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2006/05/30

町屋でふと「あがた森魚"乙女の儚夢" 1972年」を想う。

Agatha日曜日に・・・日本酒を飲む集まりに参加し・・・築八十余年という町屋でマッタリしてふと思い出したアルバムです。建物が大正時代のものだったので。

リアルタイムではまったわけではないですが,「赤色エレジー」だけは知っていたことと,ジャケットの美しさを知っていたので,大学生の頃,CDではなく中古盤(アナログ)で買いました。

「曲馬団小屋(サーカス場でのちんドン屋と呼び込み)〜電気ブラン〜秋の調べ(女子学生の朗読)〜赤色エレジー」と続く部分が,特に聴きどころでしょう。「大正ロマン」をコンセプトにしたアルバムで,ジャケットまでその雰囲気を存分に味わえる作品です。所有しているアルバム(CD,AD)で一番キレイなジャケットは?と聴かれたら,迷いなくこれを挙げます。

当時「社会派歌謡」と呼ばれた美輪明宏の「ヨイトマケの唄」で「父ちゃんのためなら エンヤコラ 母ちゃんのためなら エンヤコラ もうひとつおまけに エンヤコラ」という涙でウルウルくる有名な一節がありますが・・・それとは少し違いますけど,あがた森魚の「赤色エレジー」でも・・・「愛は愛とて 何になる 男(おとこ)一郎 まこととて 幸子の幸(さち)は どこにある 男一郎 ままよとて」と,むせび泣くような歌いっぷりに,ついウルっと来てしまいそうになります。ところが,最後に「お泪(なみだ)頂戴 ありがとう」と締めくくってくださっていて,不思議とホッコリした気分にさせられるのは自分だけでしょうか?

今や,古き良き日本の情景を知るきっかけとなる資料的アルバムかもしれません。どなたかこのアルバムの断片をモダンなデジタルサウンドにからめるなんて人を期待しつつ・・・。


Agathaj

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