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2005/07/07

ロンドンでの爆破テロ・・・そして我を振り返る。

nao8-1087311180-6もうみなさんニュースで十分ご存じかと思いますが・・・ロンドンの七カ所で同時多発テロが起こったことで,テレビの話題は持ちきりです。

 ブレア首相は「深刻なテロだ」だとし、「事件の予兆はなかった」と言っているようですが・・・,じつはこのロンドン,かつて1年ほど滞在したことがありまして・・・,道路のみならず歩道にも監視カメラ(Nシステム)が設置されていて,かなりの管理社会。とはいっても,米国と並ぶ最大のテロ対象国は,何もイギリスだけではなく,ここ日本も似たようなものだと思います。

 さて・・・くしくも1990年代の6月15日,じつはロンドンで,自分自身がイギリス人の友人のアパートに居候させてもらっていたとき・・・午前2時頃でしたでしょうか,何者かによるアパートの爆破を経験しています。これ,本当の話です。

 一階に小さなイタリアンレストランがあったのですが,後で聞いた話によると,警察の見解では,イタリアのマフィアがそこに爆弾をしかけたというのです。日本でいうところの所場代の未納とかそんな感じだったのでしょうか(勝手な憶測)。日本では震度5あたりの地震を体験したことはありましたが・・・まさか異国のロンドンでアパートに爆弾が仕掛けられるとは夢にも思いませんでした。

 ところがこっぱ微塵になったのは一階部分だけでした。もし爆風がガス管を引き裂いていたら,アパート全部に火...etc.が回って,住民が死んでいた可能性が高かったそうです。ちなみに,片側2車線で計4車線の道路の向こう側の壁に,レストランの扉や壁がボロボロになって散っていました。幸い,爆発した瞬間はその通りに人はおらず,車も通らなかったため,死傷者なしというのが不思議なぐらいです。もし50分遅れて帰宅しその前を通っていたら・・・。

 とにかく,爆音と一瞬の振動は,明らかに地震とは違った経験でした。戦争が市街戦になればずっとあの調子かと重うと・・・ホントぞっとしますよ。ところが・・・そんな惨事にもかかわらず,下の階からイギリス人の友人の呼び声が聞こえた瞬間,妙に冷静になり,さっさと服に着替え,瓦礫の山になって煙が上がる入口を出て,朝5時30分頃まで救急車で待機してました。そのときはじめてアパートの隣の住民が医者の兄弟であることを知ったり・・・ホント,大都会はどこでも同じです。「隣の人は何する人ゾ」です。むしろ,塀を隔てた向こう側に飼われていた犬の悪臭のほうが,慣れた近隣といったところでした(苦笑)。

 なんだかこの時期になるとふとこのことを思い出すのですが,こうしてせっかく生きる機会が増えたのですし,仮死産で生まれた0歳児からだけでなく,この爆破を命の再生ぐらいに考えて,大事に一日一日生きていこうかな,と決意を新たにする今宵です。イラクでも爆弾でいっぱい人が死んでますし,人間の命ってとっても不確定な要素ですから。日本でも地下鉄サリン事件なんてありましたけど,明日は我が身なんです。

 その点で,ここ最近,ちょっとダレた気分であったことを反省しています。この体験はイギリス人の友人もゾッとしていたようで,2年前に日本に来たときも話題にしていました。

写真は,建物裏側の厨房です。鎮火した後に撮影したものです。

只今のBGM ...... Jimi Hendrix : Are You Experienced

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コメント

SOBAさん、書き込みありがとうございます。「駅ナンバリング」もナンセンスな話ですが、東京よりも、ある意味公道上に存在する監視カメラ(Nシステム)が発達したロンドンでさえ、あのありさまです。
地下鉄サリン事件での教訓が生かされるかどうかはわかりませんが、ある意味、神風特攻隊やサリンは、世界のテロリストにいろんなヒントを与えたのかもしれません。

ロンドン地下鉄テロと、営団の気になる「駅ナンバリング」。小泉もますますブッシュのポチ状態だし、、。
http://soba.txt-nifty.com/zatudan/2005/07/post_a850.html

書きました。

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