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2005/11/11

revival but modern :: Bloc Party / Silent Alarm

1111イギリス人の友人が、以前からメールで「Bloc Partyはすごい」と唸っていたのですが・・・先日,車の中で一緒に聴き,懐かしさのなかにモダーンな響きを感じ,思わずマイ・ヘビィ・ローテーションになっている一枚です。

 このアルバムを20代前半あたりの人が聴いてどう思うかはさておき,30代となれば,いわゆるニューウェーブといわれるパンク以降の流れ(ちなみに「ポスト・パンク」なんて呼び方は当時されてませんでした)をリアルに経験している人は少なくないはず。といっても,海外のニューウェーブ系バンドのサウンドを好んで聴く中・高校生は,学年でもホンの一握りでした。

 だからといっては変ですが「Bloc Party」のサウンドは,ある意味,血肉化してる音というか,理屈ぬきに気分はレッドゾーンを振り切ってしまったというのが第一印象。しかも,いろんなフレーズが,10代のときにチョビチョビ弾いてたニューウェーブ系のギターそのものだし,このところギブソンのギターでヘビーなリフを弾くタイプが多い中,フェンダー系のエッジの利いたソリッドなサウンドがたまりません。

 ちなみに,イギリス人の友人が「Bloc Party」のサウンドを,gang of four,cure,new order,wireなんてバンドを例に挙げていました。どれも当てはまっていると思います。けっこう当時の「おいしいとこどり」してます。というわけで,このバンド,当時のニューウェーブ少年・少女(古い表現で失礼)こそ聴くに値するバンドかもしれません。車のなかでフルボリュームにすれば,ラウドかつ綺麗な音のせいか,パンクではどこか物足りないと思った80年代が蘇ってきました。

 でも,サウンドそのものは,モダーンな仕上がりです。アメリカ西海岸のメロコアバンドとはひと味違う,陰影の濃い世界がそこにあります。クラブ系サウンド,特にテクノが好きな人あたりは,その源流がニューウェーブというサウンドも絡んでいるだけに,けっこうハマれるのではないかと思います。

 それにしても・・・40歳をすぎてもこういうバンドに興奮し,「娘に聴かせてる」というイギリス人の友人,やはり本場でリアルタイムにパンク〜ニューウェーブを体験した生き証人といった感じでした。

 2.Helicopter〜3.Positive Tension〜4.Banquetあたりは,スリリング。7.This Modern Loveと10.So Here we areは,じつのところ,Bloc Partyのいいところが凝縮されたナンバーかなと思います。

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