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2006/10/05

花酵母の酒と手作り料理と町家。

Emishiki先週末の土曜日のことですが,よその集まりからすれば,かなり平均年齢の若い(?)日本酒だけの酒宴を,大阪市内にある町家のレンタルスペースにて催しました。

日本酒といえば・・・どこか「オヤジっぽい」とか「飲むと頭が痛くなる」と思われがちですが・・・そんなマイナスの風評を蹴散らせてやります(笑)。このところ,海外では人気があるようで・・・ニューヨークでは「jyunmai ginjyou」で意味が通るようですし・・・ラスベガスの最高級店では,かのロマネコンティよりも,とある日本の大吟醸酒のほうが,高い値段がついているそうです。
他にも,パリの三つ星レストランにおいても,ある日本酒が白ワインとして扱われているようです。ルイ・ヴィトンの日本酒だってあります。

とまれ・・・そんな晴れがましい話題は傍らに置いておきまして・・・この日は,いつか蔵の跡継ぎをされる,26歳の竹嶋さん(笑四季酒造)を招いての酒宴でした。

東京農業大学の醸造学科で,特に花酵母について学ばれた竹嶋さん。今回のお酒も,六種類のうち,四種類が花酵母のお酒でした。花から分離した酵母とのことですが,今回はシャクナゲ(蔵がある滋賀県の県花)などの花酵母2種類。今までの日本酒とは,香りや味わいのタッチが明らかに異なります。

個人的に思ったのは・・・こういうモダンな味わいこそ,日本酒に強い抵抗感を持つ人にすすめてみたいということ。この日,持ってきてもらった「遊由自適」というお酒は甘口の原酒でしたが・・・氷を入れてグラスにお酒を注ぎ,あまりスダチの香りが勝ちすぎない程度に一搾りして味わうと,良い意味で「これって日本酒?」という錯覚に陥るでしょう。

じつは・・・この会を開く数日前,たまたま立ち寄ったバーの店員と酒の話をしていて・・・「どんな酒が好きですか?」とか・・・いろいろと酒の話を振られた挙げ句,店員の最後の一言は・・・「私,日本酒以外の酒なら何でも好きです」って・・・。。。そんな輩にこそ,飲ませたい。笑。

そんな日本酒の価値観を払拭するような世界を・・・竹嶋さんには展開していただきたいと思いました。

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さて・・・その日の酒宴は,皆で料理を持ち込むということでしたが・・・皆さん,ホントに料理がお上手でした。花酵母のお酒に合わせるかのように,自らいろいろと酵母を試して焼いたパンを持ってこられた人もいましたし・・・,お店で買われたものでも,空堀商店街の肉コロッケは,肉の歯ごたえがバッチリあって最高でした。

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ドンペリをはじめとするバブリーな酒とゴージャスな演出で晴れがましいのとは真逆とはいえ・・・金では買えない「何か」を楽しめたかと思います。

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