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2006/06/17

やさしさとは・・・自衛隊のイラク撤収の前に。

Nao810861805562ワールドカップというスポーツの闘いで巷では連日賑わいをみせていますが・・・まだまだ完全には終わっていないのが・・・イラク国内の不穏な状況でしょうか。

そういえば・・・イラクで戦場取材をしていたジャーナリストの橋田信介さん(61歳)と小川功太郎さん(若干33歳)が襲撃されて殺された事件は・・・もう二年前の話だったのですね。

生前,橋田さんがテレビ番組に出演してイラクの状況をお話ししておられた姿をいまだ憶えています。これまでずっと過酷な戦場を取材してこられて現実の厳しさを実感されてきたからでしょう。とてもやさしそうな人柄が感じられましたが・・・まさか亡くなられるとは。

あの報道の後,橋田さんの10歳年下という奥さんがインタビューで発せられた印象深い言葉が,いまだ脳裏に焼き付いています。

「主人は,わたしたちだけでなく,みんなにやさしかった」

みんなにやさしいかった・・・これってなかなかできないことだよなあって,何気ないようでとっても重みのある言葉でした。考えてみれば,特定の人(たち)だけにや
さしくするということは・・・その埒外の人たちはやさしくしてもらえないわけで,これって怖いですよね。反面,本当の意味でみんなにやさしくできる人なら絶対に信頼できるし,決して口先だけでないある種の厳しさも教えてくれるだろうなあってあらためて感じた次第です。

たぶんいろんな場所で爆音を数え切れないほど聞き,人が死ぬ瞬間を見てからこそ,
やさしさ一杯の人だったのだと思う。巷では某ドラマの話題でもちきりですけど,現
実の世界で,見た感じはふつうのオジサンが命をはって戦場へ赴き,取材だけでなく,
目を負傷したイラク人の子どもを救おうと奔走していた。そんなご主人の死を受けて
発せられた奥さんの一言に,ご主人への深いリスペクトを感じました。

ボクにとっては,ドラマの台詞よりも圧倒的に心を動かされた一言でした。

只今のBGM ...... Bjork : Frosti
(オルゴール音のインスト。疲れたときにおすすめ)

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