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2005年7月

2005/07/29

美容,健康・・・そして美酒にもUVカットはよろしいようで:「綿屋倶楽部」

0729ちょっぴりふざけたタイトルのように見えますが・・・人間だけでなく生きとし生けるもの(生酒なんかはとくに)にUVカット対策が施されていると,作り手の商品への心遣いをより感じられてありがたい限りです。

 写真は・・・つい先程,購入した「綿屋倶楽部 特別純米・蔵の華」(生酒・宮城県)です。ごらんのとおり,UVカットで瓶が透けて見える袋に包装されています。ちなみに、ラベルに書かれている「綿屋倶楽部」には「コットンクラブ」と小さくルビがふってあり,遊び心溢れたセンスのいい雰囲気。とある酒屋のサイトでは,蔵元がゲリラ的に発表する銘柄が「綿屋倶楽部」なんだそうです。

 ちなみに,これは2002(平成14)年度に醸造された生酒ですが,いわゆる新酒ではありません。でも,よく買っている酒屋の主人が自信をもって勧めてくれた一本。個人的にも,「綿屋」の蔵の酒は,ちょっと置いた(生酒の場合はもちろん低温熟成)ほうが妙味があると思っていましたし,お店の管理も信頼しているので購入。

 いつもながら,生酒は懇切丁寧に新聞紙で包装してくれます。これはいつか写真入りで紹介しますが,感動モノものです。暑い夏でも瓶内の温度上昇が抑えられていて,買う方も安心です。営業スマイルで調子よくされるより,こうした商品へのいたわりこそ,我々消費者は評価すべきだと声を大にして言いましょう。

 味わいは・・・舌にピッとくる酸味や,熟成からくる甘み・・・いずれも時間の変化で丸みを帯びてます。新酒の瑞々しい立った香りも魅力ですが,熟成した旨みを,あえて冷えたままワイングラスで飲むと,チャーミングな酸味のせいか,なぜだか一瞬,日本酒のイメージを覆す世界を感じたりもします。

 ちなみに,生酒については・・・管理状態の行き届いた,しかも造りのしっかりしたお酒ならアタリに出逢って喜びひとしお・・・なのですが・・・その逆は,まさに「地雷」を踏む味わい。念のため,ちゃんと味をわかっているお店の主人に訊ねてから買うほうが安心です。

(使用米:蔵の華/精米歩合:55%( アルコール分:15〜16%/日本酒度:+3/酸度:1.6 酵母:宮城酵母)

2005/07/28

本心をうち明けるための道具って何?

nao8-1100696000-4少し以前の話ですが・・・朝日新聞朝刊で「インターネット・携帯電話 本社世論調査」という記事が1ページにわたって掲載されていました。

 調査結果については・・・みなさんがイメージするものとほぼ一致?するものだと思います。たとえば,20代の女性は電話よりメール派とか・・・。

 記事を読み進めると・・・大新聞では十八番の著名人によるコメントが並んでいますが・・・今をときめくライブドアの堀江社長,サンプラザ中野,大学の教授さんらを差し置いて,目に飛び込んできたのが・・・シノラー(篠原ともえ)のネット観です。

 それにしても,シノラーがもう25歳になってるのもビックリですが,8年前の高2のときに自分のホームページを作ってたなんて・・・。そして関係ない話かもしれませんが,一時期うわさのあった男性は・・・某有名女優との間で子どもも生まれる予定・・・。

 余談はさておき,ケータイもネットも「便利道具」。だからこそ便利さに甘えないようにしてるそうで,足を使って得たものは,ネットで調べたものより自分のなかで重みが違う,と。う〜ん,同感です。ネットの情報だと・・・なかなか「もう一歩向こう側」というか,つかみたいことが自分のものにならないんですね。とくに自分で何かを創作する場合は。

 で,シノラーと同世代の20代だけじゃなく,じつは今の日本人にとってイタ〜イ指摘してます,こんな調子で・・・

<<ケータイは空き時間つぶせるし,楽しい。でも,メールではすごく友達っぽいのに,会って話すとそうでもない人が結構いて。メールじゃないと本当のことが言えない。
私は「メール病」って呼んでるけど,悲しいし,なんか怖いなあ>>

言い得て妙です。それと・・・メールだけで最初に知り合って話題が広がりすぎると,会う前に話題が完結してるとか,そんなことも往々にしてあるでしょうね。これはシャイとかそういうのとは,また別の問題だと思いますが・・・。

今の時代は価値観が多様な分,なかなか広い世代で話題が共有できなかったり,全国いたるところニュータウン的核家族化が進行して部屋から一歩でたら・・・街も人も単なる風景にしか見えない・・・。シノラーのいう「メール病」も,心のインフルエンザといっても差し支えないでしょう,きっと。

かといって,堀江氏のいうように「個人の力強くする機能」の一面もありますから,上手にITと付き合うスキルをひとまず掴んでおきたいところです。

只今のBGM ...... ULTRA VOX : slow motion

2005/07/26

「我が心を風に解き放てば」

nao8-1109429460-5日頃かかさず聴いているわけでないですけど・・・時々ふと手に取るフラメンコギターのCDがあります。ビセンテ・アミーゴという人のデビューアルバム「我が心を風に解き放てば」。

 これは発売当時,ちょっとスペイン語をかじっていたこともあって(簡単な級の検定試験に合格したもののほとんど忘れてしまいました),たまたまCDショップで購入したのですが・・・CDプレーヤーのトレイに入れた瞬間から戦慄の走った,フラメンコとかジャンル分けはどうでもいい感動を覚えた作品です。
 
 当時,隣に住んでいた,某ビジュアル系バンドのベーシストが壁ごしに聴いて・・・「今のすごくいいので貸してください」と言ってきたことも(笑)当時,まだ二十代半ばに入ろうかという人が演奏してるとは思えないぐらい,ドラマチックかつ,間をうまく聴かせる天才だと直感で思いました。また,この人,写真ではわかりにくいかもしれませんが,とてもカッコイイ人です。

 とにかく,このレベルに達してる人の作品は・・・ビセンテ・アミーゴに限らず・・・たとえば,タック&パティのファースト「Tears Of Joy」(訳すと「うれし泣き」っていいタイトルですね)に収録されているシンディ・ローパーの名曲「タイム・アフター・タイム」なんかでも,ファーストアルバムゆえの「澄み切った情熱」みたいな部分を感じます。

只今のBGM ...... ビセンテ・アミーゴ:モレンテの肖像
(女性がこの曲を聴いたら,心がとろけるでしょう)


2005/07/24

新しい神様。

nao8-1093714192-4劇場公開のときは仕事のことで頭がいっぱいだったため足を運ぶ気にもなれず・・・ずっと見ようと思っていながらも,昨年,DVDで購入した『新しい神様』を,久々に見ました。

 反天皇制を標榜する土屋豊監督作品(1999年)。主演は,当時,ホンモノの民族派右翼で,右翼パンクバンド『維新赤誠塾』のボーカルでキャバクラ嬢だった雨宮処凛(あまみやかりん)。最近ではすっかりゴスロリファッションで文筆業してらっしゃる,1975年生まれの人です。

雨宮さんの公式サイトは・・・

http://www3.tokai.or.jp/amamiya/

 さて,「左」の映画監督と「右」の右翼パンクバンドのメンバー(雨宮ともう一人男性)を中心に,左右の大物人物までもが登場。なんと主演の雨宮処凛さんは,監督に渡されたビデオカメラを持って北朝鮮までいっちゃうという,まさしく筋書きのないドラマと呼ぶにふさわしいドキュメンタリーでもあります。

 ちなみに,雨宮さんは小・中学生の頃ずっといじめられ,高校生の頃はビジュアル系バンドのおっかけをやり・・・自殺未遂を繰り返し・・・とにかく自分の居場所がない空虚感をいつも感じつつ,そんな自分が依存でき・すがりつき・自分を意味づけてくれたのは・・・民族派右翼との出会いでした。

 そして,その象徴ともいえる場所が「靖国神社」。とまれ映画の詳細は・・・ 

http://www.st.rim.or.jp/~yt_w-tv/kamisama.html

でご確認いただくとして,この映画・・・青春映画だとか,政治性の強い映画といっ
た批評がありますけど・・・ボク自身が・・・いやこの映画を観た多くの人が気になっ
たのは・・・ひとつは,雨宮さんの・・・

「最初は土屋さんが私のことを好きなんじゃないかなと思って悩んだりしてたけど・・
・ホントは私が土屋さんのこと好きなんじないかなって・・・」

なんて告白するシーン。で,映画の最後には,土屋監督がそれを受けてコメントするシーンがあるのですが・・・確か・・・

「雨宮さんは自分のことを価値がないとか存在感がないとかいうけど・・・自分の言葉を持った人だしぜんぜんそんなことない・・・」

といった率直な気持ちを述べた後・・・ちょっと緊張の面もちで・・・「ボクには雨
宮さんが必要なんです」といってます。「作品づくりをするうえで」みたいなニュア
ンスを残してますけど・・・しかし・・・?!

とまれ,個人と国家とかいろんな概念が映画のなかで語られますけど・・・ビデオカ
メラをとおして,他人の言葉や物語にすがるだけではなく,「自分の言葉」で伝える
ことや自分が自分であることの大切さをつかんでいくなんて・・・とてもおもしろい展開でもあるとともに・・・登場人物をどこまでも裸にしていくのですから,ある意味,対象への思いやりがないと作品として世には出せませんよね。画像の編集でそれがひしひしと伝わってきました。

 作品のなかで素直に自分をどんどん出していく雨宮さんの姿を見て・・・ああ,
ここまで自分をさらけ出せないなあ。自分って大したことないなあって思った次第で
す。雨宮さんだけでなく,やっぱり女の人はそのへんがすごいですね。

 そして,もうひとつこの映画をあらためて観て感じたことは・・・,どことなく何でもありなようで,そのじつ心の拠り所が見いだせない現代人の,宗派とか宗教団体とかそういった狭義の枠組を超えて「何を信じるか」という問題でしょうか。「自分とは何者か?」「自分と社会との接点はどこにあるのか?それは何なのか?」...etc。この映画でよく登場する言葉を借りて言えば・・・経済的にもそれなりに満たされ「平和ボケした」平均的な市民?は,ある種,「健康」が生き甲斐の拠り所になってる傾向が大ですが・・・まあ,その多くは身体的なトラブルが増えてくる中年以降の方々だとしても・・・若年層は,DVDバージョン付録として収録されているトークショーで雨宮処凛さんが言っているように,むしろ「世界」から浮きまくっている方が,自分自身を含めていろんなことが見えてきてくるのでしょう。ひとまず「何を信じていくべきか」漂流する経験を積むことが,現代をタフに生き抜くことなんだと納得させられた次第です。

 その意味で,この映画は,いろいろと心が揺れ動くであろう20代の人たちにこそ,また「靖国問題」を考える題材としても観て何かを感じてもらいたい内容であります。とくに戦死者を考える場合,家族の中では大半の戦死者が寺から戒名や法名をもらって「仏」となり,国家においては戦没者として「英霊」として「神」となり祀られる。この乖離,みなさんはどう考えられますか? 靖国を考える以前に,そうした日本の宗教観を問う方が,むしろいろんな意見が出ておもしろいかもしれません。

只今のBGM ...... Jimi Hendrix : Star Spangled Banner (woodstock)

高価なものが自分にとって旨いのか?

0723前回に書いたお酒の感想から間隔が短い気がしますけど・・・週末ということで,恒例?!の「今週の1本」的な話題を。

 ラーメン,ソバ,ワイン,チーズ,牛肉・・・いろんな分野で「食通」と呼ばれる方々が,時間やお金,ときには生活を度外視しても,それらの魅力にハマって理想を追い求めています。そんな「こだわり」がある人の会話は聞いていても楽しいし,その世界観をもって,他の分野でもいろんな視点を築かれていることと思います。

 こういったブログのみならず,ウェブサイトでも見られるさまざまなレビューを見ていて感心することしきりですが・・・。かといって,そういった方々が推奨し,入手が難しく,五つ星評価...etcで高評価だからといって,自分にとって最高のものかといえば・・・残念ながらそうとは言い切れないのが現実です。味覚に限らず,五感を駆使して楽しむことは・・・よほどマイスターの領域に入らない限り,好みの枝分かれはやむを得ないでしょう。

 まず・・・価格的にもスペック的にも最高峰に近くなればなるほど,いってみれば頂点は限りなく「点」に近いわけですから,その味わいは多かれ少なかれ似通ってくる。ところが,それは誰でも簡単に入手して味わえるわけではありません。でも,本当に良心的な職人の作なら,ハイエンドからローエンドまで,あらゆるクラスのものに,職人さんの「人間性」が味となって出てくると思いますし,ローエンドに近くなればなるほど,良くも悪くも,いろんな制約のなかで工夫が見られると思います。

 その意味で,むしろ,手頃な価格で入手できるものこそ,酒に限らず何でも,じつは職人さんの「人間性」の味わいどころではないかと痛感する今日この頃。ちなみに,この「人間性」の味わいどころこそ,人それぞれ。結局は自分自身に合うか合わないかという意味で「じゃあ,あなたの気持ちはどう?」と問いかけてくるものだと勝手に思っております。

 しかしながら・・・味覚による嗜好っていうのは客観的な評価は難しいですね。たとえば・・・今日話題にしている日本酒ひとつにしても,その日の体調,天候,注がれた器,酒そのものの温度,場所,その場所のメンバー,出された料理・・・等で,ずいぶんと印象がかわってきます。個人的には,管理状態のみならず,けっこう,その場や地域が持ってる空気感で本当に味わいというか,印象が異なるなあと,痛感しています。それと・・・たとえば誰かと楽しいひとときを過ごしていたならば・・・少々味わいが悪かろうが,そんなことは二の次ですからね(笑)。

 そこで,ちょっと皮肉な言い回しになるかもしれませんが・・・あえて少し前の使い古された言葉でいう「エンスー」(enthusiastic<熱心な>)ピープルは,結局のところ,ウンチクを語りたいがためにマスコミで話題になるものを試しに試し,ウンチクを使える人との共通項を増やしつつ,「味覚や嗜好の階級闘争」の偏差値をアップさせることに陥りがちではないか。それは決して悪いことではないと思いますが,けっこう,みなさん,隣の人の意見をチラチラ見るように様子を伺っておられます。

 かくいう自分自身も,酒のことはまるっきり素人でありますが・・・なんだか,いつも購入すると安心して飲める一本が,写真の「篠峯・遊々」(千代酒造・奈良県御所市)。これは無濾過生原酒バージョンで,税抜き2400〜2500円(一升)ですが,火入れでアルコール度数を落としたバージョンなら税抜き2000円ほどの,割と手を出しやすいお酒です。全国どこでも売ってるわけではないですが,かといって入手困難というわけでもありません。

 ちなみに,写真のお酒は「無濾過・生原酒」といいまして,しぼったお酒を「炭素濾過(香味の調整や見た目の透明感を出す)」したり「火入れ殺菌」したり「割り水(アルコ-ル度数の調整)」したりせず,そのまんまを一本一本瓶に詰めるお酒のことです。「成分無調整」といってもいいでしょうか。デリケートなお酒なので,冷蔵庫の保管はもちろんのこと,造りがよくないと日に日に味わいが劣化するものが少なくありません。

 「無濾過・生原酒」の是非はさておき,わりと「無濾過・生原酒」は五臓六腑にドスンと落ちてくる味わいのものが多いですが,この「篠峯・遊々」は,それほど発酵を上げまくっていない「無濾過・生原酒」のわりには,くどさがなく「キレイ」な口当たり(しかし淡麗辛口というわけでもない)。香りも旨みも強い押しはないのに,やさしくいろんな旨みが口中で展開するので,何にでも合う感じです。それほどアルコール感も強くないですし,甘みが最初に口中で広がるというよりは・・・淡いメロンの香りを混ぜた練りきりの和菓子を舌で転がした雰囲気と言っていいでしょうか。その後に,大人めの苦みが喉を通りすぎるという印象。それほど精米しまくってるわけではないので(60〜70%),そういった味わいが軽く後味として余韻を残していく感じです。大吟醸クラスの余韻とは明らかに違います。

 とまれ,たいして酒のことを知らない人間がこういっては蔵元に失礼かもしれませんが,入手困難と言われていたり,いろんなレビューでたくさん話題になる酒のなかにこれを紛れ込ませたら・・・印象度では薄いかもしれません。けれども,口中で感じるいろんな味わいに出過ぎた部分がなく,派手さもない。でも,一口飲めば「ああ○○。安心安心」と,ちゃんと作り手の味わいが伝わってきて「飽きない」。ここの専務さんを一度拝見したことがありますけど,飲むと「ああ,あの笑顔のやさしいお兄ちゃんの目指す世界」といった趣。それと杜氏さんは,「現代の名工」にも選ばれたベテランの方。味わいにしろ知名度にしろ派手さはないけど,安心感があって,どことなく味わいに品の良さがある,自分にとっては「スタンダード酒」です。

 といった調子で書いていますが,これは自分の主観的な部分が大ですので,こちらの感性と合った方には「いい酒」ということになります。あしからず。


(使用米:山田錦/精米歩合:60%(麹)・70%(掛)扁平精米 アルコール分:17.2%/日本酒度:+4/酸度:1.8 酵母:協会7号)

2005/07/21

女の勝負服。

0721写真は・・・少し以前に,滅多に歩かない某所で奇遇にも発見した「名コピー」です。こういった商品への愛情と,運筆への情念がこもった張り紙には,ウンチクを垂れないほうがむしろ敬意を表せるのではないかと思います。

 唯一,これを見てふと浮かんだのは・・・なぜかシャ乱Qのつんく(確か「勝負師」とかいうタイトルが作品があったような・・・それとホスト風のファッション),そして,上沼恵美子です。

 飾ってあった派手メな花柄が目を引く,なおかつ,お腹のラインが隠れそうなワンピースを見て・・・年齢層をちゃんと見据えた「女の勝負服」であることを痛感。これぞ,本物のオートクチュールと言っておきましょう。座布団10枚進呈いたします。

只今のBGM...... Third Ear presents….DETROIT RADIO : Derrick May live @ DEMF2000

2005/07/19

受験生様ご指名は?

nao8-1086100082-2
なんて不謹慎そうなタイトルを使ってますけど,右の写真は何をなさっている方々かというと・・・某有名予備校の講師さん達です。タレント名鑑からの抜粋とか,ホストクラブやパブの入口にあるフロアスタッフ一覧ではありません。

たまたま予備校の前を通りかかったときに目にとまった講師一覧です。

 浪人していないので詳しいことは知りませんが,予備校の講師も人気がないと授業のコマがもらえないみたいで・・・ならば,もてそうなルックスにしておけば生徒の向学心も好奇心もアップするというわけでしょうか?
 
 このところNHKの語学番組も,書店のテキストを見ると,どこかで見かけたことがあるようなグラビアアイドルも多数登場。予備校にせよ語学の講座にせよ,学問の分野では,求人募集でタブーとされている「容姿端麗」という項目が復活の兆しをみせています。

向学心って,じつは「煩悩」なんでしょうね(笑)。「ガリ勉」なんて,漢字では「我利勉」ですから。

只今のBGM ...... underworld : surfboy

2005/07/17

京女の二姉妹が守る蔵の酒:丹山酒造

050717_19450001めずらしく夏に風邪をひいてしまい,機能の夕方から朝まで寝てしまいましたが,喉の痛みはほとんどなくなり,もう一息といった感じです。よってお酒など飲む気分ではありませんでしたが,奇遇にもお裾分けでミニボトルのお酒いただいたので,ちょっと喉に通してみました。

 風邪ということで,やや味覚が鈍ってます。だから,名称やちょっとしたスペックの紹介にとどめておきます。ちなみに,今日の二本は,京都の亀岡にある「丹山酒造」のもの。滅多に京都の酒は飲まないのですが,将来の社長である姉の長谷川万里子さんと酒造りに励む妹の渚さんという,姉妹による作品です。

 写真左(出来映えの悪い携帯フォトですみません)は「京雪中仕込」(純米吟醸。五百万石60%精米・日本酒度+3〜4・15〜16度)。写真右は「雪月花 嵐山」(ラベルではアルコール15〜16度と,米・米麹・醸造アルコールのみ表示)。こちらは・・・インターネットの他のページを参照すると,純米大吟醸で同名のお酒あり。

 いずれも,女性が力を入れて仕込んでいる蔵のお酒だけに・・・ラベルが綺麗なのが印象的です。ただ・・・風邪ですので,味については・・・また体調のいいときにでも。

参考までに,蔵の話題が書かれているウェブサイトのURLは・・・

http://www.tabit.ne.jp/member/tanzan/nagisa.htm

です。


2005/07/14

響きのいい言葉 --- 「lovely」

 イギリス人の・・・しかもいいトシしたおじさん達も何気なく口にする言葉で,とっても印象深かった言葉・・・それは,「LOVELY」(ラブリー)でしょうか。

 あれこれ言うより辞書での意味を・・・「美しい」「かわいらしい」「愛らしい」「りっぱな」「すぐれた」「敬愛すべき」「うれしい」「すばらしい」「愉快な」「快い」「みごとに」「すばらしく」・・・etc.

 何だかいいですね。って何の理屈もないですけど,響きといい,意味といい,申し分ないです。ホント,何気なく使ってましたから。

 日本語なら・・・「すばらしい」といった言葉をすっと出せるようになれればいいのかなあ? 西城秀樹いやビレッジピープルのポリスマンキャップ系マッチョな人を思い出しながら・・・失礼しました(苦笑)。

まあ,あまり日本語にこだわらなくても,「LOVELY」の持つ意味って心地よいですね。
ちなみに,キリスト教の聖書がイギリスで翻訳されたとき・・・ここでは込み入った話はしませんが,「愛」という語句を「LOVE」とあてた人は・・・後に宗教裁判で火あぶりに処されたということを,ある本で知ったことがあります。「LOVE」という単語そのものが,もともと・・・最近の日本的にいえば,ギャルが「ラブ・ラブ」と言ってるのに近いニュアンスだったようですが。ちなみに,日本にキリスト教が入ってきた頃,「愛」は「ご大切」と訳されていたようです。

そう思うと・・・「LOVE」という言葉の重みもずいぶんかわってきますね。

只今のBGM ...... U2 : New Years Day

2005/07/13

ロンドンからのメール。

nao8-1081429443-3ロンドンでの同時多発テロから・・・もう早一週間が経とうとしていますが・・・以前にも書きましたとおり、かつて自分自身もロンドン滞在時、何者かにアパートの一階部分を爆破された経験(幸い無傷)があります。そのとき居候させてもらっていたイギリス人の友人へ、事件後、早速メールをしてみたら・・・日頃はこちらがメールを送っても・・・

「三人目の子どもが生まれて忙しい」とか

「いつもゆっくりな返事ですまん」といった

言い訳メールばかりですが、さすがにこういう話題となれば、こちらが送信したその日に返事がきておりました(苦笑)。

 まずは家族全員無事であるということ。個人的には、その友人が、事件現場からわりと近いロンドンの東側に住んでいるので、余計に心配してたわけですが、まずは一安心。

で・・・

(前略)it was a terrible day for London... I also thought of that strange night on Brixton Road when we sat in the back of that ambulance.

などという一文がありました。そう、ブリクストンロードという通り沿いにある小汚いアパートに居候させてもらっていたのですが、日付は6月15日、午前2時50分、縦への大きな振動と爆音がありました。四階で寝ていたのですが、明らかに何かが爆発したのだとすぐにわかりました。すぐに二階で寝ていた友人が声をかけてくれ、「すぐに着替えろ」とけっこう慌てている一方で冷静な指示。今でも思うと変な話ですが、意外にバタバタしないで、翌朝のスペイン小旅行への準備を着々と進めていたのでした。ところが、消防車のけたたましいサイレンが止み、階段から消防隊の指示が聞こえて玄関を出ようとすると・・・破壊されたレンガの山。爆弾が仕掛けられた一階のイタリアンレストランは真っ黒焦げ。それを見てようやく事の重大さに気付いたとともに、表通り一面に破片が散らばり、店のドアが片側2車線の道の反対側の壁に叩きつけられていたという凄まじさでした。

 前にも書いたかと思いますが、幸い、ガス管が破裂しなかったおかげでアパート全体が破壊されず、安全が確認されるまで、無傷のまま、救急車で一夜を明かしました。まあ、文面はそのときのことを思い出したといったところでしょうか。お互い、ロンドンでの爆破を経験したことがある点では共通しています。

 ところが・・・この後の文面を見ると・・・いきなり、10月に韓国の学校に招待されている(たぶんグラフィックデザインの講演)ので、そのときにまた日本へ行きたいと。しかも・・・

(前略)Maybe we could make another drive down the Shonan coast?

って、また男二人で湘南海岸へサーフィンを見に行くのか???と、少々呆れてもみました(苦笑)。でもまあ、爆破に遭遇してケガを負ったなんてメールを読むよりは、お気楽でいいかもしれませんね。しかし・・・こういう海外からの提案はなかなか断れないと思うと・・・(滝汗)。

 閑話休題。写真は,ロンドンに滞在していた頃に上演されていた,サンダーバード2人芝居のパンフです。NHK教育でいまだ再放送されている,ある意味,円谷プロの特撮モノとは違ったチープな凄さのある人形ものの番組ですね。写真のように飛行船の被り物をかぶって演技されてました。超ローテクなテクノ劇という趣でした。男優の方の表情がいいですね。

只今のBGM ...... Laurent Garnier:AstralDreams

2005/07/12

Musical Baton

 というブログつながりの音楽アンケート?みたいなものが流行っているようですね。ここにもトラックバックやコメントで「よろしく」というメッセージが届いています。

 しばらく保留にしておいたのですが・・・待ってる人(?)もいらっしゃるかもしれませんので,ごくごく簡潔にですが,質問に答えます。

★コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
(Total volume of music files on my computer)  

 今はなし。コンピュータに入れるかわりに・・・BGMとして・・・「Samurai.FM」をときどき聞いています。クラブミュージック専門のネットFMですが,意外にパソコン相手のBGMには相性よし。

★今聞いている曲
(Song playing right now)

 部屋の前を通る車のタイヤが奏でる摩擦音とマフラー音(イグゾーストノート)。

★最後に買ったCD
(The last CD I bought)

 今,てもとにないのでアーティストや題名は忘れましたが,アンビエント系のものを中古で。このところは,もっぱら,この人の感性なら合うかも?と思える中古屋の特定の棚においてあるアルバムを,ジャケット買いしています。古着を買う感覚と同じかもしれません。

★よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
(Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me)

 こういう質問が一番むずかしい。そのときどきで変わりますから,条件づけで紹介しましょう。

○もしビートルズで「最も良いタイトルの曲は?」と聞かれたら・・・
 <Happiness is a warm gun/ホワイトアルバム>(サビの部分がタイトルのすべてを物語る)

○「最も人間性を感じる曲は?」と聞かれたら・・・
 <The Robots/クラフトワーク>(この曲でステージ上にロボットが出てきたときは失禁・卒倒しそうになりました)

○「衝撃的だったパロディソングは?」と聞かれたら・・・
 <Eat It/アル・ヤンコビック>(マイケル・ジャクソンのパロディ。ネが生真面目そうなメガネ面。邦題で「スリだー」というアルバムも発表)

○「日本で一番ロッキンな曲は?」と聞かれたら・・・
 <真夜中のエンジェル・ベイビー/平山三紀>(近田春夫も入れ込む黄色が大好きな元ばんばひろふみ夫人。ロートーンで媚びない歌いっぷりのようで,歌詞は甘い女性の世界)

 他にも設定すればいろいろと出てくると思いますが・・・またいろいろこのブログで取り上げます。

★バトンを渡す5人
(Five people to whom I'm passing the baton)

 このブログに書き込みやトラックバックをくださった方から,いろんな方面の方を5名あげてみました。すみませんが,気が向いたら公開なさってください。

山口尚樹さん
ロディさん
さぶさん
羅美さん
KAZEさん

2005/07/09

薄化粧を酒で喩えたら・・・。

0709このところ・・・じつどこまで自分自身で「禁酒」ができるか挑戦してみましたが・・・一応,二週間以上もちました(笑)。この間,お誘い等のお酒も一切無し。ちなみに,タバコは止めてからもうすぐ二年になろうとしています。

 そんなわけで,久々にお酒を購入。

 まず・・・写真左は「三千盛」純米(岐阜県)。ここであれこれ説明しなくとも,お酒好きのベテランさんに訊ねれば「辛口」の筆頭候補になると思います。「純米」表示ですが,精米歩合はなんと45%。これだけ見れば立派な大吟醸ですが,お値段は四合も瓶でも,1300円台。辛さの割には口当たりがやさしく(たぶん仕込み水の影響),いい意味で「水っぽい」ですが,旨みもちゃんとあります。
 このところ暑くなってきましたが,夏バテ対策にはむしろ温かい「鍋物」がいいというので,じゃあお酒も温かい方がいいのかも?!と思い,燗酒にしてみました。もちろん,温めれば味は膨らみますが,あいかわらず,冷えてるときと同じ,清水を思わせる喉への感触。夏には,今っぽいフルーティで芳醇な酒もいいけど,こんな酒を冷酒で喉を潤しながら,淡い旨みをじっくりと楽しみたいものです。冷やなら嫌みのない酸味,燗なら素直な旨みが堪能できる,「食事のための酒」。

 もともと利き手が左で,小学校で利き手の矯正を受け吃音になったと言われる立原正秋の愛飲酒だったそうです。左利きにあやかってというか,文豪にあやかって思いを馳せながら飲みたいものです。

(原料米、麹米・美山錦(長野県産)、掛米・山法師(岐阜県産)/精米歩合45%/アルコール度数15.2度/日本酒度+11/酸度2.0)


 次に写真右は「上喜元 純米吟醸 亀の尾」。よくラベルをみると「上喜元(じょうきげん)」ではなく「上亀元(じょうきげん)」と「亀」の字が使われていて,語呂合わせがうまい。某国内航空会社のファーストクラスにこの蔵の酒が採用されているとか。いつも買ってる酒屋で,ちょっと気になっていた「亀の尾」バージョンでした(亀の尾についてはマニアの方々がいろんなところで書いておられるので割愛)。
 「三千盛」と比べると,同じ辛口でも,口に含んだときの味わいに厚みがあります。どちらも,冷やでは香り・味わいともおとなしめですが,こちらはぬる燗にしたら・・・冷やではかすかに感じた白桃や若いリンゴのような香りが,ふわっと口に広がってきました。
 
(原料米、蔵元栽培の亀の尾/精米歩合55%/アルコール度数16.7度/日本酒度+4/酸度1.5)

 どちらも酒も,出来がいいので甲乙つけがたいです。ちなみに,このところは,芳醇で,フルーティで,香りも華々しいものが,よくブログでも紹介されています。もちろん,さして酒通でもない私は,こういう酒も好きです。でも,このところ「水のような舌ざわり,でも味わいのバランス良し」という酒も,季節柄かもしれませんが,大いに見直しています。

 よく,アルコール度数調整のために加水せず,炭素濾過も一切しない「無濾過原酒」が「すっぴんのお酒」と形容されたりします。でも,現代人の舌は,だんだん辛いものとか味付けの濃いものを選択するよう,プログラミング?!されてしまっています。そういったコッテリした味わい(個人的にラーメンは太めの味わいのスープを好む)に呼応するように,「無濾過原酒」で,あの「ワインみたいな味」と言われるタイプが好まれるのでしょう。

 例えば,ラーメンでも,マスコミはとかく「新鮮」なネタがほしいですから,目新しい個性の強い味わいのある新店舗を喜んで紹介します。そこにはいろんな旨みを五段階評価で表現したら・・・「うわ〜旨い」と思う薬味やスープや,麺,五味があるから紹介されると思うのですが,仮に6項目を五段階で評価するとしたら「5・5・3・4・5・3」というような感じの店が多いと思うのです(なかには5がいっぱい並ぶような店もあるが)。
 いっぽう,いつの時代でも支持されるラーメン屋。例えば,東京・荻窪の●木屋とか,大阪・梅田の「●子江」なんていう老舗の味には,猛烈なパンチはない。でも,人々が安心できる「4・4・4・4・4・4」にはいつ行っても出逢えるんです。これが本当の「飽きない味」。何かが突出しすぎると,悪いところが目立ってしまう。

 今回,飲んでいる日本酒は,いってみれば,五味プラスもう一味が,五段階で5よりも4がコンスタントに並ぶ,旨さ。言ってみれば,それがスルッと舌をすべっていく旨さなんだんあと,つくづく思いました。

 ある意味,淡麗で,それなりに処理がされても,スキッとした旨みをほのかに感じられるお酒こそ「薄化粧」した味わいかもしれません。

 それと・・・日本酒に限らず,淡麗な味わいのほうが,一口二口と重ねるごとに,旨ければもっと味を知りたくなりますね。その意味で,今回の二本は,自分なんかより,もっとベテランの酒通の方々が本当の良さを知っておられるものと思います。人間に限らず,薄化粧とは,そういうことをさすのでしょう。

閑話休題。ちょっと方面の違う左利きですが・・・「クラブレフティ」を更新しております。利き手の左右にご興味のある方は是非。

只今のBGM ...... Holly Cole trio : My Foolish Heart

2005/07/08

リピーターと化しているROCK PORTの靴。

0708巷では夏がようやくやってきたのに,もう夏のバーゲン真っ盛りですが,またまた・・・3度目のROCK PORT購入です。一度,この靴のソールの雰囲気に慣れてしまうと,他の靴が履けなくなってしまいます。

 かつては・・・タウンシューズとスニーカーを融合させたようなデザインの靴は,どこか野暮ったい印象を持っていました。が,その履き心地で,そういった先入観すらも吹っ飛ばされてしまいました。

 写真は,本日,SALEで半額になったことを確認し,「やっぱり今日買おう」と,夜に再度お店に足を運んで購入したデッキシューズタイプのものです。たぶん,今はレギュラーのラインナップには入ってない,いってみれば処分品ともいえるものでしょう。でも,このタイプなら,流行り廃りなく使えます。あえてミンクオイルをベタベタ塗って,艶よりも「マット感」を出せればいい雰囲気になるのではと勝手に想像しています。

 ところで・・・はじめてROCK PORTの靴を検討されている方ならTACONICという,オーソドックスなウォーキングシューズタイプがオススメです。これはホントに歩くのが楽しくなる,とてもソールの弾力性を快感に思えるタイプです。色味に品の良さを感じるので,意外にスーツに合わせても,ミスマッチでポイントがアップするかもです。

 春にROCK PORTの靴を購入したとき,トラックバックをくださった方が,TACONICをはじめ,ROCK PORTの靴についていろいろ書かれていますので,参考までに。


http://blog.goo.ne.jp/nagachin-sense/e/ad552e031847a1056bc188ed8ed16a6a

只今のBGM ...... エアコンの音。


2005/07/07

ロンドンでの爆破テロ・・・そして我を振り返る。

nao8-1087311180-6もうみなさんニュースで十分ご存じかと思いますが・・・ロンドンの七カ所で同時多発テロが起こったことで,テレビの話題は持ちきりです。

 ブレア首相は「深刻なテロだ」だとし、「事件の予兆はなかった」と言っているようですが・・・,じつはこのロンドン,かつて1年ほど滞在したことがありまして・・・,道路のみならず歩道にも監視カメラ(Nシステム)が設置されていて,かなりの管理社会。とはいっても,米国と並ぶ最大のテロ対象国は,何もイギリスだけではなく,ここ日本も似たようなものだと思います。

 さて・・・くしくも1990年代の6月15日,じつはロンドンで,自分自身がイギリス人の友人のアパートに居候させてもらっていたとき・・・午前2時頃でしたでしょうか,何者かによるアパートの爆破を経験しています。これ,本当の話です。

 一階に小さなイタリアンレストランがあったのですが,後で聞いた話によると,警察の見解では,イタリアのマフィアがそこに爆弾をしかけたというのです。日本でいうところの所場代の未納とかそんな感じだったのでしょうか(勝手な憶測)。日本では震度5あたりの地震を体験したことはありましたが・・・まさか異国のロンドンでアパートに爆弾が仕掛けられるとは夢にも思いませんでした。

 ところがこっぱ微塵になったのは一階部分だけでした。もし爆風がガス管を引き裂いていたら,アパート全部に火...etc.が回って,住民が死んでいた可能性が高かったそうです。ちなみに,片側2車線で計4車線の道路の向こう側の壁に,レストランの扉や壁がボロボロになって散っていました。幸い,爆発した瞬間はその通りに人はおらず,車も通らなかったため,死傷者なしというのが不思議なぐらいです。もし50分遅れて帰宅しその前を通っていたら・・・。

 とにかく,爆音と一瞬の振動は,明らかに地震とは違った経験でした。戦争が市街戦になればずっとあの調子かと重うと・・・ホントぞっとしますよ。ところが・・・そんな惨事にもかかわらず,下の階からイギリス人の友人の呼び声が聞こえた瞬間,妙に冷静になり,さっさと服に着替え,瓦礫の山になって煙が上がる入口を出て,朝5時30分頃まで救急車で待機してました。そのときはじめてアパートの隣の住民が医者の兄弟であることを知ったり・・・ホント,大都会はどこでも同じです。「隣の人は何する人ゾ」です。むしろ,塀を隔てた向こう側に飼われていた犬の悪臭のほうが,慣れた近隣といったところでした(苦笑)。

 なんだかこの時期になるとふとこのことを思い出すのですが,こうしてせっかく生きる機会が増えたのですし,仮死産で生まれた0歳児からだけでなく,この爆破を命の再生ぐらいに考えて,大事に一日一日生きていこうかな,と決意を新たにする今宵です。イラクでも爆弾でいっぱい人が死んでますし,人間の命ってとっても不確定な要素ですから。日本でも地下鉄サリン事件なんてありましたけど,明日は我が身なんです。

 その点で,ここ最近,ちょっとダレた気分であったことを反省しています。この体験はイギリス人の友人もゾッとしていたようで,2年前に日本に来たときも話題にしていました。

写真は,建物裏側の厨房です。鎮火した後に撮影したものです。

只今のBGM ...... Jimi Hendrix : Are You Experienced

2005/07/06

お水の大学。

nao8-1108875000-8少し以前に発見した,「お水の大学」の看板。スナックのママを養成するコースでひととおりのノウハウを学んだ後,お水デビューするためのイロハが揃っているようです。しかも,ここは母体が不動産屋さんのようで,複数の地域で管理する物件を提供するということです。

 それにしても・・・「お水」の「大学」ですか! 四年制大学の大教室で退屈な講義を聴くより,「リアルな生活と金儲け」をテーマに,よほど集中できるというものでしょう。銀座の高級クラブでも,雇われママという形で人気ホステスが抜擢されたりすることもテレビで見たりしましたが・・・。授業料はいくらか知りませんが,昨今の不況下,こうした企画を立案するアイデアには脱帽です。

 ちなみに,こうした穴場?は,歩いてブラブラしていないと目にも止まりません。やっぱり車に乗るときよりは発見が多く,「足で稼ぐ」ということを実感できます。

只今のBGM ...... Captain Funk : under the rock


2005/07/04

ラヴァーズ・ロック

0704あっという間に一年の半年が過ぎ,早くも巷では夏のバーゲンなんていってますが・・・,ちょっとは夏っぽい話題でも。

 写真のCDは「RELAXIN' WITH LOVERS VOLUME 2」( 2002年)という,日本で編集されたラヴァーズ・ロックというレゲエとソウルが結びついた,ラブリーでメロウな歌ものレゲエのセレクト盤です。

 ライナーノーツには「世界は愛を求めている。アップセットされてばかりの全てのシュガー・ブルースにおくる、愛と優しさを必ず与えてくれる極上ラヴァーズ・ロック・コレクション第2弾!」とあります。

 じつはこのCD,一昨年の秋にイギリス人の友人が日本に来たとき,「日本のサーフィンを見たいので車で連れていってくれるか? 車中で聴く音楽は俺が買うから」という提案のなかにあった一枚です。前日に渋谷のCDショップで真剣にセレクトするのにも付き合わされました(苦笑)。そして男二人で湘南海岸をドライブしました(笑)。他のCDはビーチボーイズとD4というニュージーランド産パンクバンドのCD。

 以上はさておき,70年代半ばから80年代前半の録音の曲ですが,こういう夏の季節はもちろんのこと,霧の街・ロンドンでおこった,ジャマイカ系のささやかなレゲエムーヴメント。「夏っぽいレゲエ」というジャンル分けにこだわらないで,冬にもギンギンにあったかい部屋でアイスクリームをほおばりながら聴くのもオツな感じです。そういえば,だいぶ以前にイギリスで滞在したとき,ジャマイカ人のところで間借りして,その集合住宅の一室でミニFMをやってるジャマイカ人がいて,ときおりかかっていたのがこういう系統の音でした。

 かくいう自分自身,これ以外はほとんどレゲエを聴かない身ですが,たまにはマターリした気分でトレイにのせる一枚です。とくに明るい陽射しのなかのドライブにオススメでしょうか。

只今のBGM ...... SANTANA : SOUL SCRIFICE


2005/07/02

最近のんだ地酒。

nao8-1110806220-10なんてタイトルにはありますが・・・このところ,酒を飲んでませんので,かつての日記に書いたお酒のレビュー(2005年3月。文章を一部改稿)でも・・・。

写真右から「大治郎 純米吟醸 本生 うすにごり」「櫛羅 純米吟醸2000 火入れ」「百楽門 純米吟醸 生原酒」です。

●「大治郎 純米吟醸 本生 うすにごり」
ここは本当に家族経営的な小さな蔵なんですが,かつて親類が住んでいた所にある蔵だけに,新酒を楽しみにしています。初めて飲んだときは,旨みがゴッツイ印象だったのですが,今年の分は,まさに今のんでまして・・・旨みはもちろんあるけど洗練された舌触りに進化中か?!まだ新酒で若々しいものの,造りがよくなってるのでしょうけど,飲みやすい感じがして・・・「武骨な大治郎はいずこに」といった印象も。でも,応援します。スペックの割に安いので,もし見つけたら飲んでみてください。地元の篤農家と契約栽培した減農薬の山田錦を使用しているようです。精米歩合も50%。これは原酒バージョンではありませんが,以前に飲んでた原酒バージョンでも税別で3000円は良心的です。

●「櫛羅 純米吟醸2000 火入れ」
これだけ「火入れ」タイプです。しかも仕込まれてから4年程経っています。でも,老ねた香りはあまりなく,いい感じに味がのっていて,今回の3本のなかで一番のお気に入りです。地酒マニアの間では,何かと「生」の酒がいい!という声を耳にしますが,派手さはなくとも,丁寧に醸された火入れで熟成のきいた酒は・・・ホント落ち着いた味わいがあっていいです。「千代」や「篠峯」というブランドで知られる千代酒造所有の田んぼでとれた山田錦で醸された正真正銘の「地酒」です。

●「百楽門 純米吟醸 生原酒」
この酒だけは,ごくたまに入るお店で購入。上記の「櫛羅」と同じ奈良県の酒です。新酒で無濾過生原酒という点では最初の「大治郎 純米吟醸 本生 うすにごり」と同じですが,酵母(大治郎は14号酵母。こちらは9号酵母)や米が違うので,味も異なってきます。「大治郎」と比べると,こちらは大人しいものの香りが立っていて,後ギレがクリアーな感じ。「大治郎」はうすにごりということもあって,ややトロッとした舌触りがありました。この酒は新酒にしては,アルコールっぽさが舌にささらず,飲みやすかったです。岡山の雄町米使用。精米歩合50%。

といった感じで,この三本は,自分のなかではいい感じです。お米から生まれるミラクルな味わいからは抜け出せそうもありません。といっても,いつもたしなみ程度の量しか飲んでませんけどね。
タバコは二年前に「絶煙宣言」しましたが,それ以来,酒もさっぱりした味わいのものを再認識する次第です。

只今のBGM ...... Last Tango In Paris : Marlena Shaw

2005/07/01

ゲーム脳。

nao8-1109162160-9という言葉が巷を賑わせてますが・・・詳しくは・・・

http://www.nhk-book.co.jp/seikatujin/02_07/intrview.html

を参照していただくとして,そこにある説明をひけば,「テレビゲームに没頭していると脳波の出方が変わってきて、やがて痴呆症状の脳波と同じようになってしまう」

ということです。

これ,何もファミコンに熱中する子どもだけではなく,たとえば,朝から晩までパソコンのモニターに向かっているプロググラマーもまた,脳波に異常(?)が見られるとのこと。いや,そういった技術職の例を出すまでもなく,私たち大人と呼ばれている人間達もまた,十分に「ゲーム脳化」してるのではないかと思う昨今。

たとえば,買い物に行けば,電子音で「いらっしゃいませ」。店員がいるのにですよ。両替しようとしてシワが多いお札を入れると・・・「取り扱いできません」などといって無碍に拒絶されるかと思えば,偽造通貨犯らに偽札や偽硬貨を性懲りもなく使用させてしまう鈍感さ。銀行に行けば,暇そうにしてる行員から「むこうのATMでご入金をお願いします」と言われたり。いや,もっと身近な例で言えば,たまには肉声を使って電話しようと思ってしたら・・・「えっ?どうしたの?メールでいいのに」と言われ,こちらもつい「この人はメール派」なんて思って(思われて)しまったり・・・。

まあ,そんな例より何より,こうしてネットをしていることって,けっこう,空いてる時間をもてあましたり,心の空虚感を埋めていることでもありますよね。イタイ。

それにしても・・・昨年,スペイン人の知人と会ったときに「日本は何でも機械ですませるから,人と話さなくてもいいんだね。何でも自動」みたいな発言をしたのが,妙に耳につきました。そうやって,面とむかっていない権力というか忠告に従ってしまっているというか・・・人間に何か言われるとムカッとしやすいって,これは大人も子どももかわらない現実じゃないでしょうか。イタイ。

何事も人間が他人に手を差し出すと「余計なお節介」となるのは時間の問題でしょうか?

只今のBGM ...... FUMIYA TANAKA : MIX-UP Vol.4

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