間「あっ静岡の酒!」と一発でわかります。
 栓を開けたばかりのときは,ほのかにマスカットっぽい香りもありますが,
 静岡酵母独特の青リンゴやメロンっぽい香りがしますね。
 静岡酵母系の新酒は,メロン喰いに喩えれば
 ,かなりスプーンで果実をすくっていってから感じる若い味わいが独占したりしますが,
 1年の熟成期間があるためか,熟(う)れてる部分のトロ味も前に出てきてます。

 原料米が五百万石だからでしょうね・・・袋吊りの雫酒でも,スマートな味わいです。
 後半のシャープな苦みも,たぶん,この五百万石からの由来かもしれません。

 春に,同じ「英君」の「大吟醸 いろは」を二度味わう機会がありましたけど・・・
 「大吟醸 いろは」は酵母が「明利酵母」とあり,出品酒系の味がしますが,
 こちらは「静岡酵母」なので,より静岡の酒を実感できるタイプかなと思いました。

 昨晩でかなり減りましたが・・・一度,人肌燗も試してみたいです。

(アルコ−ル度数:17.5゜/日本酒度: +6/酸度: 1.2/原料米:五百万石/精米歩合:50%/酵母:静岡酵母HD-1)



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