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2006年11月

2006/11/28

落葉 :: you've got a friend

ここ最近,天候がよろしくなく,また晴れの日に一人でのんびりできる時間がなかったのですが・・・今朝は久々にちょっと足を伸ばして「落葉」を何気なく見ていました。

Dscf0009幼少時から毎年,散りゆく桜の花びらや紅葉の葉を掃除したりしたわけですが・・・とりわけ,秋の落葉は,しっとり秋雨を吸い込んでいることが多く重い。紅葉狩りのあとの掃除は,そのじつ,けっこうな重労働です。^^; 観光客にはわからない話ですが。

しかしながら,自分自身は,綺麗に色づく花びらや葉もいいけど,桜にしても紅葉にしても,枯れていく瞬間が一番好きです。季節の変わり目というか時の区切り目・・・何かしら寂しさを感じることもありますが・・・を感じることも大事ですね。

Dscf0014ちなみに,どこかの政治家が「美しい日本」なんていってナショナリズムを振りかざしてますが,そんなことはあまり興味がありません。なんでも日本が一番とも思いませんが,こと季節感や彩りについては,やはり落ち着くものがあります。適度な「陰影」があるのって,やっぱりいいですね。

Kingというわけで,何故か晩秋になると聴きたくなるのは,キャロル・キングの「つづれおり」。確か,アテネ五輪の時,富士フイルムのCMで福原愛をキャラクターにバックで流れてましたね。全曲外れなしのポップス界の超名盤ですが,中でもアナログ盤だとB面の1曲目「you've got a friend」が,この季節に一番ぴったりかと思います。

以下に一部,英語の詞と日本語の訳詞をひいておきますが・・・「Winter, spring, summer, or fall」と最後に「秋」が来て,ぐっと詞の世界に引きづり込まれます。


You just call out my name, and you know wherever I am,
I'll come running to see you again.
Winter, spring, summer, or fall, all you have to do is call
and I'll be there, yes, I will.

あなたが私の名を呼ぶだけで/私はどこに居ようとも/飛んで行く,あなたに遭いに飛んで行く/冬でも,春でも,夏でも,秋でもかまわない/あなたが呼んでさえくれたなら/私はすぐに飛んで行く,そう,飛んで行く

words by Carol King, (c)1971 Screen Gems-Columbia Music, Inc. / New York, N.Y.

※写真はクリックすると拡大されます。

2006/11/25

日本の大衆美:旧車バイク。

269013505_149少し以前の話ですが・・・仕事の打ち合わせの後,最終電車で駅を降りると,世間でいうところの「暴走族」の面々が駅の入口で屯(たむろ)ってました。

家路に向かう人たちは,皆,避けるようにそそくさと歩いていましたが・・・いやはや,彼らが乗っている旧車(いわゆる古いタイプのバイクですね)の改造バイクは,久々に見ると,それはそれで「日本の大衆美」ですね。ハーレーに負けないぐらい魅力があります。

特に繊細なフォルムの集合管(マフラー)がいいですね。

とまれ,夜間の爆音は睡眠を妨害することがあるのは困りものですが。

さてさて・・・黙って撮るのは失礼も甚だしいので,所有者のヤンキー君たちに訊ねてみると・・・最初は・・・

269013505_148「何だコラっ!」

と言ったような顔つきでしたが・・・

「あなたたちのバイクの写真をイギリスの友人に送りたい」

と言うと,快く承諾。というのも,そのイギリス人の友人,はじめて日本に来た時,暴走族の改造バイクとサウンドにえらく感動していたので,久々にメールを送る良い口実ができました。

写真をクリックすると拡大して見られます。いやはや,とても「日本臭い」フォルムです。

2006/11/20

夜紅葉と心に染みいる言葉。

Dscf0004紅葉狩り真っ盛りといった今日この頃ですが・・・じつは,幼少時より,部屋の窓から,春は桜,秋は紅葉が見られた為・・・特別な意識を持たずに見ています。

写真は・・・ライトアップされた夜紅葉。桜も紅葉も夜に見るのが好きです。どこからしらエロティシズム漂う風情です。

さて・・・こういったブログやサイトの日記に勤しむ(?)わたしたちに言い得て妙というか・・・けっこうイタくて心に響くであろうニーチェの言葉を再度発見。

ここにひいておきます。

「他人が私たちのありのままの姿を知ってくれるよう願う代わりに,私たちは,他人が私たちのことをできるだけよく思ってくれるよう願う。だから私たちは,他人が私たちについて思い違いをすることを熱望していることになる。要するに私たちは,自分のユニークさに誇りを持っていないのだ」

『遺された断想』より

(引用文献:『ニーチェからの贈りもの ストレスに悩むあなたに』(白水社/清水本裕訳)

2006/11/13

脳に染みいる一言。

何かと「自己チュー」批判が多い昨今ですが・・・

早い話,気持ちに余裕を持ちたいですね。

というわけで,ニーチェの『ツァラトストラ』から,脳に染みいる一言。

いやはや・・・これを読んで自戒すべきは「自分」と思わずにはいられません。

「自分が正しいと言い張るよりは,自分は正しくないと認めるほうが高貴である。自分が正しい場合は特にそうだ。ただそのためには,自分がそうするに足るだけの豊かさを持っていなければならない」

2006/11/11

交番もタジタジ?! イケてるバーのネーミング。

Dscf0238時折通ると前から気になっていた,交番と隣りにあるバーのマッチングです。

写真はクリックすると拡大しますので,是非ご覧下さい。

交番そのものは・・・何の変哲もありませんが・・・となりにあるミュージックパブの店名に注目です。

「ポリスサイド」(POLICE SIDE)

って,場所を教えるのに説明が要らないといったベタな理由を大きく通り越して・・・公権力を真横にネーミングでシャレを決め込む余裕。これを「遊び心」というのでしょうか? 座布団10枚進呈したい心境です。が,「police side」という店名,訳せば「警察の側」つまり「警察の立場を支持する」とも解釈しようによってはできるので,なかなか奥が深いですね。ふつうに「警察の隣り」なら「beside police」あたりかなと思いますが・・・やっぱり「POLICE SIDE」なのでしょうね,ネーミングとしては。

とまれ・・・ここはライブ演奏もしているようですが・・・つい最近,二十年以上も前からビートルズ等の生演奏をウリにしていた東京でスナック経営者が逮捕されています。日本音楽著作権協会と利用許諾契約を結ばず客のリクエストに応じていたようですが・・・こういったことをしている場所はどこへ行ってもあるだけに,おそらく,カラオケが大いに普及する前から名曲の生演奏をウリしていたことで,長年マークされ,他の店への見せしめとして,刑事告訴されたのでしょうか。


閑話休題。

拙ブログの本サイト「クラブレフティ」を更新しました。
利き手の左利きについて興味のある方,ぜひご訪問ください。

http://homepage3.nifty.com/club-lefty/

2006/11/07

 small melodies :: physical fiction

ここ最近は,歌物よりはインスト物を耳にしながら,仕事や作業にかかることが多いです。というわけで,試聴できるサイトを紹介しつつ,てもとにある2枚を紹介です。

Melodies★ VA :: small melodies(左)

http://www.spekk.net/catalog/smallmelodies_jp.html

↑日本語(試聴/mp3)

エレクトロニカ/音響/フリージャズ等・・・かなり偏ったジャンルのみを扱ったCDショップで2年ほど前に購入。白を基調とした小綺麗なジャケットは,一目で日本のレーベルとわかるもの。作品の内容については,レーベルの解説をそのまま引用します。


Text by Nao Sugimoto

本作は、「小さなメロディー」をテーマに、世界中の人気アーティストに楽曲依頼した作品で、 さらに統一感をはかるために、「穏やか」「暖かい」「優しい」などのキーワードを伝えています。 偶然にも米のサウンドアーティスト、テイラーデュプリーと独ステファン・シューは自分の子供に捧げるトラックで参加していることからも、このコンピレーションの雰囲気を察することが できると思います。

またレーベルの基本概念である「様々なミニマリズムの解釈」を表現すべく、なるべくバリエーション豊かになるよう、ラップトップを中心としたデジタル色が強いものから、フィールドレコーディング(例えばnaphのトラックは、空気中に潜む特定の周波数のみを使用して制作)よりのもの、バンドサウンドよりのものまでを集めました。そして大まかな構成としては前半がデジタル編、後半がアナログ編となっております。パッケージは、いつもの文庫本型ケースに銀箔プリントを使用。全14組による全てエクスクルーシヴトラック、計64分の大ボリューム!

http://www.spekk.net/

↑レーベルのサイト


Oe★ Tatsuya OE :: physical fiction(右)

Captain Funkといえば知ってる人も多いかと思いますが,そのオオエタツヤ氏がTatsuya OE名義で展開するアルバムの一つ。これは,他のアルバムと比べれば,かなり挑戦的かつ実験的です。
ときどきじっくり聴きたくなる一枚。

http://www.recommenddj.com/lp/00/00/22/00002204_1.html

↑このサイトで試聴できます。

2006/11/05

「萌え/秋葉原」系英単語集で学ぶ最新日本語事情:その2。

239323656_84以前に・・・このブログで取り上げた「萌え/秋葉原」系英単語集『もえたん2』。久々に手にとって見たので,最新日本語事情と絡めて,少し紹介します。

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英文:I suspect that you merely want to say, "more sauce."
日文:お前,つゆだくって言いたいだけちゃうんか。
   (omae tuyudakutte iitaidake tyaunka)
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「国公立大学・私立中堅~難関大学受験、TOIECにも対応し」ている『もえたん2』ですが・・・いきなり大阪弁(関西弁)の登場です。しかしながら英文は平凡なので,ほとんど日文に注目したほうが賢明な例文です。

華原朋美を例に挙げなくとも「つゆだく」といえば,牛丼などで汁をたくさんかける(かけてもらう)ことですが・・・英訳が「more sauce」とは若干おもしろくないです。どなたか,もっとコアな訳を知ってる人はいませんか?

ちなみに・・・「お前」は「you」のかなり無礼な表現ですが・・・わりと死語と化しつつあるでしょうか。けっこう亭主関白っぽいオヤジが使う表現に成り下がったかもです。

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英文:The bare part between the skirt and the socks
is regarded as an important realm.
日文:スカートと靴下の間の素肌の見えている部分は,非常に重要な領域とされている。
   (sukart to kutsushita no aida no suhada no mieteiru bubun wa,
hijyouni jyuyouna ryoiki to sareteiru )
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これぞ「オタク」の聖域を語る表現といったところです。いや,単に「フェティッシュ」(fetish)と言ったほうが早いか。

このところ秋葉原でもメイド喫茶のメイドさんが「メイド狩り」なるいたずらや嫌がらせで困っているそうですが・・・もともとはソフトなエロスを売る商売なのだから,悲しいかな,そういった被害は想定内であったはすです。

そんな余談はさておき,この例文の・・・中でも日文で一番重要なポイントは「非常に重要な領域」,英文で「important realm」のところでしょう。「非常に重要な領域」というよりは「絶対領域」(zettai ryoiki)が一般的かと思いますが。もし日本語を母国語としない人が「絶対領域」を説明できたら,変態と思われる前に尊敬されると思います。

いやはや・・・「萌え」ってかなりフェティッシュな文化ですね・・・というよりは高度なアニミズムと評されてる方もいらっしゃいますが。

2006/11/04

中川翔子(しょこたん)の左箸:Part2。

左利きネタという観点から・・・時々チェックしている「しょこたんブログ」。でも,それなりに読み進めてみると・・・楽しみながらも地道に更新するといったセルフプロデュースや,演出の巧さ・・・勉強になる部分が多々あります。

さて,今日は,「しょこたんブログ」から,再び左手で箸を持っているシーンを発見。以下のURLでチェックしてみてください。

http://yaplog.jp/strawberry2/archive/10309


性懲りもなく,こういった話題に便乗してますが^^;,拙サイト「クラブレフティ」も昨日アップしました。今月末で閉鎖される拙サイトの掲示板に寄せられたメッセージの総集編を連載しています。左利きに興味を持ってくださるきっかけとなれば幸いです。

http://homepage3.nifty.com/club-lefty/

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