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2005/09/17

点字という心づかい&期待銘柄:「浪の音 特別純米 無濾過生原酒」

0917蔵元3兄弟(平均年齢30代前半)が一体になって仕込む,自分にとって期待の銘柄です。この「特別純米 無濾過生原酒」は春のしぼりたても飲んだので,今年2回目。もうすぐ「ひやおろし」バージョンが出ると思われますので,次は「割り水・火入れ」を飲むことになりそうです。

 写真を見ていただくとひと目で感じると思うのですが・・・瓶は透明。ラベルはかわいさすら醸し出しているキレイなグリーンが印象的。さらに・・・瓶の後ろ側には・・・目の不自由な愛飲家のために点字の透明ラベルまで貼ってあります。ユニバーサルなデザイン感覚を感じさせて・・・でも余計な飾りがないところに「やさしさ」を感じます。

 この蔵(浪の音酒造)の酒に共通している特徴は・・・とにかく「やさしい(はんなりした)」舌触りと,ねりきりの饅頭を思わせる「品の良い和な甘み」,そして「綺麗な旨み」でしょうか。けれども・・・香りプンプンではなく,素直で真面目に造られたという印象を誰もが思うところでしょう。

 春に飲んだときは・・・綺麗だけど・・・ちょっと荒々しさも感じましたが,夏を過ぎて・・・後口のキレに旨みが増してきていい感じです。ちなみに,ここの「特別純米」は,やや八方美人的(?)な他のタイプと違って,綺麗さの中にもボディがあって,一升瓶で飲んでみると,なかなか個性的な味に思えてきます。「浪の音」ではこれが一番いいという人が多いようで。

 また・・・ここの酒は,いろんな意味で「甘やかさ(くどくはない)」がいろんな味のなかでずっと展開していきますけど,この「特別純米」は,ピシッとしまった酸味に包まれて,米の旨みと穀物が原料と実感できる苦みも十分あって,「スパッ」というよりは「ジワッ」とキレていきます。

 かの盗塁王・福本豊氏が,あるときテレビの野球解説で、

「野球の選手は安くて上手いのが一番!」

と意味深?!な発言をされていましたが・・・まあ,この発言は,若くて年俸が安くてもプレーが上手だったらどんどん使えという意味でしたが・・・まさしく浪の音酒造の酒は,そんなどのクラスでも「安くて旨い」酒の切り札といえるでしょう。

 欲をいえば・・・この蔵のもっと辛口バージョンの酒を一度飲んでみたいものです。


(使用米:山田錦(精米歩合50%麹米/60%掛米)/アルコール度数:17-18%/日本酒度:+2/酸度:1.7/酵母:901号)

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