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2006年7月

2006/07/29

150cmライフ。3 :: 身長への意識。

150図書館で何気なく見つけた『150cmライフ。3』(たかぎなおこ著/2006年)。

イラストレーターである,たかぎさんの身長が151cm!!であるだけでなく,奥付を見ると,ブックデザイン担当の女性は150cm,校正担当の女性は148cm。ただし,編集の女性は160cmと平均といえば平均であります。

イラストレーターの著作なので,もちろん,イラストと文章のミクスチャー。ご自身の身体軸をもとに,日常生活で困ること,長身女性との対談,世界的にみても平均身長の高いオランダでの出来事...etc,自分自身では体験できない世界を知ることができて新鮮でした。

身長150cm・・・自分史を遡ってみると・・・小学校3年生ぐらいだったかもしれない。小学6年生で170cmあったので・・・将来は190cmを超えてしまうのでは?と,余計な心配をしたりしていましたが・・・結局は181cmに収まり,日本における日常生活に,さほど支障はありません。

読んだ本とは逆に・・・自分よりも長身人間の話を聞くと・・・たとえば,188cmあたりの人だと・・・布団は特別に大きなサイズにしないと,足の先から肩まで入らないと言っていました。

181cmの自分自身が思うことは・・・たとえば,150cmぐらいの身長の人と話すとき,できるだけ目線は水平に近いほうが見下ろすよりは良いと思っても,子どもと話すときのように腰をかがめては失礼になる。そうなると,話すのは必然的に座っているとき主体となるわけです。

『150cmライフ。3』という本に戻りまして・・・オランダでの事情を読んでいると・・・さすがに男性の平均身長が自分よりも1cm高い国。何でも日本よりも高めにセッティングされていて著者が悩む様子が赤裸々に綴られています。
日本人よりも平均的に長身といえばイギリスもそうですが・・・しかしながらロンドンの地下鉄。合理的に掘るため,まさにTUBE状の形状をした列車ですが・・・それゆえ,天井が低いし,混雑するとみなさん窮屈そうにしていました。

そんな余談はさておき,目線の高さを変えてみることで新しい発見がたくさんできそうです。

只今のBGM : rei harakami / red curb


2006/07/27

日本人は財布も心も貧困化している。

少し以前のYahoo!ニュースの最新トピックスで知った驚愕の情報。それは、

「日本の貧困率が世界で2位」

という事実でした。OECD(経済協力開発機構)の調査によるもので・・・1位のアメリカとの差は、わずか0.2ポイント。上昇率から言っても,世界1位になるのは時間の問題です。

この貧困率とは・・・簡単に言えば国内における所得格差の広がりですが・・・詳しくは、

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060720AT3S1902C20072006.html

↑日経新聞のネット記事

に書かれています。

OECDの見解によれば・・・企業が非正社員より正社員を増やしやすくする政策を打ち出すべきだとしています。要するに・・・ちょいと流行り言葉になっていた「アウトソーシング」なんて,貧困化を促進する諸悪の根元だったということですね。

何でも英語にすれば響きがいいと思っているかもしれませんが,「アウトソーシング=周旋屋」です。簡単に言えば,人を右から左/左から右に流してピンハネしてるわけで,その究極が・・・かつての奴隷貿易といえるでしょう。

ちなみに・・・オランダやデンマーク,スウェーデンといった国々は5%台。日本は・・・何と13.5%。恐ろしいまでの貧困率の高さです。

このところ・・・いくぶんかはテレビでも規制がかかり消費者金融のCMが減った反面・・・「セレブ」だの何だのと金持ちのお宅訪問や持ち物チェックみたいな番組が性懲りもなく放映されたりしていますが・・・何だか現実を隠蔽されているみたいで嫌なものですね。

そういえば・・・以前にTV番組で・・・管理職でもフルタイムからパートタイムに変更して,収入よりも家族との時間を大切にしたいという共働きの話題がありました。もちろん,日本ではなくオランダのことですが。

何だか・・・日本の労働者はカゴの中に入れられてクルクルクルクル輪を回し続けているハムスターみたいですね。そろそろ江戸時代の終わりのように、「ええじゃないか」なんて言って踊り暴れる大衆が増えてきそうな・・・いやはや・・・そんなことはあり得ませんか。

さらに・・・OECDの調査では、日本は学力においても,もはや世界トップクラスではないことを報告しています。

http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/1207ke65080.html


↑詳細は神戸新聞の記事でご確認ください。

2006/07/24

左利き用爪切り:慣れの怖さ。

060724_11590001某100円ショップにて「左利き用爪切り」を発見。早速購入。

レジへ向かう途中、

「左利き用の爪切りは左手で使用することが前提になっているのだから,左手(左足)の爪を切る時の為に右利き用も購入しようか?」

などとくだらないことを考えましたけれども・・・しょせん「お試し」だったので,左利き用のみを入手しました。

使用しての感想。まず最初に「これはユニバーサルデザインとは程遠い」と思いました。単純な話なのですが・・・左手の爪にかんしては左手で爪切りを持って切ることはできません。よって,左利きですら,右手に爪切りを持って左手の爪を切らなければならないからです。

それと・・・左利きの人なら気付くことだと思いますが・・・ほとんどの人が右利きを前提にした「缶切り」を使っているものと思われます。だから,左利き用の爪切りも,どことなく右手で持ったときのほうが,自分にとっては操作のしやすさを感じました。

慣れとは恐ろしいもので,本来は不便な構造なのに・・・心と身体がそれに慣れて使い方を工夫しだすと・・・本来なら利き手に合わせて設計されたもののほうが違和感を感じるのです。「引く行為」を考慮して設計されているものを,利き手が左だと,逆に「押す行為」で対処しなければならない・・・等。

ちなみに・・・利き手とは関係のない話ですが・・・マッチを擦るときマッチ棒をプッシュ(押す)するのか・・・それともプル(引く)するのか・・・そういったことは文化的な差異だったりもしますので,デザインを検討する場合は,そのあたりから考えていかなければならないようです。

とまれ・・・今回の購入品は・・・資料としてのストックとなりそうです。

2006/07/19

哀れエルセーヌのCM:「見た目」依存の時代。

Mitame「ゴージャスボディ」「ブランドを超えた」・・・などと,まるで人間の身体を「モノ扱い」するかのようなコピーが氾濫するエステサロンのCM。あれ,自分の中ではかなり滑稽です。

モデルさん個人のことはさておき,左側の人,上半身のみならず脚のポーズ,ちょっと角度入れすぎて力が入りすぎ!なんて冗談は程々にして,なんだか構図がちっとも美しく見えない。とまれ,こういうCMを見ていると,男女格差どころか女女格差は,ますます拡大していくのかもしれない。そんな気がしてなりません。

カタカナ英語を氾濫させるのがいいのか悪いのかはさておき,「ボディ」とか「フェイシャル」とか・・・そんな単語が並ぶと,身体の一部も取り替え可能なパーツのように思えてならない。

そんな余談はさておき・・・ここ最近,読了したのが『「見た目」依存の時代』という本(原書房/2005年11月初版)。石井政之という,ご自身が顔に赤いアザがあるジャーナリストと,資生堂の客員研究員であり大学で「きれいを学問する」をテーマに講義されている石田かおりという方との共著。

余談ですが・・・表紙で使われている写真がとても印象的で,つい手にとってしまいました。これは完全に「見た目依存」です。苦笑。

読む前から,だいたいの結論が見えていた本でしたが,他の人にとっては一見するとなんてことないような事でも,自分にとっては新たな発見がありました。

●まず,欧米人が見ると,日本人(および日本で生きる東洋系の人も含めてか?)のメイクは濃いということ。それは,シミや顔の些細な凹凸を一気になくすファンデーションがそう思わせるようですね。ボクは,マスカラをたっぷり塗ってマツゲをバタバタさせていたり,はっきりした色合いの口紅やアイシャドーをつけているのが濃いと思っていたのですが・・・。

●男もエステなどに手を出す昨今ですが・・・「メトロセクシャル」などというキーワードがあることを知ったこと。若くて高収入。都市部に住んでいて,ゲイではないが,女性的なファッションセンスや価値観を持つ。もちろんエステにも通うなど,自分のフェミニンな面を抵抗なく受け入れる・・・都市住民(メトロポリタン)と異性愛者(ヘテロセクシャル)の合成語が・・・いわゆる「メトロセクシャル」なのですね。
アメリカ発祥の合成語のようですが・・・一時期,日本でも流行った「フェミ男」とはちょっと違いますね。

●そして・・・単純に「えっそうなの?」と驚いたのは・・・日本では「美しくなりたい」という願望とセットになって「突出しない<普通>の美しさ」を求めていること。何でも「自己に対する評価」が日本の女性は他の国々に比べてかなり低いようです。とにかく「人並み」を求めての美容整形であり,メイクであったりするわけですが・・・「人並み」も移ろいやすいので,常に時代の流れに引っ張られてしまいますね。


話はさらに脱線してしまいますが・・・このところ・・・常々思うことは,トレンドに合わせてファッションやメイク等をしている人ほど,顔が憶えにくいのです。自分だけがそうなのかと思っていたのですが,著者の石井さんも同じようなことを書いておられたので,勝手にホッとしました。

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いやはや字数ばかりいたずらに重ねて肝心の本の内容に関する意見をあまり書いていませんが・・・結論的な提唱は・・・本当に読み出す前の予想通り「スロービューティー」でした。

細かい説明は,ここであえて説明しなくても,おおよそおわかりか,あるいは,読んでみられてのお楽しみといったところですが・・・「若さ」といった基準や,画一的な美の追求に陥らず,人それぞれが年それぞれの美しさを見つめ直す時。そのためには何でも安易に手をつけない「スロー」な方向で生きていく。要するに,化粧そのものは否定されるまでもなく,鏡の前で,もっと自分自身をみつめなさい。そんなメッセージが受け止められるのではないでしょうか?

ちなみに,著者の一人である石井政之さんが取り組まれている「ユニークフェイス」という概念については,いつか,あらためてきちんと書いてみたいと思っています。


2006/07/17

雑誌『サンキュ!』で左きき(左利き)の特集記事。

2006年7月3日発売の雑誌『サンキュ!』にて「矯正しなくてもOK! 左ききグッズがたくさん出ています」という特集記事が掲載されました。その中で,私が(少しだけですが)コメントをしています。


この特集記事でメインとなっている話題は「左ききグッズ」にかんする商品の紹介です。フェリシモ,学習研究社,川嶋工業といった,左利きグッズや左利きに関連する書籍を扱う会社の商品が紹介されていますので,ご興味のある方は,2006年8月号の21ページをご覧下さい。


■ベネッセコーポレーション「サンキュ!」のホームページ

http://women.benesse.ne.jp/thankyou/

2006/07/13

愛(め)でる・愛(め)でたい気持ち。

174070750_65sここ数日・・・サウナ風呂に入っているような湿っぽい日が続いていますが・・・こうなると,目に入れたいのは清涼感と瑞々しさのあるものばかりです。

空調が効いているといった意味合いではなく,どこかしら水を連想させる花屋さんですが・・・季節柄,ミニチュア風鈴を見つけました。音を収録できなかったのは残念ですが。


174070750_33s_1そういえば・・・この季節によく見かけるイチゴみたいな花があったなあ。というか,日頃よく目にする花だけど名前を意識していなかった花に目を向けると「きものケイトウ」と書いてある。
調べてみると・・・花の名称は「ケイトウ」で「きもの」という意味があるそうです。「ケイトウ」という名の由来はニワトリの鶏冠(けいとう)に花が似ていることから。
花言葉は・・・「おしゃれな恋、博愛、奇妙、気どり屋、色あせぬ恋」だそうです。


174070750_177sもう一つ。デコレーションケーキならぬ,デコレーションフラワーを見つけました。なま物(食べ物としての)だと神経質になりやすい季節なので,小粋なプレゼントになりそうですね。

2006/07/11

「感動」禁止!

Kandou何とも挑発的な題名ですが・・・『「感動」禁止! 「涙」を消費する人びと』(八柏龍紀(やしがわたつのり)著・ベスト新書・2006年)という本を読んだ,ということが今日の話題。

どんな本であるのかは,カバーの折り返しに書かれている一節をひいておきます。

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 「感動をありがとう!」「勇気をもらいました!」。そう言って涙を流すのが正常だといわんばかりに、屈託なく語る人びと……
 元々「感動」や「勇気」は与えられるものではなく、内発的に抱くものではなかったのか?だからこそ価値があったのではないか?一体、いつから「涙」は軽くなり、「感動」はお安いものになってしまったのだろうか?
 内実なき熱狂を買い求めるカラッポ人間が、なぜ多数派を占めるようになってしまったのか。「消費」をキーワードにニッポン社会の変遷から解き明かし、いまどきニッポンを社会哲学で鋭く考察する。

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この前説を読めば,ある程度は予測がつくと思いますが・・・やはり,サッカーをはじめとする,あの「ニッポン・チャ・チャ・チャ」熱狂への批判も含まれます。

居場所のない人々が「一体感」を求めて熱狂する。けれども,巧みにマーケティングが施された「祭りの場の商品化」が進行する。どこまでいっても,理念や価値観が共有できない「雰囲気」を求めて彷徨う人々・・・。よって「感動」も「消費の対象」となる。その結果,「感動」とは自分の感情のなかで閉じこもる自己かわいさの計算が成り立つ欺瞞に満ちた涙に溢れると結論づけてます。

ちょっと話はそれますが・・・ワールドカップに出場すれば,どの国も熱狂しています。過去にイギリスに訪れたとき・・・ちょうどワールドカップ開催時でしたが・・・イングランド代表への関心度は,日本のそれとは比較にならなかったですし・・・正直言って,日本代表が一次リーグで敗退した後の他国への話題の転換ぶりは,まるで鎖国時と開国後,あるいは戦前と戦後ぐらいのコペルニクス的転回と,日本にいる外国人は感じているかもしれません。ただ・・・画一化された思考を持つと非難されがちですが,良くも悪くも,日本は楽しみが多様化していると,いい方に取れなくもありません。だから,ワールドカップへの感動も早く醒める。

ちなみに・・・「外人」とか「外国人」と言う言葉を,日本国籍以外の人に多用するのは日本独特のようですね。

話を戻しまして・・・自分自身は・・・いろんな現象に対して,「感動」することは非常に大事だと思っています。ただ・・・みんなと同じ「ノリ」じゃないのとダメなのか? 大きな感動ばっかり求めて,みんな不感症になっているのではないか? なんて思うことは多々あります。その象徴が,渋谷のセンター街や大阪・ミナミの戎橋なんかに見られる年中「ハレの日化」現象でしょう。そのじつ場所が持つ裏側の顔は人々の寂しさだらけなので,しばらく歩くと,逆にこっちの気分が虚しくなってきます。

美しいメロディーで涙するだけでなく・・・ノイズにも「美しさ」を見いだせば,そこに「感動」が生まれる。何か,そういう部分にひかれてしまう自分は・・・異常なのでしょうか?

「感動」を求めるパブロフの犬なら・・・想像力旺盛なのかもしれませんが(笑)・・・とにもかくにも,「感動」を強制するのだけは勘弁してほしい。

2006/07/07

The Feelies: Crazy Rhythms(附/オリジナル・ラヴの源)

Feeliesこのところジメジメと蒸し暑くなっていますが・・・さりとて,就寝中にエアコンを付けるほどでもなく,でも,窓を開けたままでは寝冷えする。という状況。よって,ちょっとした暑さでも苦手な性分なので朝早く起きてしまいます。おまけに日の出も早いので,朝一から,CDではなくアナログ盤に針を落としました。

久々に・・・と思って聴いた一枚が・・・ The Feeliesの1st「Crazy Rhythms」(CDではStonesのPaint It Blackをカバーしたテイクが収録されているらしい)。アルバムのカバージャケットを見ればわかるとおり・・・どこかの大学のサークルバンドのような容姿ですが・・・ジャンル分けでは「パンク」として紹介されることが多い。サウンドは・・・重く歪んでノイジーというわけではなく,むしろタイトでソリッドでシンプルな展開です。

特に・・・シンプルなカッティングで絡み合う二本のギターのアンサンブルが魅力。クラブミュージックの4つ打ちに通じるシンプルなビートの心地よさを感じます。

自分自身・・・ロックをはじめとするモダンミュージックを聴くときは・・・何かと外見から入ることが多かったですが・・・何から何まで「こういうジャンルに属してます」というイコンを気取る熱さとは違い,The Feeliesのそれは,言ってみれば「青い炎」。クールにおとなしく見えても,世界観の狂気度は上回っている雰囲気すら感じます。

ただし・・・どの曲も・・・そうですね,David Bowieの「Heroes」やR.Stonesの「Sympathy for the Devil」的な反復の中で,か細くながらも繊細にかつアグレッシブに世界を広げていくタイプでしょうか。「噛めば噛むほど」の味わいを出すサウンドですね。

ちなみに・・・今,話題のYouTubeにThe Feeliesの映像がありました。

http://www.youtube.com/watch?v=ammeQSyUF00&search=feelies

↑個人的には,画像左側に映っている,短髪でガリ勉風の眼鏡をかけ腕を組んだ仏頂面の女性の動きに注目です。笑。

閑話休題。

これを書くにあたり検索エンジンにThe Feeliesと入力したら・・・一時期大ヒットした日本のバンド(田島貴男のユニット)/オリジナル・ラヴのバンド名の由来は・・・何と・・・写真にある「Crazy Rhythms」に収録された「Original Love」なのだそうです。アナログ盤だとB面の1曲目ですが・・・自分の中では印象の薄い曲。むしろ,A面の「Loveless Love」にこのアルバムの一つの聴かせ所があると思っていたぐらいです。まあ,「Original Love」のほうがバンド名として響きがいいですね。笑。

そのオリジナル・ラヴ・・・じつは全く無名のアマチュア時代に都内のライブハウスで見たことがあります。後にメジャーデビューしてからのサウンドとは違って,ソリッドかつちょっぴりサイケデリックで・・・でも時折ジャージーなコードワークを聴かせる,とてもセンスのいいバンドだった記憶が今も鮮明にあります。



2006/07/06

王貞治と報道&左利きについて。

福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督の胃に腫瘍ができ,しばらく監督業を休み早急に手術するという報道が・・・北朝鮮のミサイル報道と交互にビッグニュースとして流れています。

巨人という球団は嫌いだが王さんを尊敬する自分としては・・・一連の報道,確かに癌は恐ろしい病気ですが・・・まるでとてつもない生命の危機みたいな調子で内容が組まれていて・・・状況ははっきり口にはされていないとはいえ・・・もっと静かに報道できないものかと思いました。

王さんと言えば・・・王さんのお父さんは台湾の出身ですが,小学生の頃,王さんにかんする本を読んでいて,日本国籍がないために高校生の頃,野球で「国体」に出られなかったというエピソードを知り・・・「国体」とは何ぞや?と頭の中を疑問符が飛び交ったことを記憶しています。

そもそも・・・ここへの「国体」とは「国民体育大会」の略称ですが・・・もうひとつの「国体」の意味は・・・「日本の伝統的(民族的)特殊性や優越性をとにかく主張するときに使う概念で,天皇中心の国家体制や国民の倫理・規範」を示すことですから・・・。なんて「国体」の意味を知るようになるのは大人になってからですけどね。笑。

話を戻して・・・利き手が同じ「左利き」であることは,幼少時から非常に励みになりましたし,あのイケイケな場面での拍手と笑顔,試合が低調なときに見せる暗い顔のギャップ・・・あの喜怒哀楽の差の大きいところが王さんの魅力と思っています。

それと・・・小学生時代に読んだ本だけでなくテレビ出演時にも「鶏ガラスープがパワーの源」みたいな発言をされていて・・・それがまた,ものすごい笑顔。よほど好きなのでしょう。それ以来,自分も鶏ガラスープを信じております。笑。

ときどき中国人がやっている小さな中華料理屋で,さっぱりした鶏ガラのスープが出てきますけど・・・王さんの言っているスープは,あのタイプなのでしょうか? そんなお店で「日本の人は,もっと醤油の濃い味がいいと言うが・・・どう思うか?」と聞かれることがありますけど・・・ときどき,あのサラッとしたスープを飲むと,逆にホッとします。

閑話休題。

王さん報道を見ていたら・・・このところよくテレビに出演する元裁判官・国際弁護士の八代英輝氏が・・・自分も左投げ左打ちで,少年時代,王さんから直接教えてもらったことがあると言ってました。全くの余談ですが。

2006/07/03

「白糸 純米吟醸50」(福岡) :ノスタルジックな風景を想起させる一本。

84260463_45横浜出身ながら福岡市内でブライダル小物のお店をやっている友人が送ってくれた一本です。

地元産の米で「ハネ木搾り」という古式ゆかしい手法でお酒を搾るため・・・雑味を搾りきれず,まろみとコクがあるとのこと。たいへん手間暇をかけて搾ったお酒です。

早速,空けて飲んでみましたが・・・いわゆる新進気鋭の蔵元が醸す味わいとは全く反対の・・・懐かしさみたいなものを感じさせる味わいです。搾り方や水からくるものもあるかと思いますが・・・口に入った瞬間,とてもやさしい旨みが広がってきます。

http://www.shiraito.com/


↑ハネ木搾りについては上記のURLをクリックしてください。

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