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2005/08/21

いわゆる「ミニマルサウンド」。

0821ちょっと趣味っぽい話題・・・というか,音楽の話題が二日続きですが・・・。

 今,聴いているのは,日本のテクノ系DJ・田中フミヤの「FUMIYA TANAKA-DJ MIX 1/2[MIX.SOUND.SPACE」。2002年発表のLPではなくCDの二枚組です。なんでも2001〜2002年にかけて日本のクラブでプレイした音源の,表現が悪いかもしれませんが,年末に珍プレー・好プレーを編集するプロ野球ニュース的DJミックス盤ですね(しかも好プレーのみ)。

 クラブとかそういう空間で聴くと,テクノ独特な「4つ打ち」はとてもドンドンと胸を打ちつけますが,車のBGMなんかには,単調に聞こえるサウンドが意外にも運転に集中できるカンフル剤だったりします。クラブミュージックは,クラブへ足を運ばない大人にとっては,BGMとして何かの作業や仕事中に流すにはうってつけです。

 ちなみに自分自身は・・・別にクラブに夜な夜な通う1980年代生まれではありません。が,テクノとか,そういったカテゴリー分けはさておき,このDJ田中フミヤが展開するミニマルミュージックについては,高校時代,背伸びをして輸入盤・自主制作専門店へ行っては,わからないながらも試聴したりしていました。当時のミニマルミュージックはダンスミュージックとは程遠い,単調でノイジーで理屈っぽい?!サウンドでしたが・・・今ではすっかり「都市空間の民族音楽」として,一部の人たちから熱い支持を得ています。

 なんて書いていますが・・・かといって,CDやレコードの収集癖がマニア並みかというとそうでもなく,けっこう売り払ったこともあって,CDとアナログあわせて,今のところは300〜400枚程度でしょうか。そのなかでも,熱くなったこともないのに,どことなく自分から離れていくことがないテイストが「ミニマル」とつくものでしょうか。

 「最小限の素材とその反復」のなかに「無限の変化が含まれている」といえばいいのかもしれませんが,興味のない人にとってはただの連続音でしょう。ただ,頭のなかが言葉で埋め尽くされているときなどは,とても聴いていて快感です。時代が変遷するにつれてアコースティック〜デジタルへと変化があっても・・・,展開が多い音楽の方が退屈さを感じるときさえあります。

nao8-1109324040-7なんていっても,そんなに「ミニマル」という冠がつくサウンドの作品を持っているわけではありませんが・・・他にも聴いているもののなかから・・・2枚を写真に収めました。

 アナログ盤のほうはオビが付いているのでタイトルとミュージシャンについては省略します。1982年の作品で(購入したのは1988年あたりだったか?),ピアノやギターにエレクトロニクスをプラスしたかなり手づくりっぽいサウンドです。エリック・サティあたりをもっとシンプルにしたと言えばいいでしょうか。YMO時代に細野晴臣氏が最近のお気に入りとして挙げておられたのを記憶しています。

 もうひとつCD盤のほうは,先に紹介しました田中フミヤ氏による10年前のDJミックス盤です(大阪のクラブでのライブ)。不思議なもので,ここ数年,パンクバンドの演奏より,言葉を介さないハードなミニマルテクノ...etcのほうが,最初にパンクを聴いたときの衝動みたいなものを感じてしまいます。

 ちなみに,このジャケットの絵,幼少時に感激した田宮模型のプラモデルの箱やサンダーバードの絵を描いておられた小松崎茂氏のもの。何年か前に絵を描いてる姿をテレビで見たことがあったのですが・・・2001年に亡くなられていたのですね。
なんてことはさておき,耳へのタッチは両者で全く隔たりがあるかもしれませんが,どこか共通するのは・・・ダークで,前者のようなアコースティックなサウンドでもピシッと研ぎ澄まされた・・・落ち着きのあるアグレッシブさがあるというところで
しょうか。

 意外に「ミニマル」系のサウンドは聴き流せないところもありますよ。頭の中でいろいろ文字とか考えが浮かんだり消えたりするときには是非・・・。


 閑話休題。自分自身のサイトは・・・利き手にまつわる,けっこう万人向け?のコンテンツかと思いますが・・・自分自身の趣味や嗜好,指向はということ・・・分野によってはコアな方向を向いているかもしれません。

只今のBGM ...... FUMIYA TANAKA : DJ MIX 1/2[MIX.SOUND.SPACE

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コメント

daemonjobさん,いろいろと“熱い”書き込みありがとうございます。
「クラブに行かない人がクラブミュージックを聴いても意味が無い」という物言いをする人の多くは・・・
「電子楽器を一切使わず生演奏で人間味あふれる熱い演奏が一番だぜ」と言って聞かない人が多いと思います。
じつは・・・そういう発想をする人ほど,形式に囚われ過ぎてるのではと,日頃よく思うところでもあります。
生演奏でも「何か」が何も伝わってこないパフォーマーがいれば,打ち込みやDJといったメディア的なパフォーマーがうまくオーディエンスの心をつかんでいたりする・・・結局は,電子・生・・・どんな楽器や機材を使っても,その人となりが音楽には出てしまうのでしょうね。
また,ゆっくりブログ等拝読させていただきます。これからもヨロシクお願いします。

初めまして。
seesaa blog内でa new languageというブログを開設しております、daemonjobと申します。

TBして頂いたので、飛んで参りました。
僕もこの FUMIYA TANAKA : DJ MIX 1/2[MIX.SOUND.SPACEは大好きなCDの一枚です。

ミニマルテクノに関する見解は興味深く読ませて頂きました。
”クラブに行かない人がクラブミュージックを聴いても意味が無い”等という人が居ますが、僕はそうは思いません。
リスニング用の音楽としても十分に楽しめると思います。

僕も趣味で作曲を行っておりますが、ミニマルという概念は今の音楽の重要なキーワードだと思います。
僕の音楽はミニマルではありませんが・・・。

長々と失礼しました。

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